花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

帰省ラッシュ!

2015年08月13日 | 研究
旧暦のお盆が近づくとたくさんの方が帰省されます。
おそらくこの八戸駅にも里帰りの人で
いっぱいになると思います。
そんなみなさんを「お出迎え」するのは
チームが設置したバイオエンジン。
ご覧の通り、サンパチェンスがきれいな花を咲かせています!
先日、サンパチェンスを開発したサカタのタネさんが
この様子を取材しにわざわざ関東からやってきました。
暑い毎日ですが、噴水ときれいなピンクの花で
とても癒される素敵なスポットだとおっしゃっていました。
洋風のサンパチェンスはお墓や仏壇に飾る「盆花」にはなりませんが、
帰省ラッシュで疲れたみなさんにきっと「涼」を届けてくれるはずです。
サンパチェンスの魅力は開花期が長いこと。
これから1ヶ月たったら株ももっと大きくなり
きっと存在感が増すに違いありません。
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粢(しとぎ)

2015年08月13日 | 
「しとぎ」とは、水に浸して柔らかくした生の米をついて粉にして
それを水でこねて丸めた食べ物と定義されています。
つまりお餅またはお餅の一歩手前の食べ物ということになります。
昔から日本人は太陽の恵みとたくさんの手間をかけて米作りをしてきました。
したがって大切なお米で作ったしとぎは、
神聖なものとして神前に供えられるものだったようです。
このしとぎは津軽で見つけたもので、
黒豆をが入っているのでこんなコーヒー色になっているとのことです!
でも昔ながらのものは、中に餡の入った白いお餅で、
また両面を焼くというのが特徴のようです。
私たち青森県南地方に住むものにとって、この「しとぎ」の姿は驚きに値します。
なぜならこちらのしとぎは「豆しとぎ」。
米粉と青ダイズをこねて、かまぼこのように成形したものをいいます。
ヤマセで米がとれないため、豆でかさ増しして作るのですが、
これが当たり前だったので、初めてこのしとぎを見た時は
本当に驚いたものです。
気候風土が違うので材料は米に対して豆と異なりますが
いずれも大切なお米を使っていることには変わりありません。
どちらも神様にお供えする食べ物です。




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