9/11金曜日は下北沢の「Com. Cafe音倉」に寄った。
セプテンバーコンサートの会場になっており、私の好きな「綺羅」という
ユニットが出るからだ。
「綺羅」は木戸やすひろさんと広谷順子さんの異色のコーラスユニットで、
日本の原風景を古来の日本語や古来の楽器も使いながら、
透き通ったヴォーカルで表現する心に沁みる音空間だ。
その音空間にこの夏にオープンした「Com. Cafe音倉」は最適だった。
NPO法人国境なき楽団が運営するカフェだが、暖かくやさしい雰囲気に
あふれる店内で、スタッフもボランティアの方々だそうで、
なんだかとても柔らかな気持ちになるカフェであった。
セプテンバーコンサートもNPO法人国境なき楽団だそうだが、
今年で5年目。
2001.9.11の同時多発テロをきっかけにニューヨークで始まったものだ。
日本では70箇所以上の会場で、数百の音楽を中心としたコンサートが
行われている。
代表者は庄野真代さんだ。
さて私が行ったCom. Cafe音倉の出演は、
綺羅、三浦和人(もと雅夢)、加藤寛二(のこぎり音楽)、ブレッド&バターだったが、司会のアナウンサーがインフルエンザで出演できず、
急遽、セプコン代表の庄野真代さん本人がMCをした。
またブレッド&バターのお兄さんが怪我で欠席、急遽、他の会場で
演奏していた鈴木雄大さんが駆けつけて、ブレッド&マーガリンとなって、
素晴らしいデュオを聞かせてくれた。
セプコンはすべて無料のコンサート。
飲食は各自、お店で。
ちなみにCom. Cafe音倉の食事もたいそう美味しそうであった。
最初には、お店のスタッフ全員による演奏もあった。
なんだか、懐かしいフォークジャンボリーを思い出した。
最後には、出演者全員でセプテンバーコンサートのテーマ曲を歌う。
そもそも「綺羅」を聴いたきっかけは、学生時代に遡る。
ある日、NHKで世界児童年の歌「道」を聴き、その歌声にピンと来て、
すぐにEP版を買いに走ったのだった。
その後すぐに発売された1stアルバムの『その愛に』を買ったら、
1曲目の「古都めぐり」で因果を感じてしまったのだ。
歌詞の中で斑鳩から飛鳥へと大和路を歩くシーンがあるのだが、
私が育ったのが斑鳩地方であり、さらに私が大好きな近鉄のCMにも
この曲が使われていたのだ。
JAZZやハードロック、フュージョン、アメリカンロックを聴いていた頃だと
思うが、広谷順子さんの声にはすっかり惚れてしまった。
激しい音楽を聴いている間、あいだに広谷順子さんを聴いていた。
10代後半で癒しも何もないもんだろうが、自然にその透明な声に
抱かれようとしていたのだろう。
(ちなみに庄野真代さんがイスタンブールでヒットを飛ばす前までの
コンサートもずいぶん行ったものだ。ただ同時に、森田童子や山崎ハコも
聴いたいたのだから随分、多感だったのだろう。)
当然、広谷順子さんのファンクラブに入り、コンサートに通った。
赤坂草月ホールのコンサートで偶然会った同じ大学サークルのT君は今のバンドの
ベーシストだ。
彼もアメリカンミュージックをやっていた男だから、広谷順子さんの
コンサートで会ったのはお互いに不思議に思ったのだった。
広谷順子さんはその後、あらゆる日本の今で言うJポップのバックコーラスに
参加、CMソングなどでも聴くことができた。
町で流れる音楽のバックコーラスに広谷順子さんの声が入っていれば
すぐに判別することができた。
それほど透明できれいな声なのだ。
あるミュージシャンの談によれば、「日本のポップスの85%に
彼女は絡んでいる。」のだそうだ。
ここに参加したLP,CDを書き出せば、何百行にもなってしまうほどなのだ。
wikiからすこし抜粋しても
松任谷由実、WINK、松田聖子、吉田拓郎、SMAP、山本逹彦、中山美穂
スピッツ、中谷美紀、河村隆一、堀内孝雄、谷村新司、深田恭子
片瀬那奈、上原多香子、藤崎詩織等々となっている。
これはほんの一部だ。
そして旦那さんの、木戸やすひろさんだが、
もう言うまでもない、すごいスタジオミュージシャンで、
参加したアルバムはまたまた数え切れない。
吉田拓郎のツアーに同行している。(拓郎さんのご病気で今は休止)
私もママも必ず見ていた「Love Love 愛してる」のLove2 All Starsでも
出演していた。
私はスタジオミュージシャンを楽しみに、ママはkinkiを楽しみに。
すべてのミュージシャンは、ドラムやベースといったリズム楽器は無しだった。
ギターとボーカル、鍵盤とボーカルだけでの演奏。
それなのに、すばらしく音が広く厚く透明だ。
みなさん、ベテラン中のベテランだ。
プロのすごさを感じた夜でもあった。
本当にすごい。
歌って、あんなにうまく歌えるもんなのか。
綺羅の次のコンサートは、10月26日六本木スイートベイジルだ。
これは行くしかないだろう。
綺羅の出番の後、広谷順子さんとたくさん会話ができて、とても楽しかった。
最近はSNS上で会話をする機会を持てて、とてもうれしかったのだが、
会話をした時、「ああ、funamyuさん。」とわかっていただき、
ネットには感謝感謝だ。
セプテンバーコンサートの会場になっており、私の好きな「綺羅」という
ユニットが出るからだ。
「綺羅」は木戸やすひろさんと広谷順子さんの異色のコーラスユニットで、
日本の原風景を古来の日本語や古来の楽器も使いながら、
透き通ったヴォーカルで表現する心に沁みる音空間だ。
その音空間にこの夏にオープンした「Com. Cafe音倉」は最適だった。
NPO法人国境なき楽団が運営するカフェだが、暖かくやさしい雰囲気に
あふれる店内で、スタッフもボランティアの方々だそうで、
なんだかとても柔らかな気持ちになるカフェであった。
セプテンバーコンサートもNPO法人国境なき楽団だそうだが、
今年で5年目。
2001.9.11の同時多発テロをきっかけにニューヨークで始まったものだ。
日本では70箇所以上の会場で、数百の音楽を中心としたコンサートが
行われている。
代表者は庄野真代さんだ。
さて私が行ったCom. Cafe音倉の出演は、
綺羅、三浦和人(もと雅夢)、加藤寛二(のこぎり音楽)、ブレッド&バターだったが、司会のアナウンサーがインフルエンザで出演できず、
急遽、セプコン代表の庄野真代さん本人がMCをした。
またブレッド&バターのお兄さんが怪我で欠席、急遽、他の会場で
演奏していた鈴木雄大さんが駆けつけて、ブレッド&マーガリンとなって、
素晴らしいデュオを聞かせてくれた。
セプコンはすべて無料のコンサート。
飲食は各自、お店で。
ちなみにCom. Cafe音倉の食事もたいそう美味しそうであった。
最初には、お店のスタッフ全員による演奏もあった。
なんだか、懐かしいフォークジャンボリーを思い出した。
最後には、出演者全員でセプテンバーコンサートのテーマ曲を歌う。
そもそも「綺羅」を聴いたきっかけは、学生時代に遡る。
ある日、NHKで世界児童年の歌「道」を聴き、その歌声にピンと来て、
すぐにEP版を買いに走ったのだった。
その後すぐに発売された1stアルバムの『その愛に』を買ったら、
1曲目の「古都めぐり」で因果を感じてしまったのだ。
歌詞の中で斑鳩から飛鳥へと大和路を歩くシーンがあるのだが、
私が育ったのが斑鳩地方であり、さらに私が大好きな近鉄のCMにも
この曲が使われていたのだ。
JAZZやハードロック、フュージョン、アメリカンロックを聴いていた頃だと
思うが、広谷順子さんの声にはすっかり惚れてしまった。
激しい音楽を聴いている間、あいだに広谷順子さんを聴いていた。
10代後半で癒しも何もないもんだろうが、自然にその透明な声に
抱かれようとしていたのだろう。
(ちなみに庄野真代さんがイスタンブールでヒットを飛ばす前までの
コンサートもずいぶん行ったものだ。ただ同時に、森田童子や山崎ハコも
聴いたいたのだから随分、多感だったのだろう。)
当然、広谷順子さんのファンクラブに入り、コンサートに通った。
赤坂草月ホールのコンサートで偶然会った同じ大学サークルのT君は今のバンドの
ベーシストだ。
彼もアメリカンミュージックをやっていた男だから、広谷順子さんの
コンサートで会ったのはお互いに不思議に思ったのだった。
広谷順子さんはその後、あらゆる日本の今で言うJポップのバックコーラスに
参加、CMソングなどでも聴くことができた。
町で流れる音楽のバックコーラスに広谷順子さんの声が入っていれば
すぐに判別することができた。
それほど透明できれいな声なのだ。
あるミュージシャンの談によれば、「日本のポップスの85%に
彼女は絡んでいる。」のだそうだ。
ここに参加したLP,CDを書き出せば、何百行にもなってしまうほどなのだ。
wikiからすこし抜粋しても
松任谷由実、WINK、松田聖子、吉田拓郎、SMAP、山本逹彦、中山美穂
スピッツ、中谷美紀、河村隆一、堀内孝雄、谷村新司、深田恭子
片瀬那奈、上原多香子、藤崎詩織等々となっている。
これはほんの一部だ。
そして旦那さんの、木戸やすひろさんだが、
もう言うまでもない、すごいスタジオミュージシャンで、
参加したアルバムはまたまた数え切れない。
吉田拓郎のツアーに同行している。(拓郎さんのご病気で今は休止)
私もママも必ず見ていた「Love Love 愛してる」のLove2 All Starsでも
出演していた。
私はスタジオミュージシャンを楽しみに、ママはkinkiを楽しみに。
すべてのミュージシャンは、ドラムやベースといったリズム楽器は無しだった。
ギターとボーカル、鍵盤とボーカルだけでの演奏。
それなのに、すばらしく音が広く厚く透明だ。
みなさん、ベテラン中のベテランだ。
プロのすごさを感じた夜でもあった。
本当にすごい。
歌って、あんなにうまく歌えるもんなのか。
綺羅の次のコンサートは、10月26日六本木スイートベイジルだ。
これは行くしかないだろう。
綺羅の出番の後、広谷順子さんとたくさん会話ができて、とても楽しかった。
最近はSNS上で会話をする機会を持てて、とてもうれしかったのだが、
会話をした時、「ああ、funamyuさん。」とわかっていただき、
ネットには感謝感謝だ。
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音楽って、人生にとって欠かせないもの。
人それぞれに、思い入れのあるアーティストやら、その曲があるのですよね。
いつも以上に、funamyuさんのそんな想いを強く感じましたよ。
とても素敵なコンサートの様子。行きたかったなあと感じます。
そして、アーティストの方と知己になれたのもまた素敵ですね。
ネットには、そんな可能性が多くあるのですね。
なんだか感慨深いです。
文字数が多いです。
えせ環境音楽というかワールドミュージックが多いのですが、綺羅は本物なんです。
童謡もたくさん歌っていますし、
NHKみんなの歌にも登場しますし、
ベネッセの赤ちゃん雑誌の付録CDにも
広谷順子さんは登場します。
きっと知らず知らずの間に聴いていると思いますよ。