いくやの斬鉄日記

オープンソースからハイスクールフリート、The Beatlesまで何でもありの自称エンターテインメント日記。

ownCloud Clientで起動時毎回パスワードを入力しなくてはいけない問題の修正

2014年05月31日 00時02分41秒 | OpenSource Software
うちのPPAにあるownCloud Clientをお使いの方は気づいていたと思うのですが、起動時毎回パスワードを入力する必要がありました。
面倒だとは思っていたものの致命的でもないのでまぁいいかと放っておいたのですけど、一念発起してググってみたらそのものズバリ"ownCloud Sync client 1.5.3 for Linux won't remember password #1590"というのがありました。
一番下に書かれているとおり、これはownCloud Clientの問題ではなくqtkeychainの問題ということです。git masterにしたら修正されるということで、やってみたら確かにパスワードを入力しなくてもよくなりました。
qtkeychainはどうもownCloud Clientでしか使われていないようであり、かつAPI/ABIも変更がないのでそのままアップデートしても特に問題ありません……というところまでは確認しましたが、実はTrustyでは試していません。。まぁ大丈夫でしょう。
ちなみにPrecise用とTrusty用でベースとなるソースパッケージが違うのですが、なんでそうなったかはchangelogを見るとわかるかと思います。当面はPreciseもサポートするつもりです。

なんかこのあたりをほげふができる時点でやっぱりFLOSSはいいなぁと思いました。もちろん不便なところもあるのですけど。

ついでにこのPPAにあるownCloud(サーバーのほうね)はちゃんと動くように修正しています。Debian sidから持ってきたownCloudでTrustyでも動くのはこれだけじゃないですかねぇ。たぶん。
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