野鳥・旅行・観光・テニスなど趣味の写真ブログ
ROSSさんの大阪ハクナマタタ



近所の公園の池に渡来しているウミアイサ・オスです。

水鳥の多くは水浴びをした後に羽ばたきをするので、待ち構えて撮影することができます。

ウミアイサ・オスの特徴は、翼付け根の黒枠で囲われた白い羽毛です。

また人の髪の毛のような、細くて長い冠羽もウミアイサ独有のものでしょう。

ウミアイサは、飛び出す場合、水面を助走しますが、仲間のカワアイサやミコアイサも同様です。これはピントが合っています。

助走スピードが早く、使用しているカメラのオートフォーカス機能は追随していません。従って下の写真はピンボケ

助走が終わって空中に浮き上がりました。

シャッタースピードが早かったせいでISO感度が上がり、画面がざらついた状態となってしまいました。

シャッタースピードを落としてじっくり撮影できた写真も最後に添付しておきましょう。



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大阪市内の公園に渡来してきているオナガガモですが、もうじき繁殖地に帰るようです。

その前にオスがメスとの交尾を狙ってメスの周りを離れません。

付きまとうオスの集団に嫌気がさしたメスが飛び出すと、オスも後を追って飛び出しました。

空中に飛び上がると、体の大きいオスのスピードが速く、メスを追い越しそう。

オナガガモのメスとオスがこちらに向かって飛行

すぐ方向転換して横向きに。この時点で2羽のオスがメスを追い越しています。

再びこちらに向かって飛行。中央やや小ぶりな茶色いのがメス。

噴水前を通過。前方のオス2羽がメスをガードするみたいに飛行しています。

4羽のオスがメスの前後を飛行していますが、メスに気に入られて交尾できるのはどのオスなのでしょう。



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近所の公園の池に渡来しているオカヨシガモ・オス(全長45~57cm)です。

図鑑の地図によると、繁殖地はユーラシア大陸と北アメリカの中央部、越冬地は繁殖地の南部からアフリカ北部とかなり広い地域に分布する野鳥です。

しかし、こうしたカモが群れを作って大阪市内の池に渡来してきていることを知らない人も多いと思います。

オカヨシガモの特徴は、翼上面の白い翼鏡で、かなり目立ちます。

かなり近くを飛んでくれたので、アップで撮影できました。

野鳥が空中を飛行する姿を捉えることが出来るのが、野鳥写真撮影の醍醐味です。

着水時には、足の裏で水面を滑走するようです。

滑走が終われば、一気に体を水面に落とし

仲間と水草などをゆっくりと採餌します。



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大阪市内にある池にカモを撮影に行ってみると、去年12月に紹介したメジロガモが未だいました。・・・メジロガモはカモ目カモ科ハジロ属に分類されています。

手元の図鑑(日本の野鳥590・平凡社)によると、メジロガモの生息地域は一昨日紹介したアカハシハジロの生息域と重なるようです。・・・今回は曇り空だったので、色がしっかり出ていません。

図鑑には<ヨーロッパ東部、カスピ海東部、中近東、チベットで繁殖し、冬は北アフリカ、インド北部、ミャンマーへ渡る>とあります。・・・手前は同じハジロ属のキンクロハジロ

命名の由来は、目の虹彩が白いので「目白鴨」となったのでしょうが、虹彩が白いのはオスだけで、メスの虹彩は暗い色をしています。

実はメジロガモと同じ、虹彩の白いカモとしてアカハジロが知られています。(ややこしいですが、アカハシハジロではありません)アカハジロも虹彩が白いのはオスだけで、メスの虹彩は暗い色をしています。

アカハジロは、中国東北部から沿海州にかけて繁殖、冬期には中国南部で越冬するカモですが、数少ない一部が冬鳥として日本に渡来するようです。

一方、メジロガモは、迷鳥と分類されているので、渡来数はアカハジロよりもかなり少ないようです。

そんなメジロガモが大阪市内の池に去年から渡来してきているので、撮影しておく必要があると考えたのです。

もうじき繁殖地に帰るメジロガモですが、近年アカハジロとの交雑種が増えていて、日本への渡来数も増加傾向にあるようです。



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近所の公園の池に渡来してきているヘラサギです。

2羽が上下に並んで飛行

実は3羽でした。

葦原を背景に飛行するヘラサギ3羽

人の近くに来ると、加速して一気に飛び去ってゆきます。

暫くすると4羽が密集して近くまで飛んで来ました。すぐ、ばらけたので4羽が同じフレームに入ったのはこの一枚だけ。

こちらに向かって飛んで来ましたが、フレームの中に2羽を入れるのが精一杯。

足を下ろして、すぐ近くに着地しそう。

着地寸前のヘラサギは、カメラのフレームからはみ出してしまいました。



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以前から大阪府下の公園に渡来してきていると聞いていたアカハシハジロ(左の嘴が赤いハジロガモ)を見てきました。・・・右のカイツブリと大きさを比べてみて下さい。

手元の図鑑(日本の野鳥590・平凡社)によると全長50cm。同じ池の周囲で泳ぐホシハジロ(45cm・後方3羽はメス。前方手前がオス)よりやや大きいカモですね。

図鑑には<まれな冬鳥として渡来。ほとんどがオスの記録で、メスの渡来記録は数えられるほど少ない>・・・カモ目カモ科アカハシハジロ科に分類されています。後方はホシハジロのオス。

カモには水に潜らない水面採餌ガモと、潜って餌を採る潜水ガモの2種類に識別されますが、アカハシハジロはホシハジロと同じ潜水ガモでした。この直後に水中に潜りました。

<近年、渡来観察例は増えているが、飼育下のアカハシハジロも多いので、かご抜けの可能性もある>・・・嘴の色が赤く、頭が黄金色という派手な姿なので天王寺動物園でも飼育展示されていました。

本来の<アカハシハジロは、カスピ海周辺付近の中央アジアで繁殖、越冬地はスペインなどヨーロッパ南部から中近東、インド北部、北アフリカなど>・・・日本に渡来するのは渡る場所を間違えた迷鳥ということでしょう。

羽ばたくと、翼の初列、次列風切り羽の白と雨覆いの黒茶色が目立ち、翼付け根の三列風切羽は薄い茶色です。

初列風切り羽の羽縁は黒、次列風切り羽の羽縁は白、背中は黒褐色、後頭部は濃い茶色ですね。

アカハシハジロとは、5年前に天王寺動物園で見て以来、久しぶりの再会となりました。・・・虹彩は赤、胸は黒



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大阪市内の公園にある池にはオナガガモが越冬しています。ちょうど交尾の季節、1羽のメス(茶色い個体)に多数のオスが群がっていました。

多数のオスに迫られ、逃げ出すメス

すぐに追尾するオス

左から2羽のオスの飛び出しが遅れました。

すぐに飛行開始

右から2羽目のオスも翼を広げて

4羽のオスが同時にメスを追尾

大阪市内の池ではオナガガモ・オスの集団が逃げるメスを追いかけるシーンを何度もみることができるのです。



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近所の資材置き場に渡来してきているタカサゴモズの飛び出し写真を紹介しましょう。横左に飛び出し。

こちらに向かって飛び出し

これも左に飛び出し。前の小枝が邪魔でした。

ここからは右に飛び出す際の連続写真。よーい

ジャンプしましたが足は残っています。

足が離れ

翼が上に

大きく羽ばたいて前進

止っていた場所がカメラフレームから外れました。



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近所の公園の池に出かけてみると、見慣れないカモが1羽、渡来してきていました。

横から見ると、目の斜め下に大きな白い斑があるのでホオジロガモ・オスに間違いないでしょう。成鳥は頭部が黒緑色、横から見ると白い肩羽が目立つのでこれは幼鳥でしょう。

手元の図鑑(日本のカモ識別図鑑・誠文堂新光社)でホオジロガモ(全長40~48cm)の分布、生息環境、習性を調べてみました。<・・・>がその引用

<北海道から九州の内湾、湖沼、河川などの開けた水面に冬鳥として渡来。翼を開かず潜水し、軟体動物、甲殻類、小魚、水棲昆虫などを補食>

<止水域だけでなく、河川の中・上流部の流れの速い場所でも盛んに採餌する>・・・左はウミアイサ(全長52~58cm)

<冬期から春先に掛けてオスがメスの周りに集まり、頭を大きく後ろに倒して後頭部を背中にくっつける(ヘッドスローディスプレイと呼ぶ)求愛行動をよく行う>・・・はばたき

<この動作は1年目の若いオスも行うことがある。この動作の後、胸部を水面下に深く没しつつ、首を反り返して空を仰ぎ>

<同時に足で水面を蹴って水しぶきを上げながら一声鳴く動作が続くことがある>・・・周囲にはウミアイサのメスだけで、ホオジロガモのメスはいません。

<メスもオスのディスプレイに呼応するかのように、首を前方に伸ばしながらクチバシを上に向ける動作を行うことがある>・・・ホオジロガモのディスプレイは見ることはできませんでした。



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空中を飛行している野鳥(今回はツクシガモ)をカメラのファインダーに入れて撮影する楽しさを紹介しましょう。

空中を高速で飛行する野鳥をカメラのファインダーに入れるのは比較的簡単です。

但し、豆粒のような野鳥では面白くないので、ある程度の大きさとなるよう望遠レンズを使って拡大撮影する必要があります。

そうなると飛行中の野鳥をカメラのオートフォーカスが合う位置に入れ、ピントを合わせる必要があります。

1回づつシャッターを切っていると間に合わないので、カメラに高速で連続撮影できる機能が必要となります。

以前は高級カメラでしか撮影できませんでしたが、今では普及品カメラでも優秀な連写機能やオートフォーカス機能が付いているようです。

飛行をしている野鳥をカメラのファインダーに入れて連写すれば、意外と簡単に撮影できるのです。

ツクシガモが着水する直前には、ゆっくり飛行するので比較的簡単に撮影できそうです。

ツクシガモの足が着水しました。



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近所の公園に渡来してきているヘラサギが飛び立つ瞬間。この瞬間を狙ってカメラを暫く構えていました。

連写した次のシーン。左の翼が半円を描いていますね。

純白の羽毛の細かな模様まで写りました。

尾羽根を広げてそのまま飛び去ってゆきました。

着水するヘラサギ。翼の裏側も純白ですね。

翼を立て、尾羽根を濡らさないよう上に持ち上げています。

ここからは水平飛行のヘラサギ。

やや上から見たヘラサギ

この角度からなら、ヘラサギの翼を構成する羽毛の構造がよく判りますね。



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往復360円の交通費で行ける池にミコアイサ・オス(全長42cm)が渡来してきているので撮影に行ってきました。

池に到着。カメラを取り出し撮影の準備をしていると、人の姿に驚いたミコアイサが離水のための助走を開始。

その姿を追いかけて見ました。だんだん歩幅が広がっていますね。

助走が終わって空中に浮上。広げた翼と尾羽根の構造が良く判ります。ミコアイサの尾羽根は18枚あるようです。

左後方を飛行しているのはミコアイサのメス2羽。

ミコアイサ・オスの翼下面構造が良く判る写真。

やや遠方に到着、そこに着水するようで尾羽根を下げています。

ウミアイサを後方から写してみました。

着水時には、足指を前に出しブレーキングするようですね。



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キレンジャクが翼を広げたとき、次列風切り羽先端にある赤い蝋状突起がどの位置にあるのかを写真で紹介しましょう。

キレンジャクの集団がクロガネモチの赤い実を食べにやってきました。翼に赤い突起が見えていますよ。

翼を広げた瞬間を撮影してみると、9枚ある初列風切り羽の先端部は黄色と白で、内側の次列風切り羽の先端に赤い突起があります。

初列風切り羽を畳むと、先端部の黄色と白の配色が良く判りますね。こちらはオス

翼を広げると、体に近い次列風切り羽の先に白い帯があり、その先端部に赤い突起が見えます。

次列風切り羽の枚数は7枚あるようですが、すべてに赤い突起がある訳では無いようです。・・・下の写真は初列風切り羽端部の黄色と白が直線的なのでメス

初列大雨覆の先端は白い帯となっています。

こちらはネズミモチの実を食べに来たキレンジャク

ネズミモチの実を咥えて飛び去るシーン。暗かったのでピントが甘くなっています。



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近所の公園の池に渡来してきているウミアイサのオスです。・・・ボサボサした冠羽がその特徴。

ツクシガモの前で水浴び、そのあとの羽ばたき。初列風切り羽が指のように見えますね。

体の7割くらいが水面から出ているので、かなり強く羽ばたいているのでしょう。

ウミアイサのオスの翼上面には、かなり目立つ白い斑がありますね。

こちらはウミアイサのメス2羽です。

メスの羽ばたき。次列風切り羽の下面は白。脇羽根も白。

ボサボサした冠羽はオスと似ていますが色が違います。

オスとメスのクチバシの色と形に違いは無いようです。

ウミアイサの仲間、カワアイサ、コウライアイサと比べると、ウミアイサが最も美しいのではないでしょうか。



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近所の公園の池に渡来してきているヘラサギ2羽。純白の体と翼、しゃもじのようなクチバシが特徴です。

ときどき3羽になることも。このとき飛行中の3羽がカメラのフレームに納まりました。

この大きさで撮影すると、どうしても1羽がフレームからはみ出してしまいます。

3羽が葦原に着地しました。

左の3羽はヘラサギ(83cm)よりも大きいアオサギ(93cm)

突然もう1羽のヘラサギが飛来し、計4羽になりました。

葦原で囲まれた池の中、周りに大きなアオサギがいて居心地が良いと思ったのでしょう。

大阪市内でヘラサギ4羽がまとまって飛来する場所は少ないと思います。

4羽目が飛来した直後、5羽目がやってきました。どうやら4羽目と5羽目は一緒に飛行していたようです。



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