バラの住人

花弁の中の小人を探す そんな小さな日記です
もしもあなたが見つけても どうぞ秘密にして下さい(笑)

柿の木坂

2011年10月30日 | 記事日記
  何事も60%出来ればグッドの精神からすれば、今回も夫には努力賞を。

300個の収穫を期待して出掛けたJの姉宅の柿の木は、以外と今年の成りが悪く、持ち帰った数を見ても、昨年より少ないのが分かりました。

気立ての良い姉は、全部持って帰るように言い「ひとつだけ残して来た!」とJは言いました。

昨日の内の作業が思わぬ都合で今日に延び、服の汚れを気にしていましたが、自分の母の遺品のエプロンを身に着け、上手に皮をむいて行きました。

姉の家の柿種は吊るしにするには絶好の品物で、高さが八センチはある大きなものです。

 
 
 

わたくしは助手を務めますが、かなり時間が掛かるのを見込んで、簡単におにぎりを作って置きます。
喜びますので、その間にアラ煮も炊いて置きました。努力賞の副賞にどうかと思いました。

 
 
今日はもうひとつ色を付けて、昨日、Jが先輩から頂いた黒枝豆も茹でて置く事にしました。お金は使っていませんが、気を使っています(笑)

 

取り掛かりから七時間後、170個の吊るし柿が出来上がりました。

 

田舎の何でもない風景ですが、部屋から見ると中々の、季節感の漂う演出効果があります。


目標からは遠い数ですが、柿の木一本。丸ごと下さる姉の好意と、無心に挑戦するその弟の姿に、仲が良かったと言う、幼かった頃の二人の姉弟愛をかいま見るようで、良い日曜日になりました。


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コメント
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