野鳥・旅行・観光・テニスなど趣味の写真ブログ
ROSSさんの大阪ハクナマタタ



いつも野鳥撮影しているMFの干潟にメダイチドリ(全長20cm)の群れが渡来

方向展開する際に見せてくれる胸の赤茶色と腹部の白

体の上面は地味な灰褐色

正面から見ると翼が長い(長距離を渡る野鳥特有のアスペク比が高い)全部で41羽くらい

この集団に他のシギチドリ(トウネンやハマシギ)は混じっていません

最も接近したメダイチドリ

胸部の褐色味が濃いのがオス、薄いのはメスでしょう

日本の伝統的デザイン、千鳥格子の元となったのはこの飛行姿かも

この日は尾羽を広げていませんでしたが、次回は尾羽を広げた姿を撮りたいと思います



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いつも野鳥撮影しているMFに渡来してきたコルリ(全長14cm)です。オオルリ(全長16cm)と違って藪の中にいて、なかなか姿を見せません

幸福の青い鳥を探しに行くメーテルリンクの童話は、「青い鳥」がヨーロッパに存在しないから成り立つと書きましたが、当然コルリもいません・・・やっと藪から出てきました

図鑑(日本の野鳥590・平凡社)の分布図を見ると、越冬地は東南アジアと中国福建省、繁殖地は本州中部以北から樺太、沿海州辺り

東南アジアの野鳥図鑑でコルリ(英名siberian blue robin)を検索すると<全長13.5~14.5cm、北ミャンマー、カンボジアを除く東南アジアに冬鳥として渡来>

<標高1830mまで(主に900m以下)のマングローブ林や公園の地面やその近くに生息>

その他に<スマトラ島全域とボルネオ島北部にも分布、フィリッピンでは稀>

中国の図鑑では<標高1800mまでの森林に(越冬期に)季節限定で生息しています>

さらに<密林の中で地面またはその近くに留まります>とあるので、MFと同じような状況で見ることができるのでしょう

折角なので青い鳥コルリを拡大。コルリの体の青はオオルリより鮮やかと思いませんか?



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いつも野鳥撮影しているMFに渡来してきたオオルリ(全長16cm)の飛行写真です。この機会に世界のオオルリ(英名flycatcher)の仲間となる青い鳥を探してみました。

まずヨーロッパの野鳥図鑑にあるflycatcherの仲間は、オジロビタキのような上面が灰褐色か、濃い灰色の鳥ばかり。

ヨーロッパの野鳥図鑑で青い色の野鳥はカワセミくらいですが、カワセミは腹部の赤褐色が目立つので青い鳥とは言いにくい。

幸福の青い鳥を探しに行くというメーテルリンクの童話は、「青い鳥」がヨーロッパに存在しないから成り立つのでしょう

一方日本の野鳥図鑑にはオオルリ、コルリ、ルリビタキと青い鳥が3種記載され、日本に青い鳥は実在します

ちなみに東南アジアの野鳥図鑑で青い鳥と呼べるflycatcherは20種以上、熱帯、亜熱帯地域ではごく普通の野鳥です

北アメリカの野鳥図鑑で青い鳥と呼べるflycatcherの仲間を探してみましたが記載はありませんでした

しかしホオジロやツグミの仲間に体色が青い鳥が数種類いるので(青い鳥は存在しないという)メーテルリンクの童話は北米では成立しないかも

オーストラリアの野鳥図鑑ではムシクイの仲間とされる青い鳥が記載されていましたので、やはりメーテルリンクの童話は成立しないようです



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いつも野鳥撮影しているMFの水たまりに小さな野鳥が藪から歩いて出てきました。

一番小さい浅い水たまりに入って水浴びを開始

拡大してみるとヤブサメ。図鑑(日本の野鳥590・平凡社)によるとヤブサメの全長は11cm

上記の図鑑によれば日本で一番小さな野鳥はキクイタダキ(10cm)次がミソサザイ(11cm)とヤブサメ・・・すぐ近くの草地に別個体が登場

図鑑の分布図を見るとタイ、インドシナ半島北部、台湾、中国南部で越冬、日本、朝鮮半島、沿海州で繁殖

ヤブサメの英名はasian stubtail(直訳:アジアの短い切れ端のような尾)。東南アジアの野鳥図鑑でasian stubtailを見ると全長は9.5-10cm・・・9.5cmなら日本最小ですが

中国の野鳥図鑑でもasian stubtailの全長は10cm。越冬地では全長が小さくなるのか?・・・下尾筒より少しだけ長い尾羽

越冬地となる東南アジアでの生息地は標高2285mまでの広葉樹林の下草(東南アジアの野鳥図鑑)

中国の野鳥図鑑でもヤブサメは標高2100m以下の低木林の地面に近い場所、どちらも容易に見つけられないのではないでしょうか



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いつも野鳥撮影しているMFに渡来してきたキビタキ(全長14cm)です。オオルリに続いて飛び出して飛行する姿を追いかけてみました

オオルリ(全長16cm)より小さいキビタキは人に対する警戒心が強く、背景のスッキリした場所を飛んでくれません

また、人から距離を取る方向に逃げるので、後ろ向きの飛行姿ばかりとなります

キビタキの英名はnarcissus flycatcher(直訳:黄色水仙の色をした虫を食べる鳥)こちらは横向きの飛び出し

枝かぶりの横飛び出し

翼のストロークダウン。初列風切は濃茶色

散り始めた桜を背景に初列次列風切を扇形に広げて飛び出すキビタキ

珍しく手前に向かって飛び出しました

カメラの方向に向かって飛び出すキビタキですが、残念ながらピントが甘かったようです



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いつも野鳥撮影しているMFに渡来してきたホウロクシギ(全長63cm・環境省レッドリスト絶滅危惧Ⅱ類指定)が干潟から飛び出す姿を追いかけてみました

世界最大のシギ(オーストラリアの野鳥図鑑)ホロクシギは助走することなく飛び立ちます。1回目のストロークアップ

続くストロークダウン(1回目)で足が水面から離れています

ホウロクシギの英名はfar eastern curlew(直訳:極東の大型シギ)2回目のストロークアップ

2回目のストロークダウン

3回目のストロークアップの途中

3回目のストロークアップ完了

3回目のストロークダウン

4回目のストロークアップの途中



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今年は桜の開花が遅かったので桜の花を背景としたオオルリ(全長16cm)の飛行姿が撮影できました

翼を1回ストロークダウンすると足が枝から離れます

2回目のストロークアップでさらに上昇、足指はまだ下を向いたまま

オオルリの英名はblue-and-white flycatcher(直訳:青と白の虫を食べる鳥)2回目のストロークダウンで前進

3回目のストロークアップで足指が内側に畳まれ

3回目のストロークダウン、体がほぼ水平になっています

4回目のストロークアップで足指の上(跗蹠)が見えなくなり

4回目のストロークダウン、初列風切は外弁が紺色、それ以外は淡黒色

素早く飛行を続けるオオルリがフレームに入ったのはここまででした。



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MFのミサゴ(オス54cm・メス64cm)が獲物を食べていると、魚を狙ったアオサギ(全長93cm)が出現。

食べかけた魚を持って慌てて飛び出すミサゴ

ミサゴは落とさないよう一旦両脚でしっかりと魚を持ちますが

相手を威嚇するためか片方の脚を魚から離します

武器となる鋭い爪のある片脚をスタンバイ状態にしているのかも

それを見た体の大きなアオサギは、ミサゴへの接近戦を躊躇しているよう

アオサギが空中でホバリングしている間、ミサゴが距離を取り

ミサゴは高度を上げて飛行し続けますが、アオサギが後から追跡

しかし飛行スピードはミサゴの方が速く、両者は次第に離れてゆくのでした



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いつも野鳥撮影しているMF(マイフィールド)に渡来したハシビロガモ(全長50cm)です。

オス成鳥の頭部は、光沢のある深い緑色と濃い青紫色をしています。

翼にる中小雨覆の青灰色が他のカモに無い色なので目立ちます

止まっている時に雨覆は見えませんが、羽ばたくと特有の青灰色が見えてきます

手前にいるハシビロガモを見ると肩羽は、緑色光沢のある黒で大雨覆が白。

胸から脇羽にかけては白、腹部から脇の下までは濃い赤茶色

大雨覆の白色帯と翼鏡の紫色が見えはじめ

紫と緑色の混じった翼鏡が少し見えていますね

ハシビロガモが羽ばたく際に近くから見ると、色彩が豊かなカモということが良く判ります。



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いつも野鳥撮影しているMFに渡来するオオルリ(全長16cm)の飛行写真の続きです

オオルリは、いつも枝と葉の間を縫って飛び回ります

従ってその飛行を撮影すると、背景がすっきりとしません

珍しくカメラの方に向かって飛び出すオオルリ

オオルリは、遠くからでも良く目立つので発見は比較的容易です

しかし、翼をダウンストロークするとほぼ黒、黒い野鳥が飛ぶのを良く見るとオオルリだったり

飛行するオオルリを下から見ると、白い腹と白い下尾筒が目立つ

止まったオオルリはピントが合いやすいのですが、飛行するオオルリにはピントが来ない

ということで(ピントの甘い)オオルリの今季第二回目の飛行写真でした



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ダイビングして獲物を捕獲したカワセミが水面スレスレを飛行するシーンを撮影できました。

頭部と雨覆に淡青色の斑点が見える翼を畳んでの飛行

アップダウンストロークでは無く、翼を水平から後方へ畳む飛行

メタリックブルーの塊が水面上を高速移動中

翼を広げると、背から上尾筒までの明るい青、初列風切の羽軸、次列風切の外弁、尾羽の紺色が良く判る

露出不足でしたが、右の枝に止まりそう

頭部と翼雨覆の淡青色斑点、背から上尾筒の明るい青色、翼の青と黒が

少し露出不足だったので、背から上尾筒の明るい青色が浮き上がり

枝に戻ったカワセミ。ここで獲物をすぐに呑み込みました。



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いつも野鳥撮影しているMFに渡来してきたクイナ(全長29cm)です。

左で採餌しているのはMFに元からいたコガモ(全長38cm)、クイナはアシの中(右)にいます

渡来したばかりのクイナに縄張りを冒されたと思ったのか、コガモが突然クイナに突っかかりました

アシの中なので攻防は判りにくいですが、吃驚したクイナが翼を持ちあげて避難を開始

体の大きなコガモの襲撃と、悲鳴を上げて耐えるクイナ

クイナは素早く距離を取り、コガモに対抗する姿勢

コガモの方を向いたクイナは翼を膨らませて体が大きくなり、大きくなったクイナに驚くコガモ

今度はクイナがクチバシを突き出してコガモを威嚇、コガモは腰が引けてタジタジに

鋭いクイナのクチバシに対抗できないと悟ったのか、平たく丸いクチバシのコガモが引き返して、クイナの勝ち。



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いつも野鳥撮影しているMFにオオルリ(全長16cm)が渡来してきました。

飛行姿を撮ろうとカメラを構えると、だいたい後方に飛び出しますが

枝被りの暗い場所のオオルリは、横方向に飛行開始

手前の枝が邪魔ですがストロークアップするオオルリを追いかけます

少し開けた場所にきて翼をストロークダウン。暗いのでオオルリの色が出ていません

右の翼の初列、次列風切が何とか判るショット

10枚ある左の初列風切も写っています

枝の邪魔は少なくなりましたが、逆光なので色つぶれ

少し明るい場所に出てきて、背中の瑠璃色が少し見えてきましたが、ここでフレームアウト。



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いつも野鳥撮影しているMF(マイフィールド)で越冬したコアオアシシギ(全長24cm)です。

いつもカメラから遠い場所にいて、たまに飛行姿も見ることがあります

多くのカモがMFの池に渡来した日、いつも遠いコアオアシシギがカモの近くまで来ていました。

大型のカモが周囲にいる場所は安心できるのでしょう。

以前は白っぽかった胸から腹部にかけて、目立つ黒斑が出てきました

また薄褐色の雨覆の中央部に、冬季には無かった黒斑がでてきました

近くまでやってきたので、手前のアシが邪魔ですが、シャッタ-を押しておきます

大きくトリミングすると、雨覆いの黒斑が目立ちます

コアオアシシギの繁殖地はユーラシア大陸中部(日本の野鳥590・平凡社)とされてますが、MFにはいつまでいるのでしょうか。



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そろそろオオルリ(全長16cm)が渡ってくる時期です。今朝MFに行ってオオルリを探しましたが、いたのはメジロ(全長12cm)だけ

今年はソメイヨシノ(以下桜とします)の開花が遅れ、ちょうど満開でした。そこで急遽「桜とメジロ」というテーマで撮影を継続

メジロは激しく動き回りまわりながら桜の花の蜜を吸っていました

それを追いかけながらシャッターを切るのは大変です

花から花へ飛び回るメジロを空中で止めてみたかったので、ひたすら追い続けます

失敗を繰り返すうちに空中停止したメジロの撮影に成功することも

桜の花に囲まれたメジロ

桜の花を背景としたメジロが飛び出しそう

飛び出したメジロが少し手前に来て、ピントがやや甘くなっていますが仕方ありません。



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