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下部組織について47

2015-12-16 01:37:29 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 事例紹介コラムです。
 昨日のJリーグ理事会でいろいろと決まったそうです。残念ながら2ステージ制の撤廃は決まらず、来シーズンも同様に実施されるとか。その報道の中でちょっと驚くものがありました。何とサテライトリーグが復活するそうです。以下、抜粋して紹介。
   
 Jリーグは、2016年から18歳から23歳の若手選手に試合出場機会を提供し、将来有望な選手の強化・育成に寄与することを目的とした「Jサテライトリーグ」を開催すると発表。
 7年ぶりの復活となるこのリーグにはJ1から9クラブ(仙台、鹿島、川崎、横浜FM、湘南、新潟、名古屋、神戸、広島)が参加すると表明。具体的な試合日程や対戦カードなどはJ1リーグ新シーズンの日程確定後に調整。
 また、同時に来シーズンのJ3にFC東京、G大阪、C大阪の3クラブからU-23チームが参加することも発表。今シーズンまで参加していたU-22選抜チームは廃止されるとか。
 各クラブのU-23チームは分配金の有無やオーバーエイジ枠(3人)の導入、トップチームとの二重登録などを除いて他のJ3クラブと同等に扱われ、監督もトップチームのスタッフとは別の人間を起用しなければならないとか。

 また特徴的なルールとして「トップ/U-23の試合でベンチ入りのみならば、同日に別の試合に出場可。1分でもプレーしたら、同日には別のチームでは出場不可」というものが設定。これにより負傷者の続出などのチーム事情にも柔軟に対応。
 若手選手たちに経験を積ませるために実施されるこれらの新たな試みは、どのような成果をもたらすのか。参加する各クラブに無理のないチーム運営を可能にする体力があるかにも注目が集まると締めくくっています。
フットボールチャンネル該当記事:http://www.footballchannel.jp/2015/12/15/post126824/

 また、スポニチの記事によると、JクラブのU-23チームにはJ2昇格資格はなく、U-23勢が上位の場合は順位を繰り上げることになるとか。J1鳥栖も参加を要望したが、選手保有数などの問題で安定的運営が見込めないため、来季は見送ったとか。今回復活するサテライトリーグは日程調整や経費負担が障害となった前回の反省を踏まえて、各チームの試合数は年間6~12試合と幅を持たせるようです。

 うーむ、いい話だとは思いますが、何か行き当たりばったりという印象です。果たして今回のままで続けられるのでしょうか。そもそもJ3に参戦する3クラブはなぜサテライトリーグに参加しないのでしょうか。先に3クラブのJ3入りが決まって、サテライトリーグ復活が後から降ってわいたように決まったからではないのでしょうか。

 JリーグU-22選抜チームの解消も節操がないですね。そもそも何だったのでしょうか。結局選手が集まらず、思ったような効果が出なかったからでは。更に節操がないのが今度はU-19チームにするという話が浮上してきたのに、早くも消えちゃっている。もう行ったり来たりが激しく、今回のサテライトリーグの話もどこまで本気で続ける気があるのか疑問です。
 当ブログで考えるのは、ドイツのようにトップチームにある程度若手年代選手を組み込む義務を課すこと。サテライトリーグが復活するとは思っていなかったので、各チームから3人ずつくらいでチームを編成し、東西でそれぞれミニリーグ戦をやる構想をここで提案したことがあります。どういうことになるのかサテライトリーグに今後注目です。
Jクラブセカンドチーム関連⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20151119
   〃             ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20151112
   〃             ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20151007
   〃             ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20150911

   〃             ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20121124

コメント
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