SAILIN' SHOES

デジタル一眼、ライカ等でのスナップ写真や、カメラ、音楽、鉄道・車、子育ての日々雑感です。

北京出張03

2007-02-09 | 仕事時スナップ
サイエンスパークから清華大学に向う。
ここは北京大学と並んで中国でも最も優秀なエリートを生む大学で、
技術系中心である(近年文系も有り。)
東工大に近いイメージだが、その難関さは比べ物にならない。
敷地は広大で、筑波大か東北大のような感じだ。
中国の子供への勉強のさせ方はすごいらしい。
何せ北京大や清華大を卒業すると他の大学と初任給で
倍も違うのだそうだ。
そもそも中国の大学はレベルにおいてはオックスフォード、ケンブリッジ、
エール、ハーバード、スタンフォード、MIT、ソウル大を凌ぐほどの精鋭が集う。
何せ中国ですから、人口も英才教育も我が国のグウタラ少年や
グウタラ親とは比べようもない。






先生か生徒の住む寮である。
筑波大学方式。



キャンパス内にはこんな場所もある。






こちらが正門。



ここはインキュベーションセンター。
かなり立派で規模が大きい。
しかし日本企業はまったく見えない。
日本は何やってるんだろう?



ここも敷地だ。
羨ましいほどの規模と金のかけかただ。



夜の会食に向う。
明日訪問する会社の方々との会食だ。
どうやら訪問やミーティングする前の日にガンガン飲むのが
中国流なのである。
嫌というほど飲んで食べて、翌日の商談はうまく進められてしまうというのが
通説だが、単純に飲むのが好きなようだ。






今日も四川料理であった。
社長が四川省出身なのであるから当然だ。



総勢20名ほどの会食で最初から中国流で、白酒(パイチュウ)の一気飲み大会。
何かタイミングがあれば乾杯で一気。
かなり飲んだが高級な白酒であったのか、まったく残らなかった。



また乾杯してます。


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北京出張02

2007-02-09 | 仕事時スナップ
翌朝は6時に起き、会社の方と2人で早朝散歩に出かけた。
北京は普通は寒いのだが、氷点下というほどではなく、東京と同じような気温であった。


6時半ぐらいになると都心に向けて自転車やバスで大量の移動が始まる。
特に月曜日は混雑が激しいとのこと。
空気は相変わらず汚い。



北海道ラーメン屋を見つけた。



さて昨晩会食で御会いした取引先の会社に向う。
大ラッシュであった。



ミーティングが終わり、昼食へ。
ここは所謂サイエンスパークである。
北京市内にはこういうサイエンスパークがたくさん点在しているのだ。
そういえば、珍しく空が見えた。
風が吹くと空が現れるのだそうだ。それでも暖かい。
10度以上ある。世界的な異常気象だ。



サイエンスパークの入り口。
向こうに見えるのは韓国LG電子。
サイエンスパークに入る企業は、韓国や欧米が多く、
日本企業はどうも研究を中国と一緒にやろうという気が無いらしい。
完成品のやりとりに終始し相手国に入り込めていない。
韓国や欧米企業は合弁会社を設立し、社長は中国人にして、
共同研究を行う。
日本の独りよがりなやり方はまずいと感じる。



高速で移動していると時々こういう古い居留地を見るのだが、
取り壊し間近という感じである。
オリンピックまでになくなるのではないだろうか。



このケバケバしい感じが中国だな。



別のサイエンスパークに向う。
新しい企業を訪問するためだ。
近代的なビルの立ち並ぶ道の反対側はまだこんな住宅が並ぶ。
とても不思議な光景だった。




訪問先企業。
応対してくれた人達はとても知的で洗練されていた。
海亀族(海外留学のUターン)なのであろうか。




サイエンスパークの建物を車中から。










「宅急便」ならぬ「宅急走」が面白い。
猿って速いかな?(まあ猫もそんなに速くないか)



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北京出張01

2007-02-09 | 仕事時スナップ
2/4日曜出発で北京に向った。
旅行ではない。仕事である。なので観光写真を撮るためにカメラを持参したのではない。
取引先や訪問先の写真が主であるので、写真の多くは仕事関係の人物であったり、
工場であったりするので掲載はできない。
そうは言っても空きあらば機銃掃射のように写真を撮る習性があるので、
それなりに掲載できる写真もあるので記憶の為に載せておこうと思う。
そう、この瞬間はあっという間に記憶の彼方に飛んでいってしまうのだ。
それほど中国の変貌は早く劇的だ。
一ヵ月後に来たら、もう見知らぬ高層ビルが立っていたり、道が変わっていたり
するであろう。
民間企業が増えたといっても、住居の多くは国営や市営であろうから、
立ち退きやアパート建設はあっという間に片付くのであろう。
2008年に北京ではオリンピックが開かれる。
これに際して、街中をひっくり返して作り直しているような感じだ。
お陰で北京のは空が無かった。
というのもホコリや砂や排気ガスで空が見えないのである。
「黄砂ですか」と聞くと「いいえ、空気が汚れてるんです。」とのこと。
昭和30年代、40年代の東京もそんな感じだったのだろう。
しかしその頃と違い、最新の技術で最新の建物が建つのだ。
もはや東京など遅れた大いなる田舎に見えるほどだった。



まずは取引先の社長との会食である。
四川料理だ。



辛いのだがとてつもなく美味しい。



5名でしこたま食べたのだが、値段を聞いて驚く。
高級店で個室なのだが、330元だという。日本円で約5000円だ!
ビールもかなり飲んだのだが、一人あたり1000円でしかない。
やはり物価はまだまだ安い。






ここで夕食を。



店の前にはトヨタ車が。
しかし北京は東京の比ではないぐらい高級車が居る。
そもそも市内に300万台の車が溢れ、ベンツ、アウディ、VW、BMWといったドイツ車が目立ち、次に韓国と日本車の高級車が続く。

私が北京を訪れた10年前はVWサンタナの1車種しか見ることができなかった。
後はボロボロの貨物車とバスだった。



中国らしい風景だと思うが、先方曰く「これこそ今やベンチャービジネスですよ。
法律ギリギリのね。」なんだそうだ。



高速道路は広く快適で環状線が6本もある。
もはや米国レベルなのだ。
しかし空気の汚さがよくわかる絵だ。
明かりという明かりはホコリで拡散して写るのだ。



ホテルは近代的でサービスも上々の5つ星だ。
しかし宿泊費は1.5万円程度だ。
これでも中国の物価にすれば10万円近いのであろう。



ホテルでお開きになり、早速夜の散歩に出かける。
近代的な部分ばかりでなく、一般的な庶民の状況も見ておかなければ
商売として見誤る。(屁理屈か。)



ここは大分前に開発されたアパート群だ。



夜の11時を過ぎているのに人通りは多く、散髪屋、美容院は盛況なのであった。




何を焼いているのか不明。
若い人が出来上がりを待っている何かの店。






ケンタはかなり多い。
他にマクドナルドやコーヒーショップも多い。
お茶とパンの生活だった中国も急激に欧米化した。









お茶の店。
やはり遅くまで営業している。




バスは大型の連接タイプが主流だ。
12時近いのだがかなり頻繁に走っている。
地下鉄網が遅れているからだろう。


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