野鳥・旅行・観光・テニスなど趣味の写真ブログ
ROSSさんの大阪ハクナマタタ



アオモンイトトンボは、群馬県で絶滅危惧Ⅰ類、栃木県で絶滅危惧Ⅱ類、鳥取県で準絶滅危惧指定と、その数を減らしているようです。

このイトトンボは大阪府下の公園でよく見かけるので望遠レンズを使って撮影してみました。・・・透明な翅を、ヘリコプターの回転翼のように動かして飛行します。

小さなイトトンボを望遠レンズのオートフォーカス機能を使って撮影するのは至難の業で、上の写真と下の写真の2枚はピントが合っていません。

草に止ってくれると、何とかピントを合わせることができます。

アオモンイトトンボの腹部は、上半分が黒、下半分は黄色というツートンカラー。尾の先端2節は青。

胸部の側面は緑地に黒いストライプ、背中は黒、足の外側は黒、内側の色は薄い緑色。

複眼は緑色で、その上の一部が黒。

背中に細かい毛がぎっしり生えていますね。

背中の毛は、頭部の上まで続いているようですが、使ったレンズが高価なマクロレンズでは無いので、これ以上のクローズアップは無理でした。



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キイトトンボの♂は、産卵にやってきた♀を見つけると、一気に♀の後頭部を尾部の先端で捕まえ連結(タンデム)し、交尾の準備に移ります。

トンボの♂は、精子をつくる場所と交尾をする器官がはなれていますので、自分で精子を尾部の精巣から腹部の副性器へ移す必要があります。

これを移精行動といいます。トンボによって、飛びながら行ったり、止まって行ったりするようです。

なおトンボの♀の生殖器は腹部先端にありますが、♂の生殖器は腹部の先にある精巣と腹の付け根にある副性器の二つに分かれ、♂は交尾前に移精してからメスと連結するとか。

連結(タンデム)状態となった部分の拡大。♂の尾部先端部が♀の後頭部に入っていますね。

オスに連結されたメスは、草の茎などに止まった際、腹部を輪のように曲げて生殖器をオスの副性器に結合させて交尾が完了します。

その際、雌雄の結合した姿が歪んだ輪となるのがトンボにしか見られない特徴です。

イトトンボなどの均翅亜目は、腹部が細くてよく曲がるため、連結部分がハート型となる場合が良く見られます。

♀の腹部が下にもっと大きく下がれば、ちゃんとしたハート型になったのですが。



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トンボのなかま(トンボ目)は、世界に5,500種類くらい、そのトンボは大きく 均翅亜目、不均翅亜目、ムカシトンボ亜目の三つのグループに分けられています。・・・ベニイトトンボ

均翅亜目は、小型のイトトンボの仲間で、4枚の翅の形がほぼ同じで細い腹部、翅をたたんで止まる種類が多く、4枚の翅が重なります。・・・均翅亜目のベニイトトンボ

不均翅亜目はトンボ、ヤンマと呼ばれるなかまで、前後の翅の形が異なり、後翅付け根が角ばっている翅を広げて止まることが多いようです。・・・これもベニイトトンボ

ベニイトトンボは環境省の準絶滅危惧指定。全国で生息数を減らしていて兵庫、滋賀、静岡、神奈川、千葉、茨城、埼玉、群馬、栃木で絶滅危惧Ⅰ類、鹿児島、島根、山口、高知、岐阜、愛知、東京で絶滅危惧Ⅱ類、大阪、熊本、長崎、愛媛、京都、奈良、和歌山で準絶滅危惧指定です。

トンボは成熟すると、水辺にたくさん集まってきますが、多くがオスでメスは、産卵の時だけ水辺にやってくるものが多いようです。・・・足が白いモノサシトンボ

こちらはアオモンイトトンボ。よく似ていますが足が白くないのと、腹の節の部分に色がありません。

アオモンイトトンボは、群馬で絶滅危惧Ⅰ類、栃木で絶滅危惧Ⅱ類、鳥取で準絶滅危惧指定。モノサシトンボは、千葉で絶滅危惧Ⅱ類、神奈川、高知で準絶滅危惧指定、東京では情報不足・・・モノサシトンボの複眼をクローズアップ

日本のイトトンボは南にいくほど種類が多くなりますが、本州の山地や北海道に分布するエゾイトトンボなど北方系の種類もいるようです。・・・キイトトンボの♀

イトトンボの多くは幼虫で越冬しますが、成虫のまま越冬するオツネントンボ、ホソミオツネントンボ、ホソミイトトンボの3種が知られています。・・・キイトトンボの♂



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今年生まれたコアジサシの幼鳥が海岸を飛行する姿を紹介しましょう。・・・飛べるまでに成長したコアジサシ幼鳥

翼を広げ

一気にジャンプ

大きく羽ばたき

高さ50cmくらいまで上昇

さらに加速

高さ数メートルまで上昇して水平飛行に

親が懸命に餌を運ぶせいか、コアジサシの雛は、ふ化後3週間くらいで空を飛べるようになるそうです。

これからしばらく訓練飛行を続け、秋には越冬地のニューギニアやオーストラリアまで渡って行くというので驚きます。



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大阪市内にある公園の水辺にひっそりと生息している爪楊枝くらいの黄色い小さな生き物は、キイトトンボ♂です。

キイトトンボは大阪、福岡、熊本、埼玉、茨城で準絶滅危惧種、神奈川県では絶滅危惧Ⅰ類、青森と千葉で絶滅危惧Ⅱ類、大阪、熊本、長崎、福岡、埼玉、茨城で準絶滅危惧指定を受けています。・・・キイトトンボの♀は、♂と体色がかなり違います。

キイトトンボ♂の後尾、上面部分に目立つ黒い斑がありますね。

キイトトンボ♀の体、背中、複眼は緑色、水辺の草むらの中にいるとほとんど目立ちません。

一方、♂の黄色は意外と目立ち、草むらの中でも容易に見つけることができます。

♂の胸と頭部を拡大してみました。腹部の副性器が見えていますが、ここで♀と交尾します。

交尾の際、♂は尾の先端(付属器)を♀の背中にある隙間に入れて連結することが知られています。・・・♀の背中と頸との間には隙間がありますね。

こちらは♂ですが、♀と同じように背中の上部に隙間がありました。



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毎年、夏になると最大直径30cmという大輪の花を見せてくれるのがアメリカフヨウです。フヨウの花の最大直径15cmと比べるとその大きさが判ると思います。

宿根草のアメリカフヨウは、クサフヨウとも呼ばれ、薄いピンク、濃いピンク、白などの花が特徴で、ハイビスカスの花にも似ています。

アメリカフヨウは北アメリカ原産、大輪の花は咲いたその日にしぼんでしまう1日花で、夏の間は次々につぼみができて開花する性質があります。

日本などを原産地としているフヨウも同じ時期に咲きますが、アオイ科の樹木なのでクサフヨウと識別する意味でモクフヨウという別名があります。

アメリカフヨウ、フヨウと似た花を咲かせるのが中国原産のムクゲです。

フヨウ(芙蓉)とムクゲ(木槿)は同じはアオイ科フヨウ属の樹木で、花の咲く時期や姿形も何となく似通っているので間違うことがよくあります。

フヨウはよく枝分かれして、上だけでなく横にも枝がよく張り、こんもりと茂るのに対してムクゲはすらっと直立した樹形になるので識別できます。

また葉や花もフヨウの方がムクゲよりも明らかに大きいので、案外ちゃんと見れば見分けが付くそうです。

それにしてもアメリカフヨウの花の大きさには驚かされます。



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「空飛ぶ宝石」とも呼ばれる「トンボ」ですが、トンボ以外にも美しい昆虫や、鳥類に適用されているようなので、アオモンイトトンボなどの写真と一緒に紹介しましょう。

まずトンボですが、高知県四万十市の「トンボ王国」のHPに<空飛ぶ宝石トンボさがしマップ〜宝石のように美しい彩り豊かなトンボたち>という文章が記載されています。トンボをクローズアップして見ると確かに宝石のように綺麗ですね。

次に「空を飛ぶ宝石」と呼ばれるのは野鳥の「カワセミ」です。コバルト色の背とオレンジ色の腹。カワセミは、その羽毛の鮮やかさから「渓流の宝石」とも言われています。

また、古くから森の宝石と呼ばれ、装飾品としても用いられてきたのは「モルフォ蝶」です。19世紀初頭イギリスのヴィクトリア女王はモルフォ蝶の羽を使用したジュエリーを数多く作らせていたとか。

野鳥の仲間では「ハチドリ」もそう呼ばれています。そのホバリング姿態と、鮮明なメタル系の羽毛の色彩から「空飛ぶ宝石」の別称は広く知られています。

沖縄の世界遺産「今帰仁城跡」のHPでは、カメムシの仲間で体がメタリックグリーン、脚は赤とメタリックブルーの「ナナホシキンカメムシ」を「空飛ぶ宝石」と呼んでいます。

蜂の仲間の青蜂(せいぼう)も「空飛ぶ宝石」と呼ばれています。青蜂は、ほかの蜂に寄生して生きる「寄生蜂」で、これまでに世界で3000種以上が確認されているそうです。・・・シオカラトンボ

飛ぶ宝石の仲間は、体表面にある微細構造に太陽光線が反射することで光が干渉して美しい金属色に見える現象で、コンパクトディスクやシャボン玉の色がそれです。・・・ショウジョウトンボ

帝人などは、自然界にあるこの現象を応用した色褪せしない繊維「モルフォテックス」を開発、商品化していますが、自然界の現象を応用した技術開発は、まだ緒についたばかりでしょう。これから何が飛び出すか楽しみですね。・・・ところでトンボは宝石のように見えましたでしょうか?



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一昨日に続いてデービット・アトキンソン氏(京都の小西美術工藝社社長)の提言「日本人の勝算」の一部をコアジサシの写真と一緒に紹介しましょう。<・・・>が著書からの引用部分

<日本の生産性は世界第28位と低く、そのためにGDPが異常に少ないので、借金が必要以上に多くみえています。これからの企業が今まで通りに人手依存型の構造を継続すると、日本人労働者の減少によって人手不足になる悪循環がおきるでしょう>

<対策として生産性向上を図ればいいのに、現状(古いビジネスモデル)を維持したまま、足りなくなった日本人を外国人労働者で代替えしようとするのが、今の多くの経営者です>

<生産性向上を実行して、最低賃金を引き上げてゆく政策を実施しているのであれば、移民政策も実施する価値はあるかも知れません。しかし、安易に安い賃金で働く外国人労働者を増やす政策は、生産性向上を邪魔する政策になりかねません>

<日本人の所得水準は低いので、さらに賃金が安い労働者を増やせば、価格競争を今以上に激化させて、日本人労働者を苦しめる政策となります。その結果、社会保障のコストは負担できず国が破綻します>

<イギリスでは、1997年に最低賃金引上げを目玉政策としたブレア政権が誕生、当時の最低賃金で労働者を雇っていたイギリス企業は(利益の減少に対して)生産性向上を図って賃金引き上げに対応したことが確認されています>

<また最低賃金上昇による失業率への影響は確認できず、企業の廃業が増えるなどの悪い影響も出ていません。イギリスでは賃上げで失業者が増えるという古い学説は否定されたのです>

<最低賃金引上げは、製造業にはほとんど影響を及ぼしませんでしたが、サービス業の場合は(賃金以外のコストダウン対策で)生産性が1998年から2000年の間に11%も改善しています>

ネットで「世界の最低時給の実態」というサイトを見ると、日本は世界15位、GDPで日本よりも格下となっているイギリスが9位、フランス4位、そろそろ日本も最低賃金引上げの議論をする時期に来ているようです。



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大阪市内の公園などでよく見かける黄色いチョウは、ツマグロヒョウモン♂です。

モンシロチョウなどと比べると大きいので体全体にピントが合いません。・・・翅先端部にピント

こちらは♀。右翅の裏側にピントが来ています。

本当は眼にピントを合わせたかったのですが、失敗

こちらは♂の翅の裏側

上が♂、下が♀。豹のような黒い紋が面白い

下の♀の翅の裏側には薄い朱色、グレー、白、濃い黄色と薄い黄色があります。

♂が♀にそっと近づこうとしています。

ここまで接近できましたが、♀にその気が無かったのか、このあとすぐに飛び立ってしまいました。



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人口減少と高齢化に直面する日本へのデービット・アトキンソン氏(京都の小西美術工藝社社長)の提言「日本人の勝算」の一部をコアジサシの写真と一緒に紹介しましょう。<・・・>が著書からの引用部分

<今までの日本経済は、優秀な国民に払うべき給料を払わないことで、企業に余裕をもたらしてきました。日本で生産性の低い企業が存続できる最大の理由は、恐ろしいほど低い所得水準です>

<今の日本経済は、国民の能力にふさわしい給与を払う構造になっていません。人材の評価順位は世界第4位なのに、生産性は第28位ですから、日本の労働者は世界一搾取されている状況にあります>

<当然ながら少ない給与で優秀な従業員を働かせることの恩恵を受けてきた経営者は、最低賃金の引き上げには、猛反対するはずです>

<日本で最低賃金を引き上げるべきという議論をすると、失業者が大量に増えるという反論が起こります。この理屈は新古典派経済学の説に由来しています>

<イギリスでは2018年に25歳以上の労働者の最低賃金が7.83ポンド(1ポンド135円なら1057円)に引き上げられ、1999年の3.6ポンド(486円)の2.2倍になりました>

<それにもかかわらず、20186月の失業率は4.0%で、1975年以降の最低水準です。この水準は1971年から2018年までの平均失業率7.04%を大きく下回っています>

また<イギリスでは最低賃金上昇による失業率への影響は確認できず、企業の廃業が増えるなどの悪い影響も出ていません。最低賃金で労働者を雇っていた企業の多くは、生産性向上を図って対応したことが確認されています>

<国の借金は、対GDP比が高い場合に問題視されます。高くなりすぎた借金の対GDP比を下げるには、分子の借金を減らすことが考えられますが、分母のGDPを増やすのも方法の一つです>アトキンソン氏は、賃金を上げてGDPを増やそうと提案しています。



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後翅が虹色に見えるチョウトンボです。

翅を写す角度によって虹色が薄くなって群青色に見えたりするのは構造色だからでしょう。

構造色とは、色素の色ではなく翅表面の微細構造に太陽光線が干渉することで見える色のことです。

翅を浅い角度から見ると、薄い青色にしか見えません。

ところが後翅を上から見ると全体が濃い群青色となり、後方が虹色に見えています。

こちらは角度が浅いので薄い青色と淡い虹色です。

翅を下から見ると、濃い黒茶色に見えますね。

直射日光を受けているチョウトンボの翅を、後方斜め上部から見ると、光を強く反射して強烈なメタリックブルーに見えます。

 

日が陰ると、メタリックな反射が無くなり、しっとりとした青地と薄い虹色が見えます。光線の角度によって変化するチョウトンボの翅の色には興味が尽きません。



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ツマベニチョウの♀は、前翅周囲に濃い灰色の縁取りがあり、先端部の三角部分が薄黄色という、♂とはやや違う姿をしています。

ツマベニチョウの♂に続き、♀が空中で停止しているかのような写真を撮影してみました。

シャッタースピード1/4000秒、ISO1600という厳しい条件でしたが、何とか撮影できたようです。

問題はピントが合うかどうかでしたが、触覚と口吻もちゃんと写りました。

翅の模様は良く判りますが、飛行中であることが判りません。

何とか横から写すことができました。これなら飛行中に空中停止しているように見えています。

ホバリングしながら複眼でしっかりと見て、蜜を吸う花を決めているようです。

口吻から吸収された蜜は、食道から胃へと流れ込み、その後中腸、後腸、直腸へと移動し、最後に尿として排出されます。

ツマベニチョウ♀の空中停止写真でした。



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咲くやこの花館では7月21日まで「花蓮と睡蓮・水生植物展2019~水辺を彩る妖精たち」展を開催しています。

<約250(品)種の花蓮・睡蓮・水生植物を間近でお楽しみいただけます>とあったので行ってきました。

屋外ロータリーとある、咲くやこの花館の外に展示されていましたが、会場は狭くネットフェンスが邪魔になって良いアングルからの撮影が難しい状況でした。

そこで、咲くやこの花館の前広場に続く池で咲いているスイレンを主に撮影してみました。

ここは広いので、自由な角度からの撮影が楽しめました。・・・こちらは屋外ロータリーのスイレン

今年は長居植物園のハスの花がうまく咲かなかったようです屋外ロータリーのハス

公式HPには<今年は「ハス」の生育状況が悪く、今後、ハスの開花が見込めません。原因については調査中ですが、現在のところ不明です。ご理解のうえご入園くださいますようお願い申し上げます>とありました。・・・サボテンの花

例年7月は、長居植物園のハスを楽しみにしているのですが、・・・ヒマラヤの青いケシの仲間

長居植物園は<原因を調査中で、現在のところ不明>とのことですが、何とか究明して来年見事なハスの花を咲かせて欲しいと思います。・・・イングリッシュガーデンの花



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 デジタル毎日に2025年大阪・関西万博の会場となる夢洲で、公益社団法人「大阪自然環境保全協会」が今月中旬から、動植物の生育・生息状況を調査する>という記事が出ていましたが、夢洲ではシロチドリも繁殖している可能性があります。

シロチドリは、環境省レッドリスト絶滅危惧Ⅱ類(VU)指定の絶滅に近づきつつある野鳥です。

大阪府レッドリストにも絶滅危惧Ⅱ類(VU)指定とありました。・・・頸を傾けて上空を警戒中

このシロチドリの繁殖地は、コアジサシの繁殖地と重なることが多いようです。・・・シロチドリのひな鳥

シロチドリなどチドリの仲間のひな鳥は、孵化したあと親鳥の保護を受けますが、餌は自分で探して食べるようです。

従って、コアジサシのように親鳥がひな鳥に餌(小魚)を渡すようなほほえましい光景を見ることはありません。

その厳しさのせいか、日本に渡来する数は近年著しく減少しているようです。

環境省による2018年春の調査では、全国でのシロチドリの個体数は僅か528羽と報告されています。

左はコアジサシの幼鳥、右がシロチドリ



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先日から蝶の飛行写真を紹介していますが、トンボの飛行写真の紹介が未だでした。そこで最近撮影したトンボの飛行写真を紹介しましょう。

止っているチョウトンボの撮影は比較的簡単ですが、空中を飛ぶ姿をピントをしっかり合わせて撮るのは大変です。

タイワンウチワヤンマの飛行写真

トンボには2つの大きな複眼と3つの単眼があります。・・・シャッタースピード1/1600秒でも翅がブレています。

ウイキペディアによれば<昆虫類の単眼は光感知のみに使われ、複眼よりも視覚情報が瞬時に脳にまで伝達する特徴がある>そうです。

もう少しシャッタースピードを上げておけば、翅のブレが止ったと思います。1/4000秒くらいなら問題ないかも・・・。

こちらは、飛行中のチョウトンボを背後から写してみました。

チョウトンボの後翅の色は構造色でしょう、虹色に光って見えていますね。

複眼でしっかりと見ているようで、目の前にある草の先端に止るようです。



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