今回はダイビングしたカワセミ(全長17cm)が枝に戻るシーンと、図鑑によるカワセミの仲間を紹介しましょう。
図鑑(日本の野鳥590・平凡社)によれば、日本で見ることができるカワセミの仲間はカワセミ、ヤマセミ、アカショウビンの3種。
また、数少ない旅鳥としてヤマショウビン、きわめてまれな迷鳥のナンヨウショウビン、アオショウビンを含めると計6種となります。
カワセミ科の野鳥を北アメリカの野鳥図鑑でみると3種だけでしたが、オーストラリアの野鳥図鑑には何と13種も記載されていました。
ワライカワセミ(laughing kookaburra・全長40~47cm)が有名ですが、それによく似たblue winnged kookaburra(青翼ワライカワセミ・全長40cm)もいるようです。
日本のヤマセミは全長38cmとカワセミよりも大きいですが、ワライカワセミや青翼ワライカワセミはそれよりもさらに大きいですね。
またオーストラリア北東部沿岸には日本のスズメ(14cm)よりも小さいlittle kingfisher(コカワセミと仮称しておきます・全長11.5~13cm)という小型カワセミが生息しているとか。
コカワセミはオーストラリアのクイーンズランド州北部とノーザンテリトリー沿岸、インドネシア、パプアニューギニア、ソロモン諸島の森林、沼地、マングローブ地帯に生息しているそうです。
最後に南アフリカの野鳥図鑑を見るとafrican pygmy kingfisher(全長12~13cm)という小型カワセミがアフリカ大陸南東部に生息しているようです。