▼テレビは一日中ウクライナ問題一色だ。政治や世界史にあまり関心を持たなかった私の妻も、専門家の解説に自分の意見を付け加えている状態だ。
▼それぞれの家庭も、こんな風景に違いない。テレビは、一般市民による【戦争の正義】と言うようなタイトルで、討論会を企画して欲しいものだ。
▼【憲法改正】に傾きつつある我が国で、国民の「憲法論議」を活発にする、良いチャンスではないかと思う。まずは公共放送であるNHKに株主(視聴者)の一人として要望したい。
▼ウクライナ問題についてのテレビの解説者は、元軍事関係者、ロシア研究家、経済評論家等、それに若手芸能人たちだ。しかし問題は、プーチン個人の性格の分析が必要に思う。
▼ロシア大統領が軍隊に命令し、国民の合意など無視して起きた侵略行為だ。国民に問題があるのではなく、プーチン個人の性格に問題がある。
▼今後はテレビの解説者に、哲学者や歴史学者、さらに心理学者と小説家を参加させてほしい。特に心理学の立場で、プーチンを徹底解剖し、性格の異常を究明して欲しい。
▼プーチンは日曜の混雑する秋葉原に、機関銃をぶっ放す異常性格者と似ているからだ。日本国内ではなく、プーチンは世界の日常を攪乱した。一国の大統領ではない。世界一の狂人だからだ。
▼和平交渉を敵地のベラルーシで行うのは反対だ。自ら進んで捕虜になるようなものだ。プーチンは代理を送るという。代理には「ゼレンスキー大統領を殺害せよ」と命令している。
▼「ウクライナ側が交渉に行き詰まり、いきなり発砲してきた。そこでやむなく反撃した」と答えるに違いない。プーチンは関東軍参謀長のような男だからだ。
▼この和平協議の行司役は、イスラエルではだめだ。【国連事務総長】が仕切らなければならない。行事も戦いを中止できなければ自ら責任を取り、割腹するぐらいの覚悟をしてほしい。
▼ロシア国内からプーチンへの批判が拡大している。これはロシア国内の問題だ。そして世界の世論が、ロシア国民を応援すべきだ。
▼さらに国家・国民を守るロシア軍が、その使命を果たし、精神に異常をきたしたプーチンを解雇し、精神病棟での生活を送らせてほしい。
▼ウクライナ侵攻について、評論家の分析で決定的に欠けているのもがある。プーチンの侵攻決定に大きく後押し押したのは“IOC”だ。
▼国家ぐるみのドーピングで、ロシアは出場禁止となった。だがIOCはロシアの別組織“ROC”の参加を認めた。
▼「選手には罪がない」と言うことだろうが、プーチンはこれで自分の考えは、世界に通用できると考えたからだ。
▼さらに北京冬季五輪のワリエワ選手のドーピング問題でも、IOCはメダルの授与式を引き延ばすという、ロシア側に配慮する判断に出た。
▼IOCという世界の戦いでも、ロシアは優先された。そうであればウクライナとの戦いも、ロシア側に有利な展開が世界でも通用すると考えたからだ。
▼このウクライナ侵攻は、習近平とプーチンとバッハの三人が、オリンピックという舞台裏で合意したものに違いない。
▼私は非常に冷静に、NHKの【戦争の正義】という、朝まで生討論と言う番組で、「団塊世代いなか爺」代表で、自説を論じていた。
▼「ご飯ですよ」と、階下から私のマネージャーの声が聞こえた。時計を見ると、7時を過ぎていた。
▼現実社会では、個人の発言は自由でないような気がする。夢の中では、憲法第19条=思想及び良心の自由は順守されている。
▼でも「世界平和」という理想の実現は、まだまだ【夢の途中】なのかもしれない。
夢みる人々に安らぎを
三等下