函館市とどほっけ村

法華宗の日持上人にまつわる伝説のムラ・椴法華。
目の前の太平洋からのメッセージです。

憲法改正の話をしよう

2018年09月30日 08時48分02秒 | えいこう語る

▼70年生きて来て、この国に生まれて心底よかったと思うことは、戦争をしない国だということだ。だが、2012年4月27日、自民党は独自の「憲法改正草案」を提出した。

▼その中身は【国民主権】から【国家主権】へと大きく変わる内容だ。大変なことが起きようとしているのだ。現憲法の主役は国民だが、主役が国家となってしまえば、憲法を守らなければならないのは国民になってしまうからだ。

▼(現行憲法)第99条=天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負う。

▼(改正草案)第102条=全て国民は、この憲法を尊重しなければならない。2・国会議員、国務大臣、裁判官その他の公務員は、この憲法を擁護する義務を負う。

▼憲法とは国家権力の暴走から国民を守るためにある。国民に憲法遵守の義務はないのだ。アベ総理は憲法の精神を無視しようとするから、我が国の8割もの憲法学者から、憲法解釈が間違っているといわれるのだ。

▼さらにいえば、アベ総理は【憲法破壊主義】の首謀者なので、2017年に施行された「テロ等準備罪」が適用されるというのが私の解釈だ。だが、アベ総理の解釈では、間違っているのは憲法学者であるというから、我が国は「アベコベ」になってしまうのだ。

▼改正草案では、憲法遵守の範囲から「天皇」が消えている。天皇の役割はどこへ行ったかというと、第1条に新たな地位を与えられている。

▼改正草案第1条=天皇は国家元首であり、日本国および日本国民統合の象徴であると。天皇は憲法遵守の対象から外され【国家元首】とはどんな役割を与えられるというのだろうか。

▼憲法は遵守しなくてもいいから、国家元首として何かの責任をとる存在と化すのか。今上天皇が「生前退位」を発表した。この異例の談話を「お言葉」という、奇妙な日本語で政府は処理した。

▼「お言葉」とは、私の世代では聞いたことのない「天の声」というものではないかと考えている。天皇は、自分の新たな役割が、非常に重荷だと感じたから耐えられなくなり「お言葉」を発したのではないだろうか。

▼もしかして、天皇のお言葉に秘められた本意は「自民党憲法改正草案を国民に学んでほしい」という意味なのではないかと、最近の私はそう妄想している。

▼詩人とは、言葉に魂を入れる仕事だと私は考える。詩人谷内修三著【私人が読み解く自民党改憲案の大事なポイント】には、改正草案は【でたらめな文体】と【ずるい文体】をかきまぜて【あいまい】な部分を多く作り出していると指摘する。

▼さらにこれから先、改憲問題がもちあがったとき、どんな問題があるか、テレビはやはり報道しないだろう。報道しないことで、既存の「多数意見」がそのまま「多数派」として通ってしまう。報道しないことは「中立」ではなく「議論」の否定「民主主義」の否定なのであると言い続けようと主張する。

▼アベ総理は憲政史上最長で最強の宰相として、権力の座を盤石のものにしようとしている。自民党総裁3選を果たした時「憲法改正」を声高らかに宣言したからだ。

▼詩人は「憲法改正」についてテレビを始めとするメディアが、あまり伝えていないことを懸念する。【とても静かだ。この静けさが私にはとても異常に感じられる】と。さらに、何かが勝手に動いていることの不気味さを訴えている。

▼総理自身嘘をつく国家は、不気味である。その不気味さが勝手に動いているということがなおさら不気味なのだ。憲法とはその不気味さを国民が監視し、停止できる権力のことだと思うのだが。

▼自分の周囲で憲法改正の話をしよう。これが戦争しない国に生まれた、憲法への恩返しだからだ。

鈍感な日本の私

2018年09月28日 12時25分51秒 | えいこう語る

▼北海道の太平洋側の陸地で起きた先日の「胆振東部地震」は、海底プレートが陸地の下まで食い込んで来て、動いた地震のようだ。

▼私の地域からそう遠くはない場所だ。次は私たちのところでも起きる可能性が非常に迫ってきた思われる今回の地震だ。さらに私の地域には活火山恵山(618M)が噴煙をたなびかせているし、家の前は太平洋だ。

▼子供の頃恐ろしいものは「地震・雷・火事・親爺」といわれていたが、今の私の環境では、その恐ろしいものも大幅に変化をみせている。【地震・噴火・津波・憲法改正】だ。

▼そのうち、最後の言葉が一番前に来ないよう、神様に「鎮静祈願」をしたい。地震・噴火・津波は国内のどこかの地域で発生するが、国家全体を揺るがし壊滅状態になりそうなのは「憲法改正」だからだ。

▼憲法とは「国家の基本秩序」だ。これが揺り動けば、日本が壊滅状態になるのは必至だからだ。それはさておき、自分の比較的身近に起きた「胆振東部地震」が、なんだか今までの大災害に比べ、被害や恐怖の実感がわいてこないのだ。

▼私自身、その心境を探ってみた。平成5年の北海道奥尻地震。テレビに映し出されたのは、崩壊した町の大火のシーンだ。第一印象は「爆弾が落とされたのか」と感じた。

▼平成7年の阪神淡路地震。東京本所の防災研究所で体験した関東大震災時の揺れ。この地震より大きな地震が、日本列島にもやってくるのではないかという恐怖心を感じた。

▼極めつけは平成23年の東日本対震災だ。地デジ放送に切り替わったばかりで、大型テレビに映し出された映像の恐ろしさは、心身共に大きな疲労感と虚無感が襲ってきた。気力とか意欲がそがれた、いまだかってない放心状態を味合った。

▼さらに、その後の相次ぐ大雨などの大被害、そして今度の胆振東部の地震。「災害列島日本」に住み「災害は忘れる前にやってくる」そんな精神状態に陥ってしまったような気がする。

▼私も地区の共同募金の役員をしているが、募金活動も東日本の時より、気持ちの盛り上がりが欠けている自分に気が付く。まるで身内のような胆振東部の地震に際してだ。災害が当たり前になってしまい、恐怖心も鈍感になったのではないかと心配する。

▼恐ろしいものの最後に「憲法改正」を持ってきたが、これも、集団的自衛権の行使容認や共謀罪の成立など、9条改正への準備が着々と進められている。

▼さらに自民党総裁選も予想通り、アベ総理の3選に終わり、アベ総理に対抗できるものはいない。気が付けば野党という言葉も死語になって来たきらいもある。その野党の立憲民主の枝野さん、米国で「日米同盟重視」を叫んでいたという。

▼ふと思い出した。半世紀前の東京でのことだ。「創価学会でなければ都民でなし」と私はよく耳にした。私のアパートの大家さんも、読経が二階の私の部屋にも聞こえていた。心が広いせいか家賃が遅れても、催促など一度もされたことがなかった。

▼その頃「公明党」は「平和の党」だと思っていた。青年部の学習会にも参加したことがある。だが、近年はアベ政権にあまりにも接近したため、今や「自民従属党」といった感じだ。

▼アベ総理のまねをして、代表も長期を維持している。この政党も、与党の「甘美で危険な体質」にどっぷりつかって、政党としての真の目標が鈍ってしまったようだ。

▼今、アベ総理が訪米している。日本車の関税引き上げは一応保留になったみたいだ。だが、経済交渉の「TPP=環太平洋連携協定」から「FTA=二国間自由貿易協定」などと横文字用語が横行する。さらには「TAG=日米物品貿易協定」を締結したという。

▼酒場を変えるたびに、源氏名が変わるホステスのようではないか。名前が変わり別な女性がいるかと思いきや、昔と同じ女性ではないか。

▼呼び名を変えただけで、お客さん(国民)に新人だと期待させようとしているのか。ここで思い出した歌がある。歌手・小林旭、作詞・星野哲郎、変詞・川口えいこう。「♪昔の名前で出ています」3番の歌詞を紹介しよう。

▼♪あなたの似顔絵 ボトルに書きました トランプ命と書きました 流れ総理の 最期の止まり木に あんたが止まって くるのを待つは TAGの名前で 出ています♪

▼今晩は来年改選期を控えた函館市長の講演会です。「鈍感な日本の私」にならないよう、なにかをつかんで来ようと思っています。

▼その後、二次会のスナックで、この歌を歌おうかどうかは検討中です。

アベ総理とトランプと白鵬

2018年09月27日 13時39分18秒 | えいこう語る

▼数の力で一強政治を続けているのがアベ総理だ。人類史上最大の殺戮を繰り返した第二次世界大戦。原爆投下という、この世の地獄を我が国で体験したはずなのに、3選を果たすと【戦争の放棄】を「放棄しよう」という、憲法改正を次期国会に提案すると宣言した。

▼憲政史上最長も目前のアベ総理。さらに一強を維持する努力は、かなりの精神力と政治学修練のたまものだろう。だが、その長期政権を支えているのは【はぐらかし政治】だ。

▼ここに述べるまでもないが、アベ総理は「嘘と真実をミックス(アベノミックス)」し、何が本当なのか自らが判断できないようになっている。総理が総理なら国民もそれに倣っているようだ。アベ支持率が40%台を維持しているからだ

▼アベ総理は「対米従属」をあらわにしている。日本は魂ばかりでなく、真実も米国に持ち去られてしまったのではないか。もはや世界各国が我が国を「あいまいな日本」と、呼んでいるのではないだろうか。

▼アベ総理に似た人物がいる。角界で次々戦績を塗り替え、前人未踏の記録に挑戦する横綱白鵬だ。角界きっての人気者だった元横綱貴乃花親方を、ついに角界から引退への道へ誘導したようだ。

▼日馬富士の貴ノ岩への暴力事件。真の黒幕は白鵬ではないかと多くの相撲フアンは疑ったはずだ。角界の自民党と呼ばれる、白鵬率いる「モンゴル部屋」?の、鉄の結束集会で起きた暴力は、最強のリンチ事件に見えたからだ。

▼この「角界リンチ事件」は、角界の改革を唱える貴乃花親方を、協会全体が全包囲作戦を展開して、親方を引退の落とし穴に落としたというのが、60年にも渡り大相撲フアンである、私の得意の「妄想解説」だ。

▼アベ総理も白鵬も、政界と角界で最強の勢力を維持している。この二人に共通な、身体から発する匂いがある。『Lieという名の香水』だ。Lieとは『嘘』だ。トランプ大統領も愛用しているらしい?。

▼アベ総理のLieは、福島の汚染水のコントロールや森友・加計問題などで、その匂いはいまだに消えていない。だが、自民党総裁3戦の圧勝と、米国訪問での経済協議での成果で、最大の脱臭効果を狙おうとしているのようだ。

▼だが、トランプ大統領との「裏取引」をさせられるような気がしてならない。「トランプ・アベ会談」。これほど日本が損をする会談は、ほかにないような気がするからだ。

▼前回の会談では「真珠湾攻撃は忘れないぞ」という先制攻撃を仕掛けられたという。日米安保条約には「両国の経済的協力の連携」という条項もあるので、経済問題は「だまって従え」ということか。

▼安全保障の用語でいえば、日本にとって「双務的」ではなく「片務的」なのが二人の会談だ。値切りに値切ったというのではなく「言い値」で契約してくるからだ。

▼アベ総理の米国訪問は、テレビで観る「初めてのお使い」のようで、覚束ない外交だ。ロシアや中国へのお使いも同様な気がする、シンゾウお坊ちゃまだ。やはり強力な武器でも持たした方がいいのかと親心もわいてくる。

▼白鵬といえば、堅いサポーターを腕に巻き強烈な「肘打ち」や「張り手」をくらわす。協会や相撲フアンからの声で、辞めたと思われたが、ほとぼりが冷めた頃を見計らって「張り手」を始めた。

▼さらに41回の優勝、幕内通算1000勝などの偉業を打ち立てるため、先場所は相手の気合を打ち砕く、立ち合いの「待った」を連発した。

▼この横綱に2度3度と「待った」をされれば気合がそがれ、格下の相手はほとんど勝負にならない。さらに、手負いの横綱稀勢の里にはまさかの「張り手」で勝ち、全勝優勝を果たした。

▼アベ総理は「なめられ外交」だが、白鵬は相撲協会も相撲フアンも、しいては日本国をもなめているというような、今回の土俵態度だった。白鵬は、アベ総理がいる国の国技だから「なめ切って」いるような気さえしてくる。

▼こんな妄想はしたくはないが、もし白鵬が米国大統領だったら「張り手外交」で、懸賞金のすべてをさらわれてしまうだろう。

▼両手で見せびらかす白鵬の賞金を見るたびに、日本の予算がなくなるのではないかと、余計な心配をしてしまう。私が嫌いな人物は、最近は「白鵬・アベ・トランプ」だ。

▼この3人。「心・技・体」があるように見せかけて、まるで「心」が欠けているようだ。この3人がいなくならない限り「あいまいな日本の私病」から抜けきれないようだ

杉田水脈発言で考える【憲法第21条と改正21条】

2018年09月24日 18時53分27秒 | えいこう語る

▼自民党衆議院議員の杉田水脈さん(51歳)が、性的少数者(LGBT)」を「生産性がない」と表現した。それについて様々な議論が飛び交っている。

▼憲法第21条(表現の自由)を読み返してみた。1項は【一切の表現の自由は保障する】とある。これであれば、杉田さんの発言も、それに対する批判の自由も保障される。

▼対する「自民党改正案」では、新たに2項を設けている。【前項(1項)の規定にかかわらず、公益及び公の秩序を害することを目的としたものは認められない】とある。『公益及び公の秩序』というのは【国の利益及び国の秩序】と読み取れ、そうでなければ認められないと解釈できる。

▼ちょっぴり現憲法の9条2項を注目したい。【陸海空軍その他の戦力はこれを保持しない。交戦権はこれを認めない】。つまり我が国は「戦争の放棄」を国内ばかりではなく世界に宣言している。

▼だが改憲されれば自民党案ではこうなる。9条2項が【自衛権の発動を妨げるものではない】となり、新たに「9条の2」を設け【我が国の平和と独立並びに国及び国民の安全を確保するため、内閣総理大臣を最高指揮官とする国防軍を保持する】となる。

▼自民党改憲案の第9条は【戦争放棄の解除】となるということだ。戦力の保持となれば兵隊が必要だ。兵隊の確保のために先の大戦では「産めや増やせ」の大合唱が日本中で起きた。

▼杉田議員は同性愛者は子供が生まないので「生産性がない」と発言した。その「表現の自由」は現憲法下では保障されると上述した。

▼だが憲法が改正され軍隊を持つ国家になったら、人口減に加え子供を生まないカップルを認めることは【公益及び公の秩序を害する】と解釈されるのではないか。

▼戦争が始まれば「国家総動員体制」が復活するかもしれない。そうなると【非国民】という言葉が頭をよぎるのだ。杉田議員の「生産性がない」発言は、憲法が改正されれば、LGBTの人たちは「非国民」扱いにされるのではないかと心配にもなる。

▼杉田発言は、現憲法下では表現の自由で保障されているとはいえ、社会常識的には「人種差別」ととらえられる範疇に入る。

▼しかし、9条改正後は杉田発言の方が「人種差別」を圧倒し常識に近くなるかもしれない。なぜかと言えば杉田発言の方が、国益に叶うと解釈されるからだ。

▼3選を制したアベ総裁。次期国会に「憲法改正」を提案すると宣言した。さらに「私を支持してくれた国会議員はもっと私に強力なリーダシップを望んでいる」と自分は解釈していると発言した。

▼憲法改正の本丸「第9条」は、アベ三選により相当外堀が埋められた感じがしてきた。自民党女性議員の「生産性がない」発言は【非国民】という、国民が国民を差別する極めて危険な匂いがする言葉に私は感じたが。

北の大地よ燃え上がれ!次期北海道知事選

2018年09月22日 11時57分36秒 | えいこう語る

▼憲法第9条の改正を目指すと高言する、自民一家の【はぐらかしの晋三】を、憲政史上最長の首相にさせる我が国に、恒久平和の明日はない。・・・などとほざいてしまう、目覚めがよくない今朝の私だ。

▼午前5時前に届く朝刊に目を通し、自民党総裁選のあっけない結末に、情けなさが改めて胸に染みる。ロシア側のドーピング検査結果が出ないうちに、日本が解除に賛成してしまったとの記事には、対米従属ばかりではなく、北方領土返還に釣られ『対ロ従属』もかと、胸が張り裂けそうになる。

▼さらに昨日の情けない稀勢の里の相撲だ。休場が続き進退を迫られる稀勢の里に、あろうことか白鵬の張り手だ。
この張り手は日本国民全員に向かっていると感じたのは私だけか。

▼外国になめられ切っているアベ政権下の我が国。その反動は、トップであるアベ総理に向かうしかない。「美しく強い国」を目指すアベ総理だが、その反面、私のように「情けない日本の私」を自覚する国民も大勢いるに違いない。

▼北海道・立憲民主党が来春の知事選に向けた候補像を、今日(22日)の北海道新聞に掲載した。「自治に覚悟のある人」「確固たる将来にビジョンを持つ人」「地域主権改革を徹底的に広める人」の3本柱だという。

▼さらに「国の言いなりではなく、自らの判断で政治ができる決意と覚悟のある人」「地域主権の立場から国に対しはっきりと提起できる人」と、ダメ押しをする。

▼この内容に一番近い人物は、現衆議院議員で元ニセコ町長の逢坂誠二(59歳)だ。北海道の有権者であれば、この内容であれば、彼の名前しかか浮かばないはずだ。

▼今やアベ一強の影で消滅寸前の立憲民主党も、起死回生を狙い【知事候補は逢坂誠二】しかいないと、暗に発表していると、私は今朝の新聞記事でそう読み込んだのだ。だが、逢坂は国政に残りたいと固辞している。

▼逢坂は現在道8区(私がいる渡島・檜山選挙区)の議席を保っているが、ここに至る過程をちょっぴり復習してみたい。

▼8区の金田誠一衆議員が病気で引退し、その代わりに他の区から候補を呼び大博打を打った当時の民主党。結果擁立した鉢呂吉雄が当選した。

▼一方ニセコ町長だった若手の逢坂は、日本初の「自治基本条例=まちづくり基本条例」を策定するなど、脚光を浴びていた。そこで横路道政後の知事候補に上った。

▼ニセコ町長を辞し退路を断っての出馬直前、馬から降り身につけていた鎧兜、刀まで放り投げたのだ。この歴史的な場面に、時代の流れか私も直近で参加させてもらっていたのだ。

▼その後、将来有望な逢坂を救おうと、8区の鉢呂はこの地盤を逢坂に譲り、自らは別の区から出馬し当選するという、大博打を成し遂げたのだ。

▼鉢呂は民主党政権下で大臣になるが、福島原発事故での不用意な発言がもとで落選したが、現在は参議院議員に鞍替えしている。政治経歴から見て権謀術数に長けた政治家と思われるが、実に誠実な人物だというのが、私が身近で感じた人物評だ。

▼というわけで、逢坂誠二の政治宿命は北海道知事にある
。地方自治での先駆的企画と実行力。国政での豊富な経験を持って、北海道に帰ってくる運命を背負った政治家なのだ。

▼北海道に生まれ、石狩川に戻ってくる鮭のように、迷うことなき政治の道程を、北海道の大地が呼び戻そうとしているのだ。

▼「【カムバック!逢坂】。君の人生は自分自身にあるのではなく、北海道と共にあるのだ」と叫んだところで、新聞を読んだ後、二度寝したのに気付いたのだ。・・・「二度夢は神のお告げ」といったのは、誰だったか思い出せないけど?!。

▼逢坂辞職後のその夜の夢が楽しみだ。私の夢予想では「函館市長・衆議院補欠選挙に出馬!」という筋書きだ。

▼北洋漁業衰退以降、まったく元気のない函館市も、ようやく神輿を担ぐ市民でにぎわいを見せるに違いないからだ