IKEDA HIROYAのとりあえずブログ

日々の食事や美術展巡り、スポーツ観戦記などもつれづれなるままに書いています。

3月7日『酒蔵みてある記』寒紅梅酒造「寒紅梅」

2009年03月09日 19時25分17秒 | 酒蔵めぐり

『酒蔵みてある記』のワタシ的には第8回目。今日は江戸橋駅から高田本山「専修寺」経由、「寒紅梅」をつくる寒紅梅酒造を目指し、高田本山駅まで歩く約6.6kmのコースです。


9:57江戸橋駅着。いつも通り、駅前で地図をもらいます。今日はちょっと少なめな印象。私の地図のシリアルナンバーは251でした。


今回のコースは住宅街か田んぼの真ん中を歩くルートで、あまり名所旧跡のたぐいがなく、ちょっと面白みに欠けました。

 
そんななか、もらった地図にあった「朱色ですが緑橋」に笑え、写真に収めました。担当者の方、グッジョブ!(笑)。

 
このあたりは高田本山の門前町といった風情。昔からの町並みであることを感じさせます。
「ホッ!とするに」の「に」が三重弁(特にこの地方)の特徴。大阪弁だと「するで」というところでしょうか。三重弁は語尾に「に」を多用します。「そうやに(そうですよ)」「あかんに(ダメですよ)」など。「そうやで」「あかんで」ともいいますが。

 
そして高田本山「専修寺」。私の実家も浄土真宗高田派なので、大元はここになるのでしょうが、私が過去にここを訪れた記憶はありません。ひょっとしたら1回ぐらいは来たことがあるかもしれませんが。

   
本山だけあって、なかなか立派な建物と敷地です。

 
屋根には珍しく緑色のかざりが。
鐘撞き堂には防風/防寒の小屋のようなものが。ちょっと風情がないですな。


ルートの途中にあった「一身田寺内町の館」。寺内町のパンフレットなどが置いてある、休憩所という感じの建物。

 
専修寺のすぐそばにあった「一御田神社」。専修寺に比べると本当に小さいですが、朱色の鳥居はボロボロのものもあり、風情がありました。


 
ようやく見えてきた煙突が目的地の「寒紅梅酒造」のようです。
入り口には「全国新酒鑑評会 金賞受賞蔵」の看板が。
 
入ってすぐのところで甘酒の振る舞いが。
地ビールも500円で販売していましたが、あまり力が入っていないようでした。

 
続いて地元の野菜や酒粕、かやくごはんやおでんなどの販売。


イカ焼き100円とサザエ焼き300円。ほかに生サザエ1kg1,500円とか1.5kgで2,300円で販売していました。


抽選会場では子供たちがお手伝い。今回、私は「スカ」でした。



酒蔵内で利き酒。お酒の銘柄は「しぼりたて原酒」。私の父好みの辛口でした。

 
古い建物内によくある貯蔵槽もあれば、ガラスで仕切られた最新式と思われる設備もありました。

 
酒蔵を出ると、日本酒などの販売コーナー。「寒紅梅」「寒紅梅 絞りたて原酒」「藤堂高虎公」「花見酒」などの日本酒の他、梅酒も販売していました。私はあまり興味がなかったですが。

 

 
さらに別のコーナーでは三重大学の学生が作った「三重大學」というお酒を造った三重大学生が大きな声で販売していました。
この日本酒のことは中日新聞などでも紹介されていて、私もぜひ買ってみようと以前から思っていたので購入しました。「純米大吟醸」と「大吟醸」があり、どちらも720mlで2,500円というのはちょっと高かったですが(笑)。私が買ったのは「純米大吟醸」。
ラベルの文言を引用すると「三重大学は三重県原産の幻の酒米「伊勢錦」を品種改良して新品種「弓形穂」(品種登録・商標出願中)を育成しました。このお酒は「弓形穂」を三重大学農場で栽培し収穫した米を原料として使用しています。また、仕込みには三重大学生が麹造りから取り組み、丹精込めた手作りによる究極の地酒「青春純米大吟醸酒」です。是非ご賞味ください。」とあります。
実際に飲んでみると飲みやすくフルーティという感じ。
(ラベルの裏には学生らしいコメントが書かれているので、画像をクリックしてみてください。)

もう1本は「純米吟醸 藤堂高虎公」(1,500円。藤堂高虎公は津藩32万石の城首)。こちらは辛口ながら深みを感じさせる味でした。



せっかくなので「純米酒 寒紅梅」の小さなボトル(400円)とサザエ焼きを買って、その場でいただきました。サザエはやはり肉の部分より尻尾(肝)の部分が旨いデス。ただ、今日の天気は晴れながら寒風が厳しかったので、お酒を半分ぐらい飲んで終了。


「寒紅梅酒造」を出てルート通り1kmほど歩くと、ゴールの高田本山駅に到着。高校時代、毎日津の方に通っていましたが、この駅を利用したのは一度もありませんでした(笑)。今日が初めての利用となりました。

ところで、近鉄のイベント担当者の方と10分ほどお話しすることができましたが、今回の参加者は600名強とのこと。以前は1,000円の参加料で事前登録制だったのを7~8年前から無料/自由参加制にしたそうで、爆発的に参加者が増えたそうです。
ちなみに蔵元からは広告料などはもらっていないそうで、参加者が利用する乗車料だけが近鉄の収益源というところでしょうか。まぁ、参加者がいてもいなくても、電車は動いているのですから、人が動けば動くほど、社会貢献はできますね。

あと、近鉄なり蔵元なりに要望するとすれば、一杯の試飲だけでは1種類の酒の味しかわからないので、有料でも全種類の試飲ができると嬉しいですね。お土産に買うときの目安にもなるし、蔵元にとっても、酒の味を知ってもらうきっかけになると思うのですが。もちろん、これまで参加した蔵元の中には、無料で全種類の試飲ができるところがあり、全部飲めば結構いい気分になってしまうのですが(笑)。

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