第43話「船中八策」はこちら。
前回の視聴率は予想以上の18.0%で久々のトップ5入り。これから暗殺まで上昇し、大河ドラマの視聴率の典型である洗面器型の推移をたどるんだろうか。
それよりもクライマックスシリーズの視聴率が15.4%ってのはなあ。中継がひどい出来だったといっても、もうちょっととってほしかった。
本日も日本シリーズの中継はBSのみ。どっかの地上波なら完全無視を決めこむとこだけど、BSびいき(になってしまいました)のわたしとしては、NHK総合とBSの間でリモコン使い放題なのかあ?あ、そうか。「龍馬伝」もBSで観りゃいいだけの話じゃん……と思ったらマーフィ以下が火だるまで意気消沈。
さて、ということで「雨の逃亡者」をリアルタイムで。福山雅治のFMを聴いていたら、当初は「英国水夫殺人事件」というタイトルがついていたぐらいなので、いずれにしてもミステリっぽい回。
福山と福田靖は「ガリレオ」コンビなわけだし、NHKがこの二人を大河に起用したのはあのドラマの成功があったわけだから、こんな回がもっとあってもよかった。
長崎奉行に目を付けられたために、オモテに出られなくなった龍馬が結果的に安楽椅子探偵になって事件を解決する……そんな展開を期待したら、雨が降り始めてからのご都合主義的ストーリーはなんとかならなかったかなあ。
「確かに、証拠はないぜよ」
あのガリレオがそんなことを(T_T)。精神力で事件を解決するなよ。それにしてもアーネスト・サトウ役の役者は英語も演技もうまいですねえ(笑)。
視聴率はまた上昇して18%台をキープしそう。お元が英語が話せる展開はここで生きたわけかぁ。死亡フラグが立っていたお元が、ちゃんと逃亡できたのは視聴者としてめでたいし、要潤もようやくお仕事ができたみたいでよかったよかった。
第45話「龍馬の休日」につづく。きっと坂本龍馬が階段でジェラートを食べるんだと思います。
わたしが今回でいちばんつらいと思うのは、韓流もびっくりのご都合主義の回だったのに、見終えたときに妻が
「今日は良かったわねえ」
とため息をついたことでした(T_T)
「そ、そうかい?」
「あの音楽の入れ方とか、盛り上がったわー」
しまった。同じ番組を違う部屋で観ていることがばれてしまった。