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ROSSさんの大阪ハクナマタタ



こうべ動物王国の屋外広場では、キバタンとオオバタンの飛行ショーを見ることができます。・・・キバタン

以前は屋内でやっていましたが、今は屋外なので迫力があります。

屋内ではどうしても背景に観客が写るのですが、屋外なら大丈夫。

飛行するキバタンに観客の姿を入れることなく、大きく写すことができました。

こちらは一回り大きいオオバタン。

オオバタンの飛行能力は低いようで、地面スレスレを飛行していました。

ここから飼育員の腕に向けて上昇します。

オオバタンは尾羽を下に向けブレーキ。

オオバタンの背後にも観客は写っていませんね。



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今朝、近所の公園に行ってみると葦原にセイタカシギ(全長37cm)が渡来してきていました。

ユーラシア大陸とオーストラリアに分布するセイタカシギと、南北アメリカ大陸に分布するクロエリセイタカシギはよく似ていますが、後ろ頸の黒色が頸の付け根で切れているのがセイタカシギです。

下の写真は、こうべ動物王国にいるクロエリセイタカシギ。頸の後ろの黒色が背中の黒い部分とつながっていて、さらに白くて太い眉斑があることで識別できます。

セイタカシギは、環境省レッドリスト2020年版で絶滅危惧Ⅱ類に指定されています。・・・セイタカシギには白い眉斑は無く、成鳥のオスは繁殖期に胸が淡いピンク色となります。

こうべ動物王国のクロエリセイタカシギ。背中の白い部分が目立ちます。

大阪市内に渡来したセイタカシギの背中は、三分の二が黒、後方の三分の一が白でしたが個体差かも知れません。

飛行するセイタカシギを真横から撮影すると、胸の淡いピンク色が何とか判りますね。

クロエリセイタカシギ(こうべ動物王国)の白い眉斑は正面からでも判ります。

手元の図鑑(日本の野鳥590・平凡社)には<セイタカシギの翼上面は、緑色光沢のある黒>とありましたが、何とか写ったようです。



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旅鳥のトウネン(全長15cm)が越冬地から繁殖地に渡る途中、大阪市内に渡来してきました。

頭から顔、胸までは赤褐色、胸からの体下面と翼下面が白。

シギ・チドリの中では小さく見えますが、スズメ(14cm)よりは少し大きいようです。

翼上面に白い翼帯があり、飛ぶと目立ちますが、かなりの高速で飛行するトウネンの翼帯を撮影するのは大変です。

真正面から見ると、長距離を移動する渡り鳥に共通する長い翼を持っていることが判ります。

飛行能力は高く、急な方向転換を易々と繰り返すので、それを追いかけるのは大変です。

葦原の手前を気持ちよさそうに飛行するトウネン

スピードを上げる際には、翼を縮めて飛ぶようですね。

何度も体を横に向け、急な方向転換を繰り返していました。



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この日の桟橋には右端からカルガモ(体長61cm)、カワウ(82cm)4羽、アオサギ(93cm)、クロツラヘラサギ(以下クロツラ。77cm)、カワウ、アオサギが止まっていました。

どうやら右側のアオサギは、クロツラが邪魔なのか、桟橋から追い出しました。

クロツラの飛び出しと一緒に左のアオサギも桟橋から離れそうです。

左のアオサギの翼と比べるとクロツラの翼は小さいですね。

クロツラの翼は、エンジェルの背中にある翼のよう。

体の大きなカワウも右のアオサギを警戒しています。

クロツラと左のアオサギが飛び出しましたが、カワウは飛びそうにありません。

体長は長いカワウですが足が短く、立った際の顔と眼の高さはアオサギよりも低いのです。

カワウは少し迷っていましたが、飛び出さないことに決めたようです。



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7羽のキアシシギと1羽のダイサギが止まる桟橋に向かってクロツラヘラサギ(以下クロツラ)が飛来してきました。

クロツラは桟橋に着地しそうなので、キアシシギが不安そうにしていますね。

クロツラの止まる場所を開けるため、気の弱いキアシシギが飛び出しました。

残ったキアシシギも順次飛び出しそう。

それでも残ろうとする気の強いキアシシギもいますね。

クロツラは桟橋の直ぐ上まで来ましたが、クロツラ左足の下にいるキアシシギは、片足で休んでいる姿勢を崩しません。

ほかのキアシシギは、桟橋から飛び出したり、クロツラの着地場所から離れようとしています。

それでも気の強いキアシシギは、まだ片足で立ったまま。クロツラの左足で踏まれそうです。

気の強いキアシシギもクロツラが着地する寸前には飛び出し、留まることはありませんでした。



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近所の公園の干潟に渡来してくるメダイチドリ(全長20cm)とキアシシギ(全長25cm)です。

メダイチドリの飛び出し

メダイチドリの着地

メダイチドリの集団飛行

やや大きくトリミングしてみました。

着陸しそうです。

干潟のある場所に方向転換

足をおろして着陸態勢に

着陸



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こうべ動物王国のバードショーに登場するワシノスリは、南米に分布するタカの仲間。従って、日本や北米(アメリカ)、英国の野鳥図鑑には記載されていません。

もともと日本にいない鳥なので公式な名前ではなさそうですが、英名で「Black-chested Buzzard-Eagle」と呼ぶこの鳥をワシノスリとして紹介しましょう。

ウイキペデイア(英語版)では<ワシノスリの全長は62~76cm、トビ(59~69cm)やミサゴ(全長54~64cm)オオタカ(50~58cm)よりも大きく、南米の山岳地帯または丘陵地帯に生息。生息地の標高は1,500 mから4,600 mの間が一般的で、低地に進出することは稀>

<ワシノスリの食物は主に中型の哺乳類で、ヨーロッパから持ち込まれたウサギは、重要な獲物となっていて農業被害をもたらすウサギの数を減らすことで農家に役立っている>

<ワシノスリはアンデス地方での食物連鎖の頂点近くにあり、自分自身またはその子が脅かされていると考えると、人間を激しく攻撃することもある>

<高い木や岩だらけの崖の上に巣を作り、巣は直径約85センチメートルの棒の塊で、既存の巣を再利用することもあるが、放棄された巣も見られる>

<ワシノスリは、数週間かけて交尾、通常2個、時には1〜3個の卵を産み、約1ヶ月間で孵化する>

<南米の広い範囲に分布するために、絶滅の懸念は少ない種と考えられているが、ブラジルのリオグランデ・ド・スル州やサンタ・カタリーナ州、アルゼンチンの一部などでは減少している>

<アルゼンチンでの減少は、ネズミ等を根絶しようとする農家によって配備されたストリキニーネ餌(殺鼠剤)による中毒に起因している>・・・何とか目にピントがきていますね。



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近所の公園にミサゴ(全長54~64cm)が飛来してきましたので、連続撮影してみました。

止まる場所に向けて足を持ち上げ

詰まる場所は杭の先端

足指はまだ杭に届いていません

足が杭先端に当たりましたが、指はまだ浮いていますね。

翼を広げ足指で杭の先端部を掴みました。

翼を折りかけています。

少し羽ばたいて杭の先端部に移動中

足指の先が杭の先端部をカバーし、着杭が終わり。



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近所の公園を飛行するツバメの写真と、バードリサーチの生態図鑑からツバメの記事を紹介しましょう。<・・・>が引用部

<ユーラシアと北米の亜寒帯から温帯の広い地域で繁殖する。繁殖地の北限は北緯60度あたりで,南限は北緯23度。越冬地はアフリカ,南アジア,東南アジア,南米の熱帯地方以南。日本国内では北海道でも繁殖するが密度は高くない>

<日本では,建築物以外への営巣例は報告されていない。営巣場所として好まれる建築物は,住宅や住宅に隣接する倉庫や車庫,牛舎などの畜舎,商店やガソリンスタンド,会社ビル,歩道橋など>

<日本で繁殖するツバメの越冬地として知られているのは,東アジア南部から東南アジアで,中国南東部,台湾,フィリピン中北部が多く,最も遠い記録はインドネシア中部.南下は関東で8月中旬から始まり,9月中旬にはほとんどのツバメがいなくなる>

<日本での巣立ち時期のピークは,関東南部の横浜市と平塚市では1回目が5月上旬~6月中旬,2回目が6月下旬~8月下旬>

<ヨーロッパのツバメでは尾羽の長いオスが,つがい相手としても,浮気相手としてもメスに好まれることが知られている>

<しかし,北米には,尾羽の長さではなく,オスの喉の赤さがメスの選り好みの対象になっている地域がある >

<このような選り好みの地域差がなぜ生じているのか,そしてそれが性的二型の進化にどう影響しているのか,とても興味深い>

<日本では,ヨーロッパほど尾羽長が重要でないことが明らかにされ始めている>



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佐賀市の東よか干潟では、多くのクロツラヘラサギを見ることができました。

先頭は冠羽が長く頸の付け根が黄色くなった繁殖期の成鳥、後方の2羽は風切の端部が黒い幼鳥。

成鳥2羽と幼鳥2羽。後方はシギチドリの群れ。

下の写真では左の2羽が成鳥。他は幼鳥と若鳥。

風切の一部だけ黒斑が残っていますが冠羽が伸びて頸の部分が黄色くなっているので若い成鳥。

風を利用してソフトランディングしようとしています。

ソフトランディング寸前

クチバシが黒くクチバシの上部に黒い横斑があります。

幼鳥の眼の光彩は黒く見えますが、成鳥の光彩は赤ですね。



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昨日に続いてクロツラヘラサギの登場です。冠羽が短く、喉から胸にかけて白っぽいので幼鳥でしょう。

飛び出しました。風切先端部の黒が目立つので幼鳥に間違いありません。

昨日紹介した成鳥より翼に黒い部分のある幼鳥のほうが美しいと思います。

風切羽軸部分の黒も明瞭ですね。

生後1年なら翼上面の初列大雨覆端部にも黒帯があるので恐らく2歳くらいでしょう。

いったん着地してから2度目の飛び出しです。

翼の端部が飛行機のウイングレットのように反り返っています。

着地した際に見えた翼下面の下大雨覆の端部は黒でした。

幼鳥ののっぺりした肉色クチバシも成鳥とともに黒くなって横斑模様がでるはずです。昨日の記事の最後の写真を参照してみてください。



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佐賀市の東よか干潟で見たクロツラヘラサギ(全長77cm)です。

手元の図鑑(日本の野鳥590・平凡社)によれば<成鳥の夏羽は後頭に黄金色の冠羽が現れる>・・・この個体の冠羽は薄黄色

<喉や胸も黄金色を帯びる>・・・黄金色というより薄黄色。これから色が濃くなるのでしょう。

<幼鳥や若鳥は風切の先端と外側初列風切は黒>・・・この個体は風切部が白なので成鳥でしょう。

冠羽が長いのも成鳥の証拠でしょう。

足元には多くのシギ・チドリが休息していました。

この日は風が強く、思い通りのポイントに着地し難いようです。

何度も羽ばたきながら着地点を探していました。

やっと降りた場所にはクロツラヘラサギとセグロカモメが休んでいました



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オオヨシキリ(全長18cm)が濁った声で「ギョギョシ ギョギョシ」と、うるさく鳴いていました。その赤い口の写真と共にバードリサーチの生態図鑑からオオヨシキリの記事を紹介しましょう。<・・・>が引用部

<オオヨシキリは夏鳥として,河口域,河川,湖沼のアシ原に生息する。越冬地(日本のオオヨシキリは主にフィリピン)でも同様にアシ原で過ごす>

<一夫多妻制。オスの20~30%が2~3羽のメスとつがう半面,なわばりを持っても1羽のメスともつがえないオスが15%前後いる>

<最初のメス(第一雌)がなわばり内に入るとオスはさえずりをやめ,メイトガードを行なう。第一雌が産卵を始めるころ(初卵日の前後3日間)に,メイトガードをやめて再度さえずり始め,第二雌を誘引する>

<4月中に渡来したオスは一夫多妻になる傾向が強く,5月中ごろ以降に渡来したオスはメスを1羽も得られないことが多い>

<オスは繁殖ステージが最も進んだ巣のヒナに対してのみ給餌を行ない,それ以外の巣ではメスのみが給餌を行なう>

<オスのヒナが多い巣では雄親の給餌頻度が高かった。給餌頻度を高くすると(メスを誘う)さえずりの頻度を減らさなければならない>それでも給餌するのは

<息子の場合、優秀であれば翌年の繁殖期に多くのメスとつがいになって多くの孫を残してくれることが期待できる。一方娘の場合はその質が息子の場合のように大きな差を生むことはない>

<そのため,オスのヒナが多い場合には,雄親は十分な餌を与えて「良い息子」に育てようとし,逆にメスのヒナが多い場合には,給餌には労力を割かず,さえずることでもう一羽のつがい相手を獲得することに労力を割く>と考えられる



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近所の公園の松の木にハヤブサの幼鳥が止まっていました。かなり遠い場所だったのでピントが甘い。

干潟に渡来してきているシギチドリはハヤブサの姿を見て雲散霧消。3時間くらいシギチドリを待っていましたが諦めて飛び出しました。

いつ飛び出すかわからないハヤブサをカメラのファインダーに入れたまま、待つのは大変でしたが待った甲斐がありました。

しかし、距離があるせいで飛行中のハヤブサのピントは甘い

ハヤブサの成鳥は喉から腹部に至る斑が横斑ですが、この個体は縦斑なので幼鳥でしょう。

ハヤブサの幼鳥には眼の下から頬にかけてヒゲ状の黒斑がありますが、成鳥となると頭部から背までの黒色と繋がります。

成鳥は眼の周りにあるアイリングが鮮やかな黄色となりますが、幼鳥は薄い黄色ですね。

飛びながら干潟の獲物(シギ・チドリ)を探しているようです。以前この干潟でシギに襲い掛かるハヤブサを紹介したことがあります。

いつも渡来してきているシギ・チドリがいなかったので、ハヤブサの幼鳥は遠くに飛び去ってゆきました。



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