花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

FFJ検定終わる

2012年01月30日 | 学校
2年生は昨年の暮れから一生懸命研究レポート作りに取り組んでいました。
なぜならレポートは研究活動など農業に関する力がどれぐらい身についたのかを
客観的に評価する農業クラブ主催のFFJ検定上級受験に必要な書類だからです。
先日、青森市で筆記試験と面接が行われ無事終了しました。
久しぶりに合うとチームのメンバーは質問された内容と
自分の対応を聞いてもらいたくてみんな一斉に話し出しました。
それだけ一生懸命だったのでしょう。
結果は全員合格。とりあえずほっとしたようで
次は先輩のように最高位の特級を目指すと話していました!
合格すると証書とバッジがもらえます。
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一生役立つ知恵

2012年01月30日 | 学校
チームはいつも最初の課題研究で「日向夏」という柑橘を
みんなで食べながら突然変異について学びます。
チームが代々取り組んでいる育種についてイメージをつかんでもらうためです。
そして最後もいつも柑橘の試食で終わります。
伝授するのは「美味しいみかん」の見分け方。
みかん、特に温州みかんは青森県人とはいえ毎年食べるからです。
一般に大きいものより小さいもの、皮の色が薄いものより濃いものなどが
美味しいということはよく知られています。
それでは面白くないのであまり知られていない見分け方を紹介しました。
見分けるポイントは皮についているつぶつぶの点です。
1ミリ程度の小さい点を油胞といいますが、
これが小さくてたくさんついている方が味が濃く、
粗いとねぼけた味になっています。
わざと粗いものと細かいものを選び、食べ比べてるとすぐわかるのですか
今回は微妙な違いのみかんしか手に入りませんでした。
左が粗いもの、右が細かいものです。
それでも半数以上の人がその違いに気づいてくれました!
ただ味は人によって好みがあるので全員が美味しいと感じるかどうかは別です。
ミカンを見ると油胞を観察するくせがつく
食べるたびに高校時代を思い出しくれたらうれしいですね。
3年生は今日から学年末考査です。
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