野鳥・旅行・観光・テニスなど趣味の写真ブログ
ROSSさんの大阪ハクナマタタ



いつも野鳥撮影している場所(マイフィールド・略してMF)に冬鳥のジョウビタキ・オス(全長14cm)が渡来。

ジョウビタキ(英名daurian redstart)直訳するとロシア極東地域で繁殖する赤味のあるジョウビタキとなります。

図鑑(日本の野鳥590・平凡社)の分布図ではロシア極東部、カラフト、千島、中国北部などで繁殖、日本、台湾、中国南部で越冬。

ヨーロッパにはよく似たシロビタイジョウビタキ(英名common redstart)とクロジョウビタキ(英名black redstart)が分布するようです。

中国の野鳥図鑑(john mackinnon guide to the birds of china)にはジョウビタキの仲間(redstart)がなんと12種類も記載されていました。

東南アジアの図鑑(collins field guide birds the philippines sumatra java bali borneo sulawesi sundas moluccas)にはジョウビタキがフィリピンで迷鳥と記載。

北アメリカ野鳥図鑑(national geographic field guide to the birds of north america)で探してみましたがジョウビタキの記載はありません。

オーストラリアの野鳥図鑑にも記載がありませんでした。

南北アメリカ大陸とオーストラリアには分布していないので、そちらに居住するバーダーがこれを見ると興奮するでしょうね。



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いつも野鳥撮影している場所(マイフィールド・略してMF)にハマシギが毎日のように渡来してきます。

MFの海水池上を猛スピードで集団飛行するハマシギを追いかけて見ました。白い翼下面と腹部は露出オーバー。

そこで撮影途中から露出をアンダーに。

これなら腹部の薄い黒斑も良く判ります。

飛行するハマシギは、背面よりも翼下面の方が魅力的です。

飛行途中に右へ方向転換。翼上面には白い翼帯があります。

岸に向かってきました。

こちらに向かって猛スピードで飛行してくるハマシギにオートフォーカスが追い付きません。

もうじき着地しそうなハマシギ達。これから春まで日本各地に滞在するようです。



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いつも野鳥撮影している場所(マイフィールド・略してMF)に冬鳥のチュウヒ(全長オス48~メス58cm)が渡来してきました。

チュウヒの獲物は、MFに来ているカイツブリ、オオバンなど

チュウヒが登場するとMFの池にいるカイツブリ、オオバン、カモの仲間が一斉に飛び立って避難を始めます。

その中で油断している鳥がいないかどうかを探しているよう。

去年(採餌のため)潜水中だった一羽のカイツブリをチュウヒが襲うシーンを見ました。

チュウヒは潜水中のカイツブリの上空でホバリングしながらカイツブリが浮上してくるタイミングを待っていました。

チュウヒがいることに気が付いたカイツブリは長時間潜水を続け、チュウヒがホバリングに疲れて諦めるのを待つ戦法に。

一旦浮上するとチュウヒの餌食になること間違いなし、しかし長時間の潜水は苦しいはず。

チュウヒのホバリングも疲れますがカイツブリの潜水も疲れるはず、結局チュウヒが去って両者の我慢比べは引き分けに。



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交通費往復100円で行ける野鳥スポットで野鳥を探しているとアトリ(全長16cm)が飛んできました。

野鳥図鑑(日本の野鳥590・平凡社)によれば<冬鳥として全国に渡来し、平地から山林、農耕地、草地などに生息>

分布図ではシベリアからスカンジナビア半島が繁殖地、日本を始め東アジアとヨーロッパなどで冬鳥とあります。

ハクセキレイ同様、南北アメリカ大陸とオーストラリアには分布していないよう。

上記図鑑ではハクセキレイの分布と違ってアトリはアフリカにほぼ分布していないようです。

そこで英国の野鳥図鑑を見るとモロッコ、アルジェリア北部沿岸部には冬鳥として分布とあります。

    

従って英国やヨーロッパ人バーダーには馴染みのある野鳥のようですが、アメリカ人とオーストラリア人バーダーの地元では見ることができないよう。

野鳥図鑑(日本の野鳥590・平凡社)には<年により大群が渡来することがあり、数十万羽もの群れとなる>

鳥名の由来辞典には<アトリは、大群を成して移動したことで集鳥(あつとり)と呼ばれ、それがアトリとなったという大言海の説>を紹介しています。



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いつも野鳥撮影している場所(マイフィールド・略してMF)のツルシギ(全長32cm・環境省レッドリスト絶滅危惧Ⅱ類指定)です。

アカアシシギ(全長28cm)と似ていますが、クチバシと飛行時の翼の色に違いがあります。

ツルシギのクチバシはアカアシシギよりも細めで長く、先端部がやや下向き。

翼上面は全体に濃褐色に白い羽縁が点々とあり、赤い足が尾羽先端部より後方に長く突き出ています。

一方のアカアシシギの翼上面は次列風切が白、従って飛行する両者はすぐに識別できます。

ツルシギの尾羽は全体に褐色、アカアシシギの尾羽は白色地に褐色斑。但し背中中央部にある白色部分は両者に共通。

アカアシシギの特徴的な尾羽。赤い足は尾羽先端部より少し外側に出るだけ。

飛行時のツルシギ。アカアシシギと比べると足が尾羽先端部より後方へ伸びています。

着地する寸前のツルシギの足。やはり長いですね。



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いつも野鳥撮影している場所(マイフィールド・略してMF)に飛来するミサゴが突然水面に向かって急降下。

猛スピードで落下してゆくミサゴをカメラのファインダーにいれたまま追跡するのは大変です。

後方にあった足を前に移動。・・・水面まであと少し

翼をやや畳み、足を前に伸ばして。

このあと後ろ向きのまま水中にダイビング。

上のダイビングで魚をキャッチできなかったミサゴですが、一旦水面から上空に飛び立ち、次は横向きダイビング。

足をクチバシよりも前に出し水中の獲物に向かいます。

このあと水中に突っ込みましたが獲物のキャッチに失敗。今回はミサゴまでの距離が遠く迫力の無い画像でした。

そこで以前撮った迫力画像(背景がゴチャゴチャしていますが)を1枚掲載しておきます。



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いつも野鳥撮影している場所(マイフィールド・略してMF)に生息しているカワセミ(全長17cm)が飛行する姿を追いかけてみました。

アシ原が水面に映る水路の上を飛行

尾羽を下げて停止しそう

尾羽を下げたまま移動し、水路の枯れ木に止まりましたが、オートフォーカスが上手く働かずこの画面以降はピンボケに。

その枯れ木からの飛び出し

秒間30枚の連写だったので上の画面から1/30秒(0.033秒)後のカワセミ。

さらにその1/30秒(0.033秒)後。

水鏡に姿を映しながら水路スレスレを猛スピードで飛ぶカワセミ。

ファインダーフレームから外れないよう追いかけましたが、追跡はここまでが限界。



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いつも野鳥撮影している場所(マイフィールド・略してMF)に春と秋に渡来してくるキビタキ(全長14cm)です。秋と春の姿を交互に紹介しましょう。・・・秋

キビタキ(英名narcissus flycatcher)は東アジアに分布する野鳥です。春と秋には大阪市内の公園でも見ることができます。・・・春

図鑑(日本の野鳥590・平凡社)の分布図を見ると、繁殖地は日本、樺太、中国の一部。南西諸島で留鳥、インドシナ半島、ボルネオで越冬とあります。・・・秋

手元の中国の野鳥図鑑(john mackinnon guide to the birds of china)分布図の繁殖地は日本の図鑑と同じ。しかし台湾、中国、朝鮮半島、沿海州では旅鳥とあります。・・・春

最近入手した東南アジアの野鳥図鑑(collins field guide birds the philippines sumatra java bali borneo sulawesi sundas moluccas)にはフィリピン全土とボルネオ北部の一部で越冬とありました。・・・秋

従って(日本の野鳥590・平凡社)の分布図(フィリピンは含まないボルネオ全土が越冬地)と食い違っています。・・・春

ネットで検索するとeBirdというサイトに分布図があり、フィリピン、ボルネオ北部、シンガポール、ジャワ島、セレベス(スラウエッシュ)島の北部で越冬とあり。・・・秋

いずれにせよ繁殖地の日本各地から大阪市内の公園を経由して遠い南の越冬地まで渡ることは間違いないのでしょう。・・・春

繁殖に向け精気あふれる春のキビタキ、越冬地への長旅に向け憂鬱そうな秋のキビタキを交互に並べてみました。・・・秋



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いつも野鳥撮影している場所(マイフィールド・略してMF)にアカアシシギ(全長28cm・環境省レッドリスト絶滅危惧Ⅱ類指定・以下アカアシ)が3羽渡来してきました。

図鑑(日本の野鳥590・平凡社)によれば、アカアシはツルシギ同様に南北アメリカ大陸とオーストラリアには分布していないようです。

北米の図鑑(national geographic field guide to the birds of north america)には、北米では見ることが無いユーラシア種と記載されていました。

手元にある南米の野鳥図鑑(birds of south america)にもアカアシの記載は無いので南米にも分布していないのでしょう。アメリカ人バーダーが見たら喜ぶこと間違いなしでしょう。

オーストラリアの図鑑には<赤道を超えてオーストラリアに渡来するアカアシは僅かしかいない>

<潮が満ちると他のシギ類の群れに加わることが多いが、アカアシは警戒心が強く人の存在を他のシギに最初に知らせることが良くある>

<オーストラリアでの観察難易度は5段階の5(非常に稀、観察が非常に難しい)>・・・オーストラリア人バーダーもアメリカ人同様に見たら喜ぶこと間違いなし。

東南アジアの野鳥図鑑(collins field guide birds the philippines sumatra java bali borneo sulawesi the lesser sundas moluccas)には冬鳥として記載されていました。

ちなみにアフリカ(サハラ砂漠以南)の野鳥図鑑にはアフリカ沿岸部に冬鳥と記載され、そのイラストに初列風切P1~p2端部の白地淡褐斑(下の写真参照)までも表現されていました。



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いつも野鳥撮影している場所(マイフィールド・略してMF)に足が赤くクチバシが細長いシギが渡来していました。

草が被った場所を離れてやっと判ったのはツルシギ(全長32cm・環境省レッドリスト絶滅危惧Ⅱ類指定)

ツルシギは下クチバシの基部だけが赤いのでアカアシシギ(全長28cm)と識別できます。が、そのポイントはかなり近づかないと良く判りません。

クチバシを開いて採餌するツルシギを拡大してみると上クチバシは黒、下の基部が赤ですね。

仲間がいると思ったのか、よく似たアカアシシギ(白い次列風切が特徴)が近くに飛んできました。

後方はクチバシが太く短いアカアシシギ。前方のクチバシが細く長いのがツルシギ。ツルシギの方が体色が濃くて体が大きい。

環境省全国調査(コロナ前の2019年)での秋渡来数はツルシギ21羽。アカアシシギ126羽。秋にツルシギを見ることは稀ですが、春はツルシギ80羽。アカアシシギ25羽と逆転。

図鑑(日本の野鳥590・平凡社)でツルシギの分布域を見ると、繁殖地はシベリア最北部、越冬地は東南アジア、インド、中東、地中海沿岸、アフリカ中部に点在。

オーストラリアや南北アメリカ大陸には分布していないので、欧米人バーダーがツルシギを見ると興奮するでしょうね。・・・ツルシギは足も長いです。



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いつも野鳥撮影している場所(マイフィールド・略してMF)に今年もハマシギの小集団が渡来してきました。

MFの池の上、着地する場所を求めて飛び回っています。

着地地点を探すハマシギ達、飛行方向を変えると白い腹部から濃褐色の背面に変わります。

ハマシギ集団の中にやや体の小さい個体がいて、どうやらトウネンが混じっているようです。

ハマシギとトウネンは背面飛行時に見える翼帯などの形がよく似ていて、遠くからの識別はかなり困難です。

しかし後方の2羽をよく見ると、クチバシの長さがやや短いよう。

少し大きくなるようトリミングしてみると、後方手前の2羽のクチバシが明らかに短いのでトウネンでしょう。

ハマシギが飛行方向を急に変え、右に向かって飛行してきました。

飛行するハマシギの白い腹部を見ると、最後尾に夏羽の特徴(黒斑)が残っている個体もいました。



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ある早朝、いつも野鳥撮影している場所(マイフィールド・略してMF)に生息しているイソシギ(全長20cm)2羽が枯れ木にやってきました。

左のイソシギが石に着地しそう。

イソシギは3羽います。・・・上の2枚プラス補正し過ぎたので、ここからアンダー気味に補正した暗い画面に。

翼を広げて飛ぶイソシギの翼帯が判ります。

翼帯は翼下面にも続いていますね。

イソシギ2羽の飛び出し

左に向かっての飛び出しと、正面に向かっての飛び出し

日の出前の暗い時間帯だったのでISO感度は10000まで上昇していました。

太陽が出てから飛び出したイソシギの姿。野鳥写真は太陽光線の下で撮影したいものです。



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いつも野鳥撮影している場所(マイフィールド・略してMF)の遠い池に足の赤いシギが1羽渡来してきていました。

MFに渡来する足の赤いシギとは、アカアシシギ(全長28cm)とツルシギ(全長32cm)の2種。

遠くて(マピオン・キョリ測で測定すると距離は約180m)良く判りませんがクチバシの長さ、形、胸から腹部の淡褐色からツルシギでしょう。

下の写真は今月MFに渡来したアカアシシギ。そのクチバシはツルシギよりやや短く、胸から腹部が白色。

ツルシギは腹部から下尾筒まで淡褐色。

アカアシシギの腹部から下尾筒までは白色。

去年10月に渡来したツルシギ(右から3羽目)の羽衣も今回の個体とよく似ています。

トウネン(全長15cm)との大きさ比べ

左が去年10月に渡来したツルシギ(左)。この大きさならアカアシシギとの識別は容易ですね。



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いつも野鳥撮影している場所(マイフィールド・略してMF)に飛来したミサゴ(全長オス54cm、メス64cm)。

足指を水中に入れたまま飛び続けています。

そこでカメラを構えてミサゴを追い続け、連写してみました。

ミサゴは足指を水中に入れたまま水面スレスレを飛び続けていますね。

魚を掴む足指に付着したウロコやヌメリを落とすためでしょう。

水中の足指のせいでブレーキがかかり、ミサゴは飛びにくいと思います。

それもお構いなく飛び続けていました。

いつもはもっと遠い場所で足指洗いをするのですが、今回は近くでした。

このあとすぐ足指洗いを終わって飛び上がりましたが、足指をよく見ると水面から出ていますね。



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いつも野鳥撮影している場所(マイフィールド・略してMF)にアカアシシギ(全長28cm・環境省レッドリスト絶滅危惧Ⅱ類指定・以下アカアシ)が3羽渡来した際の続きです。

3羽が同時に飛行を始めましたが、残念ながらフレームに入るのは2羽だけでした。・・・前方のアカアシは赤色が薄いので幼鳥かも。

それでも2羽のアカアシが翼を接しながら干潟スレスレを飛行する姿は面白い。

アカアシが飛ぶと見えてくる翼上面後方の白色部と尾羽の細かな斑点がキレイです。

突然後方からアオアシシギ(全長35cm)が追い付いてきて。

アオアシとアカアシ2羽が並びながら飛び続けています。

アオアシがアカアシを追い越しそう。・・・カメラのフレームに3羽のシギを入れたまま、これ以上追い続けるのは無理でした。

飛行するアカアシ2羽なら何とか追い続けられそう。

背中中央、次列風切、大雨覆端部、初列風切p1~p3の端部が白色となっていることが判るアカアシの飛ぶ姿。



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