函館市とどほっけ村

法華宗の日持上人にまつわる伝説のムラ・椴法華。
目の前の太平洋からのメッセージです。

アベ総理悪口研究家

2019年06月29日 16時45分58秒 | えいこう語る

▼「アベ総理悪口研究家」!?。これが妻が私につけた新たな肩書だ。私はブログを書き終えると、先ず妻に読み聞かせる。妻が理解できる内容であれば、他の人も理解するだろうと考えているからだ。

▼時にはちょっぴり小難しい内容に挑戦することもあるが、
永い間寝食を共にして、私の性格や趣向を熟知しているので、それなりに理解しているようだ。選挙に出かける時も、私が政党や候補者を言わなくても、近頃は自分で判断している。

▼その妻が「アベ総理悪口研究家」と、名付けたのだ。私はアベ総理の悪口を言っているのではない。「国民の安全・安心な生活を守る」ために、誤った政策をしないでほしいと願っているだけなのだ。

▼というわけで、大阪で行われている「G20サミット」だ。開催国なので、アベ総理が議長を務める。大相撲で言えば立行司という役目だ。采配を間違えれば、腹を切る覚悟がなければ務まらない。

▼だが、そんな覚悟などさらさらないように見える。北海道新聞の29日の見出しがなかなかシャレている。アベ政治を【やってる感で6年半】というものだ。

▼つまり、内容のない政治を続けてきたということだろう。
だが、アベ総理は若い者に人気があるようだ。若者向けのテレビの番組にも気軽に登場する。スーパーマリオの格好で、東京五輪を宣伝する。

▼五輪招致に「福島原発事故の汚染水は完全にコントロールされている」と、気軽に嘘をつくなどというのも、若者に受ける要素に違いない。

▼「森友・加計問題」などは、誰がみても総理に非があると思っているが、国会では追求する野党を、得意の「はぐらかし戦術」で、逃げ通した。この今までにないふざけた国会運営も、若者には面白い総理として、受けているのではないか?。

▼内閣支持率が高いのは、今はやりの「インスタ映え」のする、総理として若者には好感度を持たれているようだ?。対して野党の党首たちは、ただ吠えているばかりで、牙の折れた捨て犬のように映っているのではないか!。

▼新天皇初の国賓扱いで、つい先日やってきたばかりのトランプ大統領。大相撲観戦で国技の魅力を体感したのか、サミット前に、爆弾発言をした。「日米安保の破棄」だ。

▼これは白鵬得意の「張り手」をかまして、相手をかく乱させる戦法に出たようだ。日米安保条約第2条には「政治・経済・社会の各分野において、緊急に連絡していくことを確認するものである」と書いてある。

▼「米国に有利な貿易をおこなわないと、軍事同盟は破棄する」という脅かしだ。これに動揺した日本政府、その真意を確かめもしないで、サミットを終了させるようだ。「虎ンプの尾を踏まない作戦」だ。

▼こういう姿勢が【やってる感んで6年半】ということになるのだろう。随分世界各国を外遊した。そのたびに莫大なお土産も持参した。その総額は、さらに費用対効果は、一体どのくらいなのだろうか。

▼さらに、運命共同体という米国からは、莫大な武器の購入を、相手の言いなりで購入する。振り返れば「国家安全保障」など、まったく考えてもいない総理なのではないか
。財政の安全保障はゼロに近いようだ。

▼などと、今日もアベ総理の分析に励んでしまう。「G20」の立行司としての采配はどの程度だったのだろうか。このままだと五輪開催まで、インスタ映えのする行事だけを行い、支持率の維持を図るだけの総理となるだろう。

▼G20冒頭、トランプ大統領は「貿易問題、軍事、防衛装備品の日本による購入について協議する」と、張ったりをかました。アベ総理も「戦後長きに渡って米軍の費用を受け持ったのは日本だ。今の米軍を世界一にしたのも我が国だ」。

▼そういうジョークをかましてほしいものだ。トランプ大統領は、サミット終了後韓国に出向き、北朝鮮の若大将と軍事境界線で会おうと大口をたたいた。

▼兄貴分のトランプは、数段上の政治家のようだ。彼の一言で、世界は間違いなく動くからだ。私は「日本一家の親分」に新たな名前を付けたいと思う。「張ったりの晋三」という名だ。

▼米国にも中国にも韓国にも北朝鮮やロシアにも「張ったりをかませる」ような、総理になってほしいと願う。なぜならシンゾウは、今の我が国の最高責任者だからだ。内弁慶ではない、総理にちょっぴり期待したいからだ。

水無月の酒

2019年06月28日 19時27分16秒 | えいこう語る

▼雑誌「酒」の編集長の佐々木久子さんが、昭和57年に上梓した「酒・はるなつあきふゆ」を読み返している。昭和57年といえば私が34歳なので「酒と女と人生」などということを、少しは語れるようになった頃だったような気がする???。

▼「酒と女と人生」などと、早朝から「でっかいホラ」をこいてしまったが、本当は少しだけ自慢できるのは「酒」だけなのだ。

▼この本の「水無月(6月)の酒」のページを開いてみる。ちなみに佐々木さんが亡くなったのは、11年前の6月28日なので、今日が命日だ。「酒」がつなぐ縁のようだ。

▼「立春から数えて百三十五日は梅雨の入りである。梅雨は日本特有の季節感であり、梅の実が熟する頃にみられるので、梅雨と名づけられたという。鬱陶しく嫌な梅雨だが、農をもって国の本としてきた日本にとっては、梅雨は誠にありがたい天の恵みなのである。・・・米づくりには是非とも水がなくてはならない。日本の年中行事を調べてみると、すべてはこの「田植え」と「とりいれ」のための行事といってもいい。・・・戦後日本人が味覚に対し雑駁になってきたのは、梅干しの味を忘れたせいではないだろうか」。

▼実に季節感あふれる、日本の古き良き時代の風景を表現した見事な文章である。さらに「明治の初めまで、日本の産業の根本は農業、米づくりであった。それが軽工業、重工業へと大きく移行し、今では米づくり農業は、日本の救いがたいガン的症状を呈し始めている。それもこれも【政府の無策】のせいなのだが・・・」と、辛口の政府批判もさりげなく挿入している。久子さんも無類の酒好きといわれていたので、辛口が好きだったに違いない。

▼ということで、我が家では妻がスーパーから梅を購入し、梅漬け作業が始まった。ちょっぴり熟れたのを、ジャムにしてくれた。朝にとれた鰯を三枚におろし、塩を振りかけていたのを酢で洗い“ふぐ刺し”のように皿に並べ、ニンニクのみじん切りとパセリを振りかけ、オリーブオイルをたっぷりかけた。

▼以前、6月に東京に出かけた時、あまりの暑さに「きびなごの刺身」を肴に、芋焼酎をロックで飲んだ。これが実にうまかったのを記憶している。

▼きびなごの代わりに鰯。そしてちょっぴり甘酸っぱい梅ジャム。大き目のグラスに氷をたっぷり入れて、薩摩芋焼酎を注ぐ。そこでひらめいたのが、冷蔵庫にストックしてあるライチだ。皮をむいて、3個ほどグラスに入れた。

▼この組み合わせは“最高”と叫びたくなるぐらい、ベストマッチだった。水無月の夜の夢の中で、佐々木久子さんと一緒に飲み「アベ政治の無策について」語り合ってみたいものだ。

ついに出た!日米安保破棄?

2019年06月26日 08時17分03秒 | えいこう語る

▼「アメリカン・フースト」と豪語するトランプ大統領は、世界を驚かす発言が多い。今度は「日米安保条約を破棄する」と、側近との会話で発言したという。今年の流行語大賞は【日米安保破棄】に決定だ!。

▼「G20サミット」で、マスコミ各社はこの発言の真意を大統領に問いただしてほしい。なぜかと言えば、米国による70数年間にわたる占領が終了し、真の主権国家になるからだ!?。

▼という考えは、甘すぎるだろう。なんといっても、相手は世界のペテン師!名前が「トランプ」だからだ。夢にも見なかった、米国からの「安保破棄」。ババを引かれそうなのは、賭け事(外交)の弱いシンゾウだからだ。

▼NATO(北大西洋条約機構)加盟国の防衛負担が少ないと憤慨し、脱退すると脅かしていたトランプだから、「日米安保」も同様に、米軍の駐留負担を全額持てと、シンゾウに話しているのではないか。

▼だが「全額負担」では、さすが、気前のいいシンゾウも命取りになる。そこで私は、あらん限りの「妄想」を屈指し、トランプの真意を探ってみる。

▼辺野古への基地移転問題。いくら日米安保があると言っても、沖縄県民を無視しては、日本国内の世論もいずれ「日米安保」に対し厳しくなるだろう。そうであれば、日本駐留はいずれ困難になる。

▼現在の武器能力では、アジア大陸のすぐ近くに、米軍基地は無くてもいい。むしろ近くにいる方が危険だ。そこでグアムに移動する。移転費用は日本が支払う。米軍も日本にいるよりは心の安らぎを得るだろう。

▼グアムに移っても、日本を守るという名目であれば、グアム駐留の費用は、日本に負担してもらう。「旧・日米安保破棄」から「新・日米安保締結」だ。

▼「日米安保破棄」となれば、日本は軍隊を保持し防衛に努めなければならない。一朝有事には、グアムから馳せ参じた米軍は、その基地を自由に使えるという協定だ。もちろん「地位協定」はそのまま残して置く。

▼つまり【憲法9条の改正】を、米国が認め支援するということだ。米軍全面撤退となれば、日本国民も【憲法改正】に向かうだろうという、トランプの大バクチだ!?。

▼【憲法改正】へ向かうために、日本国民への「ビック・プレゼント」がある。それは【原発廃止】だ。昨年、自動更新した「日米原子力協定」は、一方が中止した場合は、半年以内に解消される。

▼そうなれば、現在日本が保有する「プルトニウム47トン」は、核爆弾の製造ではないかと、世界から危惧される。これを米国が引き取ることになり、核爆弾はいつでも日本に提供できるようにする(超高値で)。

▼9条を改正し、日本が軍隊を保有すれば、武器はすべて米国から輸入するという協定はもちろんだ。これでアベ総理は、歴代総理が誰もなしえなかった偉業を成し遂げ、歴史に燦然と名を残すことになる。

▼こうして、日出る、和を以て貴しとなす国は「トランプとシンゾウの悪党兄弟」!?により、軍隊を持つ「普通(低俗)な国」に成り下がってしまうのだ。これが私の得意な「妄想」なのだ。

▼というのが現実に近ければ、次期参議院選挙で、与党勢力の「3分の2確保」は、絶対阻止しなければならない。再び戦争を繰り返せば、日本は猛烈な攻撃を受け、大海に沈没してしまうに違いないからだ。

▼「日出る国」は、我が国のことだと思っていたが、国民が無能な議員や政党を選べば「日没する国」になるというのを、聖徳太子は予言していたのではないいかと、たった今気が付いたのだ!。

▼「日出る国」とは、国民が選択を間違えれば「日没する国」にもなる。つまり【日本が沈没する】という、太子の予言ではなかったのかと。

あべこべ(彼辺此辺)=安倍頭(あべのこうべ)

2019年06月24日 07時47分17秒 | えいこう語る

▼昨日23日は、沖縄戦「慰霊の日」だった。20万人もの戦死者を出し、地上の地獄と化した沖縄。この「慰霊の日」は、二度と戦争をしてはならないと世界に訴える日だ。

▼なのに【憲法改正】を目指し、辺野古に米軍の新基地を提供しようとするアベ総理が沖縄にやってきて、沖縄県民の基地建設反対の要望を踏みにじるメッセージを発するのは、全く理解できない。

▼「慰霊の日」の日は、アベ総理を沖縄に入れない日と定めたらいいのではないかと思う。アベ総理には「平和の礎」に名を刻まれている人たちの怒りが、聞こえないのだろうか。

▼今年も、地元小学6年生が「平和の詩」を朗読し、戦渦に巻き込まれることのない日常の尊さを訴えた。この時アベ総理は「G20サミット」を考えていたのではないだろうか?。

▼玉城知事の平和宣言は「県民は、戦争の不条理と残酷を、身をもって体験した。人間が人間でなくなる戦争は二度と起こしてはならないと決意を新たにする」と、沖縄の青い空と青い海に誓った。

▼それに対しアベ総理は「戦争の惨禍を二度と繰り返さないとの誓いは、令和の時代も決して変わらない。沖縄が日本を牽引し、世界の架け橋となるために、沖縄の振興を進めていく」と。

▼「あべこべ」・「ちゃらんぽらん」・「ちぐはぐ」・「ちんぷんかんぷん=珍糞漢糞」という言葉が私の口から飛び出した。その大声で、沖縄「慰霊の日」の悪夢から覚めたのだ。

▼そこで夢から覚めなければ、沖縄県知事になっていた私は参列者に向かい、アベ総理の昨年とほとんど内容の変わらぬ、心のこもっていない文章を、焼却していていたところだった。

▼だが、私のパフォーマンスはそこで終わるのではない。文章に火が付いた後に、平和のシンボル“鳩”が数百羽、空高く舞い上がるという演出だったのだ!。

沖縄はすべての基地に反対ではない

2019年06月23日 20時48分32秒 | えいこう語る

▼今日6月23日は、沖縄戦で亡くなった20万人を超える犠牲者をしのぶ【慰霊の日】だ。私の父は、北海道旭川の第7師団に所属し、そこで終戦を迎えた。自宅の隣のおじさんも同じ隊だったので、二人は生きて故郷に戻ってきた。

▼沖縄戦が長引けば、二人とも戦死していた可能性がある。この戦いで、1万人もの北海道の兵士が亡くなっているからだ。気が付けば、今日は父の月命日なので、沖縄に思いを寄せてみる。

▼昨年の【慰霊の日】、地元中学生の相良倫子さんが読んだ「いきる」という詩に涙を流した。『戦力という愚かな力を持つことで、得られる平和など本当はないことを』。

▼アベ総理の中学生にも劣る平和への希求。今年も沖縄全土の批判の目と声を無視し、厚顔無恥の我が国の総理が、沖縄にやってくるのだ。

▼玉城沖縄知事(59)は、文藝春秋7月号に【沖縄はすべての基地に反対ではない】という記事を掲載したという。
その中で、知事は「反米」「反安保」「反基地」の立場から反対しているわけではない。米軍基地の7割超が沖縄に集中していることを問題にしているのだと。

▼これは何を訴えているかというと、米軍基地は日本全体で担ってほしいという呼びかけではないか。だが、知事の真意は、基地を分散することではなく、日本国民全員が、沖縄県の基地問題を考えてほしいという、メッセージではないかと思う。

▼「日本国政府もそうだが、日本国民も沖縄の基地問題に関心を持っていないのではないか。それは沖縄だけを見殺しにしようとしているのではないか」というように、私たち国民に問いかけているように聞こえてこないだろうか。

▼地上迎撃型イージス・アショアの山口県と秋田県の配備について、防衛省は配備条件の調査ミスを起こした。それについて県側の怒りに対し、岩屋防衛大臣は陳謝した。

▼沖縄の辺野古埋め立て反対についての国側の対応は、沖縄県民の完全無視だ。こんな不合理な状態を、国民全員で考えてほしいというのが、玉城知事の心の裡ではないか。

▼我が函館市についてだが、北朝鮮からのミサイルが、函館市の近くに着弾したり、上空を通過したとのことで、2017年に突如、函館市内にある自衛隊の基地内に、地対空ミサイル・パトリオットが配備された。

▼数ケ月後に撤去されたが、函館市民が配備に反対運動を起こしたのは記憶に無い。私の所属する市町会連合会内でも、配備されることで、攻撃目標になるのではないかというような会話はあったが、反対運動につながるような動きはなかった。市議会もそんな動きはなかったように思う。

▼現在・函館湾内の駅前地区に、大型クルーザーの入港のために、水深を12メートルにする工事が進んでいる。この深さは、米空母が着岸できる深さだ。市議会の野党が、この問題について、質問したというのも聞こえてこない。

▼世界では「軍港と観光」は、一体化したものが多いようだ。このようなことを、市民にも知らせることが市議会の役割だと思うのだが。

▼函館市議会は、集団的自衛権の行使容認の決議に「賛成」しているので、市民の【安全・安心なまちづくり】を任せるのは、相当不安があるといってよい。そんな市議会を野放しにする市民も、平和に対する認識が薄いのではないかと危惧する。

▼玉城知事は全国行脚をし、沖縄の実態を説明するという。もし函館を訪問したら、米軍基地問題を自分のまちのこととしてとらえ、迫る「憲法改正」や「国民投票」について、意見を活発化してほしいものだ。

▼もちろん【安全・安心なまちづくり】を基本テーマとする町会連合会は、率先してこの問題に取り組むことで、組織の存在を市民にアピールしなければならない。それが町会長の仕事だと思うからだ。

▼昨年の「慰霊の日」の、中学生相良倫子さんの「いのち」の詩を、もう一度ユーチューブで観ながら、アベ政権とはどんな政権なのか、あらためて確認してみたいものだ。