SAILIN' SHOES

デジタル一眼、ライカ等でのスナップ写真や、カメラ、音楽、鉄道・車、子育ての日々雑感です。

大阪へ墓参り02

2007-02-08 | 旅行
一心寺を後にして住吉大社方面へ向う。
そこに墓があるのである。
行き方はなかなか渋い。
一心寺から歩いて数分の場所に阪堺電車の「えびす町」駅がある。
ここを始発に堺市方面へ向う路面電車(チンチン電車)だ。
廃止の話も出たのだが(親会社は南海電鉄で分社化されたのは近年だ。)
政令指定都市に格上げになった堺市が全面支援をすると発表、
更に堺市内にLRT新線を敷設し相互乗り入れを行う。
バリアフリー化も合わせて行うことになったのだ。
大阪商人魂なのか、助け合いの精神なのか、決して損はしないのか、
いずれにせよ結構なことである。



駅員詰め所を見て驚く。
木造を大切に使っている。
関西らしい事象だ。



「発車しそうだから早く乗って!!!」と子供が叫ぶ。
私も小さい頃いつまでも写真を撮っている親父を急かしてしたなあ。
離れたらどうしようと心配になるものだ。
「大丈夫だよ。まだベルが鳴ってないからね!」
いつの日か勝手に行動する日が来る。
それまでは一緒に遊んでいたい。



墓の付近の様子。
いつ来ても素晴らしく大好きな風景だ。
昭和30年代後半から40年代の風景なのである。
道が広いのに交通量が少なく空間が広いのだ。
私にはたまらない場所だ。



チンチン電車を守ろうスローガン電車だ。



通りかかったバス。
大阪は天然ガスが得意に思える。



さて墓をきれいにしてお参りして、住吉大社に向う。
そこは女房の母が育った場所だ。



有名な太鼓橋。
正月に来たことは無いのだが、ここを渡れるのだろうか?
かなり急だ。
子供は駆け上がっていたが



結婚式が行われていた。
神社で結婚もいいだろうな。


SONY α100 ZOOM17-35mm/F2.8-4.0
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大阪へ墓参り01

2007-02-08 | 旅行
2/3土曜日は大阪へ墓参りに行った。
女房の母親方の墓で年に2回ほど親戚がたくさん集合する。
今回も子供達を入れて20人弱集まった。
大阪に行くのはうちの子供たちも楽しみにしている。
親戚も必ず毎年会えるので良いことだ。
法事というのは生きている者達が集まれる機会を仏様が提供してくださっているというわけである。

さて今回は土日月の3日間の予定であったのだが私が日曜から
急遽北京に出張になり、他の親戚を残して私のみ土曜の遅くに東京に
戻るハメになった。法事のあと親戚と皆で大阪を楽しむのが慣わしなのだが。



新大阪から大阪に行き、今回は環状線で天王寺に向った。
四天王寺に行くのである。
出迎えてくれたのは古豪103系だ。
大阪には古い国電タイプがまだまだ多い。そこが楽しい。



四天王寺が女房の母方の菩提寺になる。
ここは立派な寺だ。
知っての通り聖徳太子の寺だ。
この写真の歯車のような物は、回している間に祈りをするもので、
子供もよく回している。天法輪という。



子供達は特にこういう広い場所に来ると嬉しくて仕方が無い。
そういう意味では子犬と同じだな。



親戚中の子供達の中で最年少のうちの次男。
でも遊び方は対等で、受けがいい。



塔婆を作り、読経してもらい、ある場所に持っていく。


ここがその場所で亀井堂という。
「亀井堂の霊水は金堂の地下より、湧きいずる白石玉出の水であり、 回向(供養)を済ませた経木を流せば極楽往生が叶うといわれています。」とある。
なかなか神秘的な場所である。



周りの淵の形が亀の形なのである。



亀井堂の隣にある不思議な不動さん。



環状線内の都心の風景とは思えないような雄大さである。



四天王寺から徒歩数分の場所に「一心寺」がある。
女房の祖父はここに分骨されているので必ずお参りする。
ここはいつも人が多い。
納骨で造立される「お骨佛の寺」として有名なのである。
骨が粉になり仏像が作られるのだ。
そもそもは墓を持たずに法要を行ってきた庶民の寺なので、
お参りする人の数が多いのである。



浄土宗の寺だが宗派は問わない。

ちなみに四天王寺は何せ1400年の歴史があり仏教の宗派ができるのが後なので、
いろいろ変遷があったようだ。
最終的には天台宗の時代が長かったのだが、戦後は聖徳太子にちなんで
「和宗」の総本山となっている。

SONY α100 ZOOM17-35mm/F2.8-4.0


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