どっと屋Mの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

この世界の片隅に、54回目鑑賞

2017年12月09日 21時25分00秒 | アニメ
立川にて。

と言っても立川シネマシティではありません(^_^;

市の公共施設・立川アイムホールで行われた地元の上映会です。場所的に立川シネマ・ワンのちょっと先にあるという立地です。

配布物。

再現された赤紙(召集令状)も...主催者さんの強いコダワリを感じます。

通称(郵送代から)「1銭5厘」とも言われ、命の値段がこの安さかと...当時応召する本人や家族の気持ちが響いてくる言葉です...。

入場するとスクリーン前に掲げられた「立川親と子のよい映画をみる会のあゆみ」には、これまで80回を超える上映作品の数々が紹介されてます。

過去ナウシカなんかもやっていて、当時は何千人も集まったと、今では考えられない事ですと司会者さんの弁。

客層は中高年齢層の女性がほとんど、その子や孫と思われる子供がチラホラという感じです( ^ω^ )

客席は7〜8割方埋まってる感じだったかな。

開映前に5分ほど戦争中の体験を語る時間が設けられてました。

登壇された女性は昭和4年生まれ、戦時中に都内に在住し、女学校に通っていたそうですが、好きだった英語の授業がなくなったり、5月の山の手空襲では新宿にいて、降り注ぐ爆撃の渦中にいて、焼夷弾が肩に当たった人も目撃...無事に生き延びることはできたものの、家財もろとも全部焼けて失ってしまったという...。

以前読んだ「ワシントンハイツ」というノンフィクションを思い出しました。主に戦後の米国を中心とした駐留軍の様子をまとめたルポルタージュですが、冒頭に山の手空襲で被害に遭った方の証言があり、その様子がとても生々しく描かれています...。

8月の海老名市文化会館での上映会でも開映前にそんな戦争体験者の語りもあり、通常の映画館上映にはない貴重なお話を聞くことができ、大きな意義を感じます。

今回の女性も88歳...お元気そうでしたが、着実に当時を知る人は高齢化しており、後世に実体験をもって伝える人が減りつつある。それは平和な時代が長く続いている証左でもありますが、自分たちの世代が高齢者となったとき、どんな説得力があるのだろう...と考えさせられます。

せめて「この世界の片隅に」のような作品が今後も長く親しまれ、多くの人に届くことによって、いくらかでも戦争と平和について考える機会があることを願うばかり...ではありますが。

...そして13時30分、予定通り本編上映開始。

戦争体験者の語りがあったせいか、今回は観客の反応がいつもとちょっと違っていた気がしました。

初見率はかなり高いと思われ、最初のうちは戦争物として身構えて緊張していた空気感があったのですが、その反動があってか「あぁ...この映画はゆったりとした気持ちで観て良いんだ」という雰囲気が広がっていくのが感じられました(^_^)

そのためオチのあるシーンは素直に笑い、独特の展開に身をゆだねて楽しむという理想的な状態に...和光市の上映会ではラスト近くのバケモン再登場にどよめきがあったのですが、今回は穏やかな笑いが起きたのも印象的でしたね。

以前は2種あるエンドロールの途中で退出する人も目についたのですが、最近はほぼ全員が最後までキッチリ観るという感じになっているのも嬉しい変化です(^_^)

日本語字幕も対応していて、主催者さんの気遣いが感じられる良い上映会でした!


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この世界の片隅に、53回目鑑賞

2017年12月01日 21時30分00秒 | アニメ
今回はイオンシネマ海老名の最終上映日へと。

海老名は同市文化会館で8月に行われた無料上映会に義弟親子と一緒に行って以来となります(^_^)

あれから会っていないけれど、「怖かった...」と言っていた甥っ子、今はどんなイメージになっているのかなぁ...。

それはさておき、イオンシネマ海老名は海老名市文化会館とは駅を挟んで反対側なんですな。

現着は17:30ころ。

スーパー直結なシネコンで、2階フロアなのですが...。

売場と馴染み過ぎていて見つけにくかった(^_^;

ネットで予約状況を確認してましたけど、到着してからロビーで購入。余裕で良い席(N-24)確保できました。映画の日なので千円ジャストってのも嬉しいですね(^_^)

スクリーン7はさらに上の階でした。もぎりカウンターを通過して内側から昇り階段で。

座席は大当たり!スクリーンとの距離・角度ともに最適な位置でした(o^^o) シートも幅のある作りだし、前の列の間隔も広めで、足を伸ばして寛いで鑑賞できました (^_^)

客入りは3割程度というところかな...年齢層は30〜40代中心、リピータ率多しという感じ。

予告編をいくつか流し、18:10に上映開始。

スクリーンサイズは幕張や調布ほどの大きさではないものの適度に感じたし、画調も明るくて鮮明でした。

音質は調布に近い感じで、低音よりも中音域に重点を置いたチューニング。人物が動く時に発する服の衣擦れ音や食器のカチャカチャ言う音とか、環境音が強調される事なく自然に豊かに響いてくる感じ。

Twitterでどなたかが匂いを感じる...っていう書き込みありましたけど、わかるような気がしました。ご飯が美味しそうに見えたし( ^ω^ )

自然な音を煩くなく自然に響かせる...そんな音響でした。

海老名はもっと早く行きたかったんですが、いかんせん遠くて気軽に行ける距離感ではないのですが、思い切って行って良かったです( ^ω^ )

最後にイオンシネマ海老名さんに感謝を込めて、拍手させて頂きました!
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この世界の片隅に、52回目鑑賞

2017年11月25日 18時30分00秒 | アニメ
前回、丸の内ピカデリー爆音映画祭から二週間半ぶりに。

今回は近隣の和光市サンアゼリアでの「シネサロン・和光第37回上映会」に行ってきました。

40分ほどで到達できる感じです。

東武東上線・和光市駅から徒歩で向かいましたが、その途中にある商店街で今日の上映会のポスターを多く見かけ、街をあげて応援している雰囲気を感じて嬉しかったです(^_^)

19時の上映回、開場は18時15分ですが、現地に17時45分ころに現着。

ホール前は広い敷地があって暗くヒッソリとしていましたが、開場を待っていると思われる人が玄関前に5〜6人ほどいました。

係の人に聞いてみると、ロビーはまだ準備中なので外でお待ちくださいとのことで...。

閑散としてるし、もしかしてガラガラ?と心配になりましたけど(^_^;、開場時間近くになると20〜30人以上集まり始めてました。

8割以上が女性、年齢層も高めです。

開場時間になりロビーへ...。

すると素晴らしい光景が目に飛び込んできました!


「野田流創作切り絵」と言うのだそうです。

主線となる切り抜き用の黒い紙以外はすべて和紙に色入れしたもので、鮮やかな色彩とにじみ、そして黒のコントラストが独特の風合いを醸していて、「#この世界の片隅に」の素朴な世界感とマッチしていて(*´д`*)...しばし見とれてしまいました。

どの作品も素敵な仕上がりなので、一点一点紹介いたします。








写真にしちゃうと微妙な立体感が損なわれてしまい残念なんですが...すずさんが料理しているシーンの絵なんて立ち上る湯気が透明度のある薄い和紙が載せてあったりして、奥行きまで感じ取れる工夫がなされてました。

展示コーナーには切り絵を作成された福田さんという方が説明されていて、少しお話をすることができました。

福田さんの作品は、畑でこちらを振り向いているすずさんの絵です。

この方は作成スピードが早い方らしいのですが、それでも1ヶ月かかったそうで、他の方は大体2〜3ヶ月にもなるそうです。

本当にどの絵も美しい...まさに眼福でした(*´艸`*)

お陰様で開演までの時間もアッと言う間にすぎ、中に入るとお客さんでいっぱいになってました(^_^)

8割以上の入りになっていたんじゃないでしょうか。一階席だけで842席もあるので700人くらいになっていたかと!

開始のブザー(これがまたテアトルさんのオープニングロゴと同じ音色(^_^))が鳴り、華やかに描かれたしだれ桜の緞帳が開きます。

普段はコンサートなどを行うためステージに奥行きがあるので、スクリーンは引っ込んでいるので、前の方で座席でも快適に鑑賞できました。

客層は前述の通り、高齢者多めで大半が女性、チラホラと漏れ聞こえる会話から初見の方がほとんどの模様、非常に反応が楽しみに。

ちなみに字幕付きで理想的な上映です。主催者さんグッジョブ!d(^_^)

案の定、ユーモラスなシーンで穏やかな笑いが起き、後半の重みと哀しみに触れると啜り泣きの音が聞こえてくると言う嬉しい反応で満ちていました(*^o^*)

印象的だったのはラストシーンへと向かう、周作さんとすずさんが相生橋で会話しつつ背後をバケモンが通り過ぎていくところ...。

そのカゴからヒョッコリとワニのお嫁さんが顔を出したとき、今まであまり感じた事の無いザワザワした反応が起こりました。
「なにアレ?」
「え...どうして?」
「あぁ、そうだったのか!」
...と同行の人同士で小声で話し合いが始まったのです。これは凄く嬉しい現象が起きてるなと(^_^)

通常の映画館と違い、地元色の強いアットホームな上映会はもっとこういう空気があって良いと思うんです。

そしてさらに素晴らしかったのは「たんぽぽ」「すずさん」2種のエンディングで席を立つ人はほぼ無く、最後までシッカリと席についていたこと!

初見率が高い感じなのに、最後に右手が手を振るところまでが作品なのだと皆さん自然に理解されていた...本当に素晴らしかった...。

拍手も沸き上がりました。私も観客の皆さんと主宰者さんに感謝をこめて手を叩きました(^_^)

その穏やかで柔らかい雰囲気もあいまって、ジワ〜っと染みこんでくるような鑑賞となり、ジワジワ〜っと暖かい涙が止まらなかった...。

切り絵の展示といい、本当に行ってよかった...そんな上映会でした。


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この世界の片隅に、「待つ」の意味

2017年11月19日 19時10分00秒 | アニメ
今月6日、丸の内ピカデリー爆音映画祭で、あまりに音質がよくて台詞も鮮明だったせいか、すずさんの吐露する言葉が妙に...いつも以上に心に突き刺さりました。

「うちはずっとこういう日を待ちよった気がする...」

劇中、一番ハラハラドキドキしてしまうシーンですが(^_^;、今回はそれだけではなく、そのまま見続けながら「ん?...この『待つ』のニュアンス...何かの映画で同じものを感じた気がする..」と、ちょっと考え込んでしまった。

この時は答えが見いだせず忘れたままだったのですが、最近ハッと思い浮かびました。

小津安二郎の「東京物語」終盤、舅・笠智衆と、その戦死した次男の嫁・原節子が別れ際に会話するシーン。

「どこか心の隅で、何かを待っているんです」

その前に口走ってしまう「わたくし狡いんです」と共に同作で物議を醸すシーンなのですが、この台詞の「待つ」と同じニュアンスだなぁ...と。

両者ともに「自力ではどうにもならない状況から引きずり出してくれる何か(誰か)」なんですよね。

すずさんも、原節子も、日常を真面目に淡々として生きている。決して自我をみせることなく隠し、無意識に「良い人」を演じている。

不意を突かれ隠していたものを開けられてしまった時、あぁ..自分はこれを「待っていたのか」と気づかされるんじゃないかと。

そして気づいた直後、両者とも憤激してしまうのです(その対象は別々ですが)。

誰にでも心の奥底に潜んでいる「闇」とか「魔」とも言われているもの...「あなたはどうなのか?」と...鑑賞しているこちらにも鋭利をもって問いかけてくるシーンです。


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この世界の片隅に、哲さんのが背負う雑嚢の中身

2017年11月16日 20時00分00秒 | アニメ
朽ちていく重巡洋艦・青葉をジッと見つめる水原哲さん...。

すずさんは彼に気づきながらも、呼びかけることもなく静かに通り過ぎていく...人生交差点を思わせる印象的なシーンです。

物語とは別の視点になりますが、彼が背負っている雑嚢(リュック)がパンパンに膨れ、重みでズリ下がっているように見えます。

中身はいったい何が入っているんでしょうか?

そのヒントが、先日もご紹介した中島春雄さんの自伝怪獣人生 元祖ゴジラ俳優・中島春雄」に書かれています。

昭和20年8月15日、ノイズ混じりで聴き取りにくい玉音放送を当時所属していた兵庫県の姫路航空基地で聴き、その解釈を巡って混乱の後...緊張感がプツリと途切れて行き場を失った基地内で暫し間の抜けたような時間を過ごします。

 日本が負けた。そう聞いて、とりあえず、みんな風呂に入ったよ。大騒ぎはしないよ。ただ、シュンとしちゃって、翌日から訓練はなくなった。起床ラッパは鳴るけど、飯食って、だぼら吹いてね。することないもん。広場に集まってみんなで体操やったりしてたよ。

同じ軍隊にいても外地の悲惨な状況に比べると、内地勤務はずいぶんとノンビリしていたんだなぁと感じさせられます(^_^;

その後、中島さんの所属する隊は列車で移動、奈良県天理にある奈良分遣隊の本隊に戻り、そこで3〜4日「飯食って、ボサーッとしていた」のちに...。

 天理に戻ったら、みんな袋持っているかっていって、米が一升くらい配られたんだよ。雑嚢に入れて衣装も全部詰めて、用意しろと。それから家に帰れと。京都までは、みんなで行った。

同じように、おそらく水原さんの雑嚢にも米が入っていたんでしょうね。その米はお金の代わりになるという...こんな生々しいエピソードも語っています。

それで京都に着くと、「軍人後援会」ってタスキかけて、女の人がいっぱいいたね。「軍人会館に行けば休むところがありますよ」っていうことで、京都から市電に一〇分くらい乗ってみんなで泊まりに行ったんだ。着いたら「お米はお持ちでしょうか」って言うんだよ。「一合ばかりでけっこうです」って、米を取られた。金より米だったんだね。

除隊した兵隊はいっぱい米もっているらしいという情報がすぐに伝わり、周辺にあらゆるサービスが提供されていたという...生命力の強さも感じます。

それで、翌日田舎に帰ったわけ。列車は混んでいたね。
 終戦のとき、海軍に退職金をもらった。七〇〇円だったね。大金だよ。相当に遊べたね。将校だと何千円だったと思うよ。


終戦の混乱期とはいえ(内地の場合は...なんでしょうけど)意外とキチンとしていたんですね。

明日をも知れぬ命という極限状態から一気に解放された上に、独身の気軽さもあって、アブク銭感覚でパーっと使ってしまったんでしょう(^_^;

 それで僕の海軍生活は終わり。

中島さんは山形県酒田市の実家に帰り、東宝の俳優になるまでに終戦直後のゴタゴタの中、いろんな仕事を転々としていきます。

ゴジラエピソード以外も面白い語り口な実に楽しい本なので、機会があればご一読をオススメします(^_^)


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この世界の片隅に、細く長く繋がってとうとう2年目に

2017年11月12日 18時00分00秒 | アニメ
一年前の今日、公開初日の鑑賞は立川シネマシティでした。

15時25分の回とあるので、同日3回目くらいの上映だったかと。

映画館に着くと、前回の観客がドッと出てくるところで、神妙な表情の人、泣き濡れている人様々で全体的に複雑な顔つきをしていましたね。シネマワンには手前に階段があるのですが、段に座り込み頭を抱えてうずくまっている男性が印象的でした。

うんうん!着実に皆の心に響いているなと心で「ヨッシャ!」(*^o^*)

キャラメルなんか仕込んじゃってね(^_^;


ワクワクしながら上映開始を待ってると、後ろの座席で三十代くらいのカップルの会話が聞こえてきました。

女性「これ観たかったんだ、チケット取ってくれてありがとうね」

男性「うん...」

なんだか嬉しい...開始前からジワっときてしまいましたよ(´;ω;`)


...あれから一年経っちゃったんですね...本当に早いなぁとも思うし、映画もロングランを続けている。

テアトル新宿ではお祝いの記念上映が行われ、片渕さん始め、のんちゃん、尾身さん、岩井さんも駆けつけて大盛況になっていた模様(^_^)


このロングランは「奇跡」とよく付ける冠言葉は軽すぎる。

片渕須直という監督という役職を越え、類い希な行動をみせた結果と、彼の作品と生き様に惚れたファンや各地の映画館が呼応し、響き合って達成されたものです。

私は消極的な応援しかしてなくて、せいぜい映画を観に行くくらいですけど、気づいたらこんなになってて、我ながら呆れるばかり(^_^;

こんなんなっちゃうとはねぇ...夢にも思いませんでしたね(笑)

本日の舞台挨拶壇上でプロデューサーの真木さんから原作エピソードを完全に描くロングバージョン(長尺版)の制作も公表され、まだまだこの流れは途絶えることなく続くのでしょう(^_^)

そんなことを思いつつ、今日は静かにBD版を鑑賞...。

のんちゃんの発する独特の「へへ...」、この一声で大丈夫だと確信したんだよなぁ(^_^)


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この世界の片隅に、海外渡航報告会

2017年11月11日 21時00分00秒 | アニメ
クラウドファンディング「海外上映を盛り上げるため、片渕監督を現地に送り出したい」にも参加したため、その特典でもあるイベントです。

本来は5月開催予定でしたが、良い意味で状況が変化しての延期となり、11月に。

11日の今日は奇しくも!

そうなのです!365日と満1年達成の目出度い日に(*^o^*)

報告会は数回催されて、抽選がありましたので、今日の参加となったのは嬉しい限りです!

場所は東武東上線・大山駅から徒歩6〜7分にある板橋区立グリーンホール。

その2階にある大ホールにて。

入場は基本先着順でしたので、14時開場の1時間ほど前に現着。

ホール前のロビーに人気は無く、どうやら一番乗りのようでした(^_^)

午前の回がそろそろ終わりのようで、出演者の皆さんの声が漏れて聞こえていました。

隅っこにあるソファに座って時間がくるのを待っていると、参加者の方が少しずつ集まりはじめ、30分ほど前から整列に。でも先頭から数名はそのままソファに座れたので、時間待ちも楽に過ごせました。

14時ジャストに開場・受け付け開始、気持ち良く一番で会場入りに(^_^)

座席は勿論最前列をチョイス、中央の3脚は使用禁止の張り紙が...あぁなるほど、恐らくこれは最後の記念撮影で片渕さんら出演者の皆さんが着座するためのものだなと(そのすぐ脇に座ったので、案の定、記念撮影は目立つ配置となりました(^_^;)。

大ホールはそれなりの広さのあるものでしたが、昭和の匂いが漂う懐かしい風情のある施設でした。

公立小学校とかの講堂とか体育館にあるステージの趣き(^_^)

そしてステージ前に、フランスで制作されたリーフレット...

そして韓国・富川で行われた国際アニメーション映画祭・グランプリの受賞楯も展示!

その脇に今日アニメーションブートキャンプ参加者からのお祝いの品も...。

これですね(*^o^*)

そんな嬉しいお祝いムードに包まれて、14時半に司会の山本さんがご挨拶、イベント開始です(^_^)

最初に4本の海外版(英語・台湾・ドイツ・フランス)予告編が上映、なんとなく動画サイトで見ていたような気もしてますが、フランスの吹き替えは美しい...日本語とは別の切ない響きがあるんですよね。フルで見てみたいなぁと思わされます(^_^)

予告編終了後に、本日の出演者が登場!

右端の山本さんから順にプロデューサーの真木太郎さん、監督・片渕須直さん、そしてゲストである海外版コーディネーター・兼光ダニエル真さんです。

各者ご挨拶の後、両端に用意された席に着座...

中央のスクリーンに海外での活動を記録した映像を見ながら、語っていくというスタイルで進行。

スペインを始め、のんちゃん加えての海外での濃密な様子が次々と...断片的なものはネットでもチラホラ散見してましたが、まとめて見ると感慨深いものがありますねぇ(*^o^*)

戦争や貧窮への思いは各国様々なものがあり、それぞれの国の方々が自己の体験を投影させて鑑賞している感じがよく伝わってきました。

印象的だったのは、原爆投下の様子を光のみで著し、直接描かなかったのは何故か?そして、ラストで広島の母子の表現です。

原爆については国によって捉え方やイメージが大きく異なり、詳細に描かないと理解できない...逆に言えば、日本人は間接的な表現でもその時に何が起きていたのか充分理解できてしまうということなんですよね。

母子の解釈は改めて、あぁなるほど!と思わされました。左手で手を繋ぐのは、すずさんと晴美ちゃんの場合の鏡映し的なものだったんですね。だから両者は最後に結びついたんだと...。

ハッとさせられました...まだまだ自分は理解できていない要素があるんだなとも...。

記録映像を見ながらのトークも一頻り...最後に質疑応答の時間がありました。

条件は海外展開に関することということで、一瞬考え込んでしまった...というのも仕込んでいた質問は爆音上映のことでしたので(^_^;

なので、ちょっとアレンジして3番目くらいで手を上げて、取り上げてもらいました(^_^)

内容はちょっとアレンジしたもので、海外での音響設備の充実さは国内と比べてどうか?また国によって音質へのコダワリ傾向は?というもの。

答えとしては、海外の場合、総じて音響へのコダワリは薄い、昔ながらの設備で満足しているというもの。ダニエルさんも日本の皆さんが一番贅沢な環境なんですよと補足(^_^)

爆音など音響へのクオリティについてはここ数年の傾向という感じですが、日本が先行しているんでしょうね。映画の鑑賞方法として面白い発見だなぁとも思っているので、むしろ海外の追従はこれからなのかもしれません。

でも何となくですが、とくに欧州あたりは片渕さんのコメントもあったように、気にしないのかもなぁとも(^_^;

他の方の質問で印象的だったのは、中東での展開について。

この答えはシリア内戦が大きく影響しているとのことでした。シリアが中東一帯の翻訳などの拠点になっているらしいんですね。

内戦の影響が、こういう問題に波及しているというのも皮肉な話しだなぁと思いましたね...。

そんな感じで濃密な時間はアッと言う間に終わってしまいました。片渕さんのトークは色んな形で聞かせていただきましたけれど、いつもテーマが違っていて、造詣深く、聞き飽きることがありません(^_^)

今回はうんと近い距離で、片渕さんの表情もよく見て取れたし、大満足の1時間半でした!

最後に予想通り、私のとなりに空いた席にお三方が着座され、「この世界の片隅に〜!」の合図で記念撮影をパシャリです(*^o^*)

明日のテアトル新宿・公開一周年記念上映に参加は叶わなかったけれど、その一日前の満一年記念として大事な想い出になりました!

次の機会は新宿ピカデリーで21日(火)「マイマイ新子と千年の魔法・公開8周年記念イベント上映」となります(バッチリ申し込み完了でございます(^_^))。


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この世界の片隅に、51回目鑑賞

2017年11月08日 20時05分00秒 | アニメ
Macの不調もあってブログに書くのが遅れてしまった...(´д`)

ということで、行って参りました、爆音映画祭!

丸の内ピカデリーでの鑑賞2回目、もちろん爆音映画祭にて(*´-`)

上映開始15分ほど前に会場着。

濃ゆい人達が多いと判る空気で充満(^-^;

爆音機材も順備O K!d(^^)

今回の席は前から5列目と、思っきり前に。

上映後のトークをなるべく近くで見たいためでしたが、いや~ずっと首を上げっぱなしで辛うございましたわ(汗)

ほぼ予定時刻19時半に前国同様、予告編なしでスタート。

分離良くキラキラ粒立ちした高中音域と、厳しさと激しさを振動と圧力タップリな低音域を浴びるが如く堪能しました(o^^o)

この左右に展開するスピーカー、見た目の存在感もあるけど音の出方・振り分け方がハンパないんですわ(*´-`)

でも今回は静寂なシーンに響く環境音が印象に残りました。

図らずも片渕さんがトークで同じシーンを例に揚げてらしたんですが、朝日遊郭ですずさんとリンさんが会話するところが非常に鮮明に響きましたね。

遠くに汽車の音がするなぁというのは前から知覚できたのですが、今回は街の中に雑多に混じる多種多様な音が聞こえてきて、中でもクルマのエンジンのような音が微かに。

これは音響効果の柴崎さんが用意したサイドカーの音だったとのことです。なるほど、サイドカーというのが古風でシブイですよね(*^o^*)

こんな音まで認知できた...正に聞こえなかった音に気づいた喜びです。

本編終了後のトークは15分の休憩を挟んで、22時から30分ほどでしたが、テーマを音響効果に絞った濃ゆい内容でした(^.^)


詳細についてはすでにTwitterで上げていらっしゃるので、私は印象に残ったお話しをいくつか。

片渕さんは昔アニメは絵の動きで演出すれば良いと思っていたのが、「未来少年コナン」で巨大なギガントと小さいファルコの対比を音の面でも差を付けていたのに気づき、音響も演出面で重要なのだと理解し、これまで関わって来た作品はほとんどタッチしてきたと。

映像作品は音でも見せる...言われてみればなるほどなのですが、特にアニメの場合はあまり注目してこなかったなぁと思わされましたね。

それと砲撃や爆破の音は、ストックされたライブラリーを使わず、本作用に録音採取したそうですが、スタジオ・カラーがかなり協力してくれたのだそうです。

陸上自衛隊が開催する総合火力演習で...そういえば「シン・ゴジラ」の時も総火演に行って録音したとメイキングかなんかで聞きましたけど、この時に「この世界の片隅に」スタッフも一緒に参加してたんですね。

片渕さんと庵野さんは同い年だし、昔なじみで思いの外深い交流があるようで、なんだか嬉しくなりましたねぇ(^.^)

あと「マイマイ新子と千年の魔法」も爆音上映してみたいけど、音源的に激しい爆破のシーンもないしなぁ...と仰ってましたが、今回の爆音映画祭で気づきましたけど、それは違うと思いました。

音圧とバランスを鮮明にすることで、聞こえない音も浮き彫りになってコントラストが高まる効果があるんだなと。

思ったのは、ラストあたりの夜の水田で、虫や蛙の鳴き声のシーンです。これを今回のような音響装置でやったら凄いことになりそうだなと(*^o^*)

それは新文芸坐で思いの外充実していた音響装置で感じたことなんです。高・中・低の各音域のバランスが非常に良くてコントラストが鮮明で、心身に響いて涙してしまったんです...。

爆音といってしまうとアクションや戦闘シーンが多い作品向きなイメージになってしまうのですが、今回「この世界の片隅に」をやってくれたことにより、静かな作品でも意味があると気づかされました。

「マイマイ新子〜」も是非やってほしいと思うし、立川シネマシティのa・bスタジオなどでの極爆上映でやってくれることを大いに期待しているところです(*^o^*)

ということで、今回も素晴らしい鑑賞をさせてもらいました!


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今日はこれから...。

2017年11月06日 15時30分00秒 | アニメ
丸の内ピカデリー爆音映画祭、「この世界の片隅に」最後の上映を観に行ってきます(^_^)

今現在(15時)の座席情報を確認すると...。

両端後方も埋まりはじめている!

こりゃ開始時は満席になりますね(^_^)...早めに席を確保しておいて良かった〜(^_^;

今回のお楽しみは我らが片渕須直さんと、爆音映画祭を主宰された樋口泰人さんの上映後の対談です。

前回上映は予告編なしで即上映でしたから、同じなら本編終了は21時40分ころ...ってことは対談は50分近くやってくれそうですね!

最近は私も映画は音で楽しむ要素が大きくなってきているので、そのあたりの調整の秘密とか、両者のコダワリポイントがどこなのかとか、音響重視のお話、とても楽しみであります(*^o^*)


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終わってもらって良いんだけどなぁ...(´д`)

2017年10月30日 20時00分00秒 | アニメ
引退撤回の話題作?のタイトルが公表されたようですね。

「君たちはどう生きるか」という戦前の児童文学作家・吉野源三郎による同名作から因んだものだそうです。

なんだか「君は生き残ることができるか」と混同しそうなフレーズ(^_^;

1年近く前に放送したNHKスペシャル「終わらない人」の終盤...3DCGによる短編アニメですっかり嫌気がさしてしまった宮崎さん、変な勢いがついてしまい、鈴木敏夫さんに話しをするところ。







「いや〜...(また始まったよぉ...)」と(ハの字に眉を寄せる鈴木さんが印象的(笑))言いながらも、何とかしたんでしょう...宮崎さんがアニメを作るって言うんなら...とお金出してくれるところはいっぱいありそうだしね(^_^;

作品は3〜4年後に完成予定...生誕80年記念作とか冠だしそう(^_^;

「風立ちぬ」は美しく、劇場で5回くらい鑑賞するほど好きになりましたし、これで引退か!と個人的にもピリオド打った気持ちになったので、今回の撤回・復帰は辟易とした気分で見ております...。

庵野秀明さんのいう「パンツ」を脱ぐのか?履くのか?

新作「君たちはどう生きるか」...なんとなく説教くさいタイトルだよなぁ...というイメージ以外、作品内容についてはサッパリわかりませんが、今のところは生温かい目で見ている次第です...(´д`)


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