昨日の記事で都市公園のコマドリ(全長14cm)を紹介しましたが、今回は大阪近郊の渓流まででかけ、そこのコマドリを撮影してきました。
深い山の渓流沿いだったため、暗くてシャッタースピードを上げれません。
用心深いコマドリは、明るい場所に出てくれないのでブレ写真の量産となってしまいました。
手元の図鑑(日本の野鳥590・平凡社)によれば<コマドリは夏鳥として九州以北から北海道に渡来。越冬地は中国南部>
<日本では山地の笹などの下草の生えた針葉樹林や針葉・広葉混合樹林に生息する>
<春秋の渡来時には都市公園など平地でも観察される>・・・春は遠距離飛行を続けた疲れを癒やすため、秋は遠距離飛行に備え栄養補給するためでしょう。
大阪市内の公園にも入るのですが、餌を与えない限り茂みの中に隠れ、その観察は容易ではありません。
ところが、この山地の渓流沿いでは茂みの中に留まることなくその姿を見せてくれます。
自然の中で餌を採っているコマドリの体色は、都市公園のコマドリよりも良好のように見えました。