SAILIN' SHOES

デジタル一眼、ライカ等でのスナップ写真や、カメラ、音楽、鉄道・車、子育ての日々雑感です。

プロ野球を観る

2007-04-23 | スナップ
久しぶりにプロ野球を観に東京ドームへ。
日本ハム-ソフトバンク

私は最近はまったくプロ野球に関心がない。
それはあることがきっかけになっている。

小さい頃に近鉄沿線(奈良市)に育ったので、全ては近鉄一色であった。
電車も街も買い物も住宅地も遊園地も公園も野球も全て近鉄。
幼い心の中は近鉄という企業集団に支配されていたのだ。
宅配される毎月の近鉄ニュースは全部読んでいた。
そんな少年だったので、近鉄バッファローズをずっと愛していた。
万年最下位の近鉄が80年代の後半に突如盛り上がりを見せ始めた。
首位の常連になったのだ。
あの広島や巨人と戦う身分になったのだ。

しかしご存知の通り私鉄の大リストラ、大再編の潮流で近鉄バッファローズは
その長い歴史に幕を下ろしたのである。
バッファローズという名前は残ったのだが、阪急と近鉄とオリックスの
ごちゃ混ぜの歴史の球団となった。

それ以来、毎朝の新聞で野球のページを見る事はなくなってしまった。
まずは最初に見ていたのに。

まったく久しぶりにチケットを入手してソフトバンクを見に行った。
もとは南海だ。
在阪私鉄の5社のうち4社が球団を持っていたが、今は阪神だけだ。
それでもホークスの名を残す球団だ。
パ・リーグ贔屓であっても王さんは別格だ。

うちの子供はまだ5歳と3歳だ。
野球のルールはまったくわからない。
それでも自分が父親に幼い頃から甲子園や藤井寺にわけもわからず連れていかれ、
それでもあの独特の雰囲気を味わった深い記憶は大切なものとなり、
同じようにわが子に経験させてやりたいと思ったのだ。

少年の心はいつも変わらないはずだ。


野球場に来るとポップコーンだ。



大人になってから球場に来ると狭い感じがする。
子供の頃はすごく広く感じたものだ。
しかしそれは甲子園だったからなのかもしれない。
確かに子供ながらに藤井寺は狭いと思った。



応援するホークスは満塁ホームランで狂気乱舞だ。



左端は王監督だ。



昔と違い、いろいろなアトラクションがある。



3歳の彼は何を思う?







コメント (5)
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