バラの住人

花弁の中の小人を探す そんな小さな日記です
もしもあなたが見つけても どうぞ秘密にして下さい(笑)

パンとタコ

2011年07月05日 | 記事日記
 土曜日のことでした。

大変な格好をして、下草の手入れをしていたわたくしに、「○さん」と声が掛かります。
しゃがんだ姿勢をすぐに直せずに、首だけ振り向けると、Hさんでした。

「まぁ、すみませんこんな格好で」

「○さん、パンが焼けたの。お玄関に入れておくわね」

「いつもすみません。神様のパンですね」

「・・・そうね(微笑)お昼に召し上がってね」

こんな短い会話をして、Hさんは私の手を止めることもされずにすぐお帰りになりました。

朝からずっと下草の手入れをしていた私は、すでにお昼の近いことを感じていましたが、今日もこのようなタイミングで、神様のパンを頂戴することになりました。

嬉しいなぁ。

 

疲れているのをご存知だったように、アンパンが入っています。

信仰の深いHさんの向こうに神様がいらっしゃるのだからと、私は感動しながら頂きました。

美味しいなぁ。


嬉しい気持ちは、日曜日も月曜日も続いて、目標を達成しました。

  
   

下草、枯れ枝、土入れ、追肥、黒子の作業を全て終えて、これで植物も元気に夏を送ってくれる事と思います。

 

やれやれと思っていたところ、今度は夫の関係先からタコの差し入れがありました。
正真正銘の明石ダコです。
湯がくと真っ赤になって、こんなに可愛いです。

 

タコのように色黒になってしまったけれど、愛情をいっぱい頂いて、助けて頂いて、充実した三日間に人知れず感謝しました。


扉の向こうに小さな椅子が

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