事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

「バイオハザードV リトリビューション」Resident Evil: Retribution(2012 SONY)

2012-09-27 | アニメ・コミック・ゲーム

Resident_evil_retributionimg01_2 なんでも学校の振替休日に映画館に向かうのは、“飢えたライオンの檻に裸で飛び込むようなもの”とFacebookで指摘されたけど、まったくそのとおり。館内は中学生(だけじゃないけど)がいっぱいだ。うちの生徒がいなけりゃいいなあ……

「んちわっす!」

いたよ。こういうときはあいさつしなくていいんだよ。中年がこの映画を見るのはちょっと恥ずかしいんだから。

にしても平日なのにこの混みようはたいしたもの。なにしろ今年の洋画最大のヒットになるかもしれないというのだからおそれいる。

つまりあの「アベンジャーズ」や「アメイジング・スパイダーマン」よりも、そしてもちろん「ダークナイト・ライジング」よりもこのB級テイストのホラーが上を行っちゃいそうなのだ。ええええ?

このシリーズ、北米ではたいして稼げないのに、アジアでは、特に日本や台湾では大ヒットするのが常。アジア人のどこにゾンビ映画への共感が(笑)。

まあ、現実にはカプコンのゲームの浸透具合も影響しているんでしょう。それにしてもこの第五作はゲームそのもの。ステージをクリアするためにさまざまな武器が供され、そのステージも渋谷だのモスクワだのニューヨークだのと商売っ気ありあり。

はっきりとストーリーはどうでもいいです。決着のつけ方もそれはないでしょ、と。

でもやはりわたしもこの映画に興奮してしまった。下品なほどにあざとい3D。鍛え上げられただけでなく、ほのかにセクシーなミラ・ジョヴォビッチの肢体(旦那であるポール・W・S・アンダーソン監督が『どうだおれの女房はきれいだろ!』と強調)。またしても登場した中島美嘉がゾンビ化して……中学生の時代だったら鼻血を出していたかも。

なんにせよ、あと一作やってジョヴォビッチはアリス役を降りると言ってるけど、SONYと旦那がそれを許さないと思います。

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コメント
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