ざっくばらんなさんぽみち

お茶農家としての生活、プライベート、趣味(?)のバイクやカメラをおりまぜた、とってもざっくばらんなブログであります。

はだし屋さん~秋の終わりに

2015年01月15日 10時31分01秒 | ローカル
どうもです。
秋の終わりごろでしょうか?
『まいどお世話になります。米はぜ屋でございます。』と、車で流しながらやってきました。いつもの田んぼ道に。一年に一度か二度かしかきません。

存在は知っていたものの・・・実は今まで、おばあちゃんや父が利用していたけど、僕は初めていきます。
米7合と砂糖と加工賃1,000円を持って行きました。父曰く『白米より玄米のほうが美味しいって米はぜ屋さんが言っていたぞ。』といったので。玄米持参で行きました。



↑農家のおっかさんたちも、お米はもちろん、細かく切り乾燥させた餅、パスタなんかを持ってきて、賑やかくやっています。


↑黒い板にチョークで名前を書き、米と砂糖を置いておくとやっておいてくれます。


↑はだし機入れて10分か15分でしたかね。圧力を高めてから。ボンと!!はだして(爆発させて)。



↑バラでしたら砂糖を絡めておしまいですが、固めてもらう場合は、砂糖を絡めたらプレスして平らにします。


↑冷えて固まったら、角材を転がしながら切っていきます。こうすることで均一な太さに切れるわけですよね。なるほど!



↑そしたらバラして袋に詰めてくれます。7合のお米が4袋の大きな袋のはだし菓子になります。


↑何でもやれるものはやってくれるとのことでしたので。家にあった冷蔵貯蔵していた栗を持ってきました。


↑栗は少しむずかしいらしくて、はでてしまうものも。栗も長い貯蔵により少し痛んでいたのですが、栗の美味しい季節にやってもらえるともっと美味しいと思います。


↑道具は長く使っているようで、年季が入っています。


↑車の改造やこういった道具の溶接などの修繕など自分で行っているとのことです。爆発の衝撃でかなり傷むようです。

おじさんの下ネタトークや商売に興味があり九時からお昼すぎまで見ていました。
おじさんの商売も他人へのおおらかさや夜勤などの勤務があたり前で昼夜問わず騒音に対し敏感な世の中では、やれる場所も限られているとのことです。静岡のあちこちに出掛けてははだしているようです。
青海苔をまぶしたはだし菓子は懐かしく、飽きがこなく美味しいです。
素敵な商売ですね。

おじさん曰く『虫がわいてるような玄米が1番美味しい!』とのことです。試したいとは思いませんが(苦笑)次回は、なるたけ古い玄米を持って行きたいです。お米とペンネなどのパスタを混ぜても美味しいですね。