「お姉さん。タコの煮付け方を教えて下さい」と妹から電話があって、教える事など何も無いわたくしは戸惑いながらも、隠し持つレシピをそのまま電話口で読み上げました。
後日出来上がりを一匹味見させて貰いましたが美味しく出来ていました。
それを聞きつけたJはいても立ってもいられず、妹とは違うタコを手に入れる為に、隣街の明石へ飛び出して行きました。
そしてその夜出来上がったのが巻頭の「飯ダコの煮付け」です。
わたくしが編み出したレシピではありませんので、人事のように申しますが、柔らかくて美味しいものですね。
教えて頂いた方に、今はとても感謝しています。
「君ね。お土産にこれを持って行きなさい。きっと喜ばれるよ」
夫が言うように、本当にそうしてもいいなぁと思っています。
秘訣はただただ10分間、ダイコンでタコの全身を叩きます。
以前ブログ友のしかちゃんにはレシピをお伝えしました。
塩を何度か振って水を取り替え、綺麗にぬめりを取りました。
トントントントン、タコを叩きます。可哀相なくらいペッタンコになりますよ。
タコの足を揃えながら、排泄口の先端をを少し落とします。
タコ600gに水5カップ。
砂糖と濃い口醤油各1カップ。
みりん大さじ3。重曹小さじ4分の1。
以上を沸騰させ、タコを入れ再沸騰。湧き出るアクを綺麗に取り、落し蓋をして、吹きこぼれないように中火で30分。
火を止めて、汁につけたまま5時間ぼど置きます。
それだけの事で、驚くほど柔らかいタコを味わう事が出来ます。
この調理法を新聞投稿で、海ではなく、山のほうにお住まいの方に教わりました(笑)
一度は叩かれてペッタンコになったタコも煮るとまたまん丸になります。
とても可愛いくて「ごめんね」と言って食べてしまいます。
クモダコ、足長ダコ、種類を変えて試してみましたが、やはり飯ダコが美味しく思います。
「○ちゃん。今度大きな太いタコを買って来るから、一度同じようにやってみて」と言われています。
好奇心のある内にそれも一度やってみようと思っています。
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