れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

キセワタ(着綿)

2019-08-27 04:54:43 | 野の花日記

キセワタ(着綿)
<シソ科メハジキ属>
山地の草原に生える60~100センチの多年草。


葉は卵形でふちに粗い鋸歯があり、
長さ5~9センチで毛がある。



花は2,5~3センチで葉の付け根に輪生する。
8~9月頃、葉腋に淡紫色または白色の唇形花を
輪生状につける。
上唇と下唇に別れ、上唇全縁で外面は白毛が密生して白く見えます。
下唇は3裂し、紅紫色の縦の条がある。



和名は着綿(きせわた)で、
白い毛が花を覆っていることによる。
緑色でつんつん生えているのは萼。


「菊の着綿」(重陽の日、9月9日の前夜に、
菊の花に綿を被せて霜除けとした)の風習から、
本種の花冠の上の白毛を花に着せる綿に見立てたものという。
(なんて素敵なお話♪)
森林公園にて。

コメント
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