第18話「海軍を作ろう!」はこちら。
前回の視聴率は予想をはるかに下回る18.4%。というか5月2日は日テレの誇る強力番組「笑点」(17.7%)も「イッテQ」(14.2%)も「行列ができる法律相談所」(13.9%!)、そしてフジの「サザエさん」(15.2%)までもが低視聴率にあえいだ。
どうしてかなあ……あ、世間はGWなるものに突入したのだった。テレビどころじゃないか。観光地や実家から帰り、ハードディスクにためといたデータをよっこらしょ、と見る、こんな視聴習慣が根付いたのか。うちはまだまだ画面の右上によけいな四文字が浮かんでますから(T_T)
今回は勤王党の凋落篇。幕府への攘夷決行を5月10日と約束させたところまではよかったが、朝廷以上に政治オタクである幕府、特に一橋慶喜(田中哲司。仲間由紀恵との仲はどうなってるんですか)の小細工が奏功し、攘夷を行ったのは長州だけだった……
後半は福山雅治と大森南朋の完全なふたり芝居。武市半平太にしても、“風向きがかわった”ことは十分に承知しながら、仲間を助けるために土佐に帰っていく。
確かに愚かな行ないではあるだろう。しかし日本のサラリーマン全員が「うんうん。そういうことってあるよな」と納得するはず。わたしも納得した。そういうことって、ある。
今回の視聴率はさすがにアップするはず。前夜にフジが「土曜プレミアム」の枠で「龍馬コード」なる予告編(笑)をやってくれたし、草刈民代の再登場ネタが芸能欄を騒がせたから。わたしも、実はちょっとうれしいです。野球もデーゲームだったし、今度こそ23%と読みました。
第20話「収二郎、無念」につづく。