どっと屋Mの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

クライマーズ・ハイ、鑑賞

2008年12月28日 14時14分09秒 | DVD・Blu-ray
寒さも一段落な穏やかな冬の日曜日という感じです。


"クライマーズ・ハイ"のレンタル版が先行してリリースされていました。Blu-rayも出ていたので、迷わずこちらをチョイス(^_^)

画質は可もなく不可もなく、ザラッとしたフィルムテイストを感じます。山を登るシーンが所々に出てきますが、こちらの方が木々や岩肌の描写がHDならではの解像度感を楽しめます。

題材として御巣鷹山の日航機墜落事件を扱っていますが、事件そのものよりも、それを追う新聞社のドタバタを描写する方に主眼を置いているといった感じです。原田監督作品は"突入せよ!「あさま山荘」事件"がなかなか良かったので、期待してみました。ちなみに原作は読んでいません。

感想としては、まぁ良かったかなぁ…という感じ。観て損はないというレベルかと。でもちょっと盛り込み過ぎで、描写が中途半端なところもいくつか見受けられて、惜しいなぁと思いましたねぇ。緊迫したドキュメンタリータッチのシーンに対し、いかにも虚構的な部分がバランスを欠いていて邪魔をしているようにも見えました。"マルサの女"のような伊丹映画の業界モノを彷彿とさせるところは良いんですけどねぇ…。

主演の堤真一は熱い男を好演していると思います。この人、以前はトレンディ俳優的なクールな役が多かったような印象がありますが、"ALWAYS 三丁目の夕日"あたりをキッカケに役どころを掴んできた感じもしますね。好きな俳優さんになってきました。ただ激昂すると三丁目のお父ちゃんになり、笑いそうになってしまいますが(^_^ゞ

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