餌金日記

金魚と川魚飼いの日常です、

次はなでよう

2006-09-10 22:29:27 | アート・文化
薫葉さん達が姫路旅行をするというので参加させてもらうことに。姫路美術館は何度かいったのですが、いつもついでに行こうと思う博物館や文学館は寝坊してしまうため行けないのです。
県立歴史博物館は改装中(しくしく)。そのかわり姫路文学館はありあまる良さでした。何で今まで行かなかったの。安藤さんの建物みたいだなとさっき調べたら設計が安藤建築事務所でした。しまった、そうと知っていたら壁を撫でまわして来たのに(それじゃ変な人です)。
http://www.city.himeji.hyogo.jp/bungaku/
司馬遼太郎記念室というのがありそこの2階にあった図書館が実に好み。こんな部屋に住みたいという本棚に囲まれた部屋でした(図書館だって)。京極さんの本棚みたいといったら感じがわかるでしょうか。
安野光雅さんの絵本が揃っており、安野さんって姫路に関係していたっけと考えてしまいました(安野光雅美術館は津和野)。ここで「「ふしぎ」な絵 安野光雅 絵本の世界」と言うのがあったそうです。そして司馬さんの「街道をゆく」の挿し絵が安野さんだったのですね。
姫路出身の他の文学者の方はあまり知らなかったです。すいません。でも、和辻哲郎さんはちょっと好きだったので生原稿が見られてにこにこ。この時代の人らしくなくわかりやすい丁寧な字でした。普通は達筆で読めません。閉館まで粘ってしまいました。