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YouTube 山梨県警察公式チャンネル のトップページ、公開動画のリスト中に「最悪の選択」があります。視聴していただけば分かります。静止画(マンガ)12ページをつなげた2分40秒の動画です。

毎日新聞 2016年8月28日記事 山梨県警 「最悪の選択」暴排漫画で若者啓発 に気付いて読みました。折角の全国版記事ですから引用記録しておきます。

 暴力団から地域の青少年を守ろうと、山梨県警は、啓発用の短編漫画「最悪の選択」を制作し、県内の高校などに配布を始めた。動画投稿サイト「ユーチューブ」県警公式チャンネルでも公開中。

 今月(2016年8月)から改正県暴力団排除条例が施行されたのに合わせ、従来以上に暴力団から若者を遠ざけようと発案された。暴力団に入った若者が利用され、悲惨な結末を迎える姿がA4判カラー2枚で描かれている。

集英社新人漫画賞・手塚賞の受賞経験もある県警鑑識課の巡査部長が「漫画で治安維持に貢献」と仕上げた。シリアスでコミカルなコマ展開は“大人の説教”より説得力がありそうだ。【©加古ななみ】

この記事から確認して私は山梨県警がYouTubeアカウントで動画を公開しているのを初めて知りました。それが冒頭のトップページです。
私が驚いたのは、このトップページ末尾に「山梨県警察YouTube運用方針」が明確に記載されていることです。これは通信販売サイトでいえば「特定商取引法に基づいて業者情報などが表示がされたページ」のようなものです。山梨県警、タダモノでは無い、実に見事です。

◇ 山梨県警察本部から公式発表記事(更新日:2016年8月3日)平成28年8月1日「改正山梨県暴力団排除条例」が施行

8月になってから私の昔の記事・2008-02-18 「山梨一家は笛吹から国母へ?」へのアクセスが増えた時があり何故だか分からなかったのですが、暴対法改正も関係していたのかもしれません。
自分で読み返してみたら私のスタンスは当時と変わっていない、「体制的でありながら反社会的である派遣切り、非正規社員切り捨てが可能な合法的「暴力的」組織を存在させる法体系のような問題や社会のあり方について考える私は民権右翼・・・物理的暴力は目に見えるし対応は容易ですが、見えない暴力について私は考えたい」
この当時に比べて3.11を経た我が国の「暴力」体制は一層強化される方向に変貌したと感じていますが、それはまた別な話。
山梨県警機動隊が沖縄には派遣されていないことを祈るのみ。

【追記 2016-08-29】
2016年8月6日の記事、誰が、高江の住民をボコボコにしろ、と命令したのか? に気付いて読んでみたら山梨県警からは派遣されていないようだと分かりました。7月12日付けで沖縄県公安委員会から、東京、千葉、神奈川、愛知、大阪、福岡の公安委員会に「援助の要求」とのこと。



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