草もち姫 徒然なるままに

日暮し、PCにむかひて心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。

東京・メキシコの体操の花が強く咲き続けていた

2015年10月13日 | スポーツ

昨晩は遅くにBS1でチェコの「チャスラフスカもう一つの肖像」を見てビックリするやら感動するやら。体操の花として東京、メキシコで大活躍したベラ・チャスラフスカさん。

この映像は何度も見たけど、いつ見ても美しい。平均台のV字バランス、跳馬の山下飛び、段違い平行棒のウルトラC、床のフィニッシュポーズ、全部記憶にある物です。

          

    

凱旋後の名誉やちやほやから一転、プラハの春からの激動の人生だったとは、当時書いた自叙伝はほとんどが当局の指示でカットされてしまったようです。

メキシコオリンピックの表彰台で同点優勝のソ連の国旗掲揚に目をそむけていたという事は、初めて知りました。彼女の当時の最大の反骨だったようです。

            

サインした「2000語宣言」の撤回を拒否すると冷遇され、名誉の倶楽部からも追放され、一時はお掃除をしながらの生活だったとか。

しかし、ソ連が撤退してからは首相補佐官としても活躍。まさに激動の人生です。彼女がただ美しかっただけでないのがとてもうれしい。

    

そして現在は5か所の癌を抱えながら毎日10種類以上の薬を飲みながらパソコンに向かって自叙伝を書いておられるとの事。

ご自宅には日本の物も沢山あるし、日本語も少しはお話になる。

73歳でも「2020年の東京オリンピックで会いましょう」と明るく語っていた。

     

是非是非実現して欲しい。素晴らしい番組でした。


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