花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

農業会社スタート

2013年05月27日 | 学校
園芸科学科と生物生産科では3年生になると農業法人経営のノウハウを
自ら模擬農業会社を設立・運営することで体験的に学びます。
生物生産科では野菜の生産販売会社。
園芸科学科ではリンゴの生産販売会社を数社作らせ競わせています。
もちろん生徒が社長、事務長、農場長などを担当します。
簡単で楽しそうな授業に思えますが
体験した生徒はみな一様に、3年間で一番辛い授業だといいます。
なぜならすべての責任が自分たちにかかってくるからです。
栽培しても売らなければ会社の収入はあがりません。
いかに販売するかというアイデアやプロモーションも自分で
考えなければなりません。アイデアと実行力、そして
コミュニケーション能力が会社の成功を大きく左右します!
低温続きで開花が遅れたため会社の農作業も遅れていましたが
先週からとうとう動き始めました。
今年はどこの会社が経営No.1になるのか楽しみです。

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春は黄色

2013年05月27日 | 学校
正門から校舎に続く坂道に
いつもある花文字「ようこそ名久井へ」。
きれいな黄色でまた描かれました。
太陽の日射しも強くなりとても目立ちます。
タンポポ、レンギョウなど春の花に黄色が多いのは
このように目立って昆虫を呼ぶためだと何かの本に書かれていました。
しかし昆虫の多くは人間と違い紫外線の反射を見ています。
したがって昆虫には黄色には見えていません!
以前実験をしたことがありますが
紫外線で撮影すると花の中に不思議なサインを捉えることができます。
これをネクターガイドといって
蜜のありかを花が昆虫に教えるサインです。
機会があったらかつて撮影したそんな写真もご紹介したいと思います。
さて1週間後は高校総体。
中間考査も終わった名農は戦闘モードに変わります。
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