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ROSSさんの大阪ハクナマタタ



鶴見緑地のカワヅザクラを見た後で、「咲くやこの花館」に立ち寄って世界の珍しい花を観賞してきました。



熱帯雨林室にある黄色いツバキ「キンカチャ」(金花茶、中国広西省で1965年に発見された)、この花は露地でも栽培できるようで、奈良の万葉植物園でも見ることができます。



次の熱帯花木室にあるインドの3大聖樹のひとつ「ムユウジュ」の花、インドでは聖木として寺院に植え、花を儀式に用いるようです。



赤いパウダーパフのような「カリアンドラ」、中央・南アメリカ原産で、日本のネムノキも良く似た花をつけることで知られています。



その次の多肉植物室では、白いパウダーパフのようなバオバブの花を見ることができました。



バオバブの横にあった、砂漠のバラとも呼ばれる「アデニウム・オベスム」の花



最後に入った高山植物室では、日本、中国、台湾に原生するラン科の高山植物「タイワンクマガイソウ」が満開となっていました。



またヨーロッパに少ない青い花を追い求めたプラントハンターが、かつて必死で探していたヒマラヤ原産のケシ「メコノプシス・グランディス」がひっそりと開花していました。



温室の外には、オーストラリア原産の「ギンヨウアカシア」がボリュームのある黄色い花を開花させていました。



最後に、温室の中心にあるフラワーホールで開催されていた春蘭展(3月2日~7日まで)も見てきました。



65歳以上の大阪市民は、こうした世界の植物を集めた「咲くやこの花館」に無料入場できるので、元気なうちにその特典を大いに活用してもらいたいものです。

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