バラの住人

花弁の中の小人を探す そんな小さな日記です
もしもあなたが見つけても どうぞ秘密にして下さい(笑)

はるかな遠いむこうの光りへ

2013年08月23日 | 我が家の伝言板
 「お姉さん、暑いですね。こう暑いと何も作る気がしなくて。お姉さんが美味しいと言っていたお好み焼き屋さんはどこですか?」

何でも手早く調理の出来る妹ですが、この日は家族で外食を考えているようでした。

「私はどうでもいい事はしゃべれるのだけれど、(道順等)肝心な事は言えなくて。お店の名前を言うので、ネットで調べて見て」

そう言って電話を切りましたが、後でJに店の名前が一字違うと指摘されました。

少々おかしくなり掛けた姉ですが(笑)、今はナビがあるので、きっと辿り着けれるでしょうと、Jに慰められました。

妹宅は今日はあの美味しいお好み焼きかぁ。
家で作るのとはどこか違うのよねぇ。

家では出せない味・・・
ありました。もう一軒。



Jさん、我々も一杯やりますか?
お盆に買って開けなかったワインがありますよ。

私にはくぐれないのれんですが、電話注文で、Jがすぐさま取りに行ってくれました。
炭焼きで、塩味で食べさす名店です。

お店では肝はありますが、持ち帰りは外してあります。

折しもJが世界を取らせたいと言っていたイチロー選手が、日米4,000本安打を打ち立てていました。

「すごい!・・・ですよね」

「すごいね。すさまじい努力だからね。マリナーズからの移籍も考えがあったからだろうね」

「?」

「大リーグ一番の球団で、掴みたいのだろうね、夢を」

野球を見ていても、野球を知らないわたくしの、思い掛けない夢ばなし。
Jには分かるの?

ジュースのような甘いワインを飲みながら、彼がプロ人生をスタートさせた、かつてのオリックス球場を思い浮かべていました。
車で30分も走れば到着です。
神戸を第二のふるさとと言うイチロー選手を、息子といかほども歳の違わない人を身近に感じて応援していました。

彼の本当の目的がどこにあるのか、いよいよ謎めいて来ましたが、怪我をせずに大きな金字塔を目指して欲しいと思います。

Jも草野球「八十歳の選手」になれたなら、彼の人生に妻がひとりで拍手を送りたいと思います。

<いっぱい食べてね・・・>
私が大好きな串を「もうごちそうさま」と言ってあなたに三本多く譲ったのを気付いていないようだけど・・・クス


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