都市徘徊blog

徒然まちあるき日記

Venezia 6 アッカデーミア橋

1993-03-11 | イタリア 

1993 Europe日記
1993.3.11 Thu Venezia

カナル・グランデに架かるアッカデーミア橋
アッカデーミア橋 - Wikipedia

 再び小径を辿りつつ宿に戻る。途中リアルト橋でキウィを買う。旅行中は買い物が割合楽しい。

リアルト橋そばの市場

 17:30 つい昼食が抜きになってしまった。空腹になりつつ駅まで戻る。駅前のパン屋でパンをたくさん買って(11,000L)ホテルに戻る。しかし食べたらあまり美味しくなかった。久々に外してしまったが、食べたら眠くなってしまい、いつのまにか寝てしまった。

 18:30〜21:00 仮眠。この間、K氏は洗濯をしていたようだ。

 22:30 ローマでの行動をおよそ決める。宿や空港へのアクセスの確認などをする。K氏、先に就寝。私はシャワーを浴びてから日記を書く。

 24:30 就寝。

#街並み 海外  #海・川・池  #橋  #広場  #世界遺産 

ヨーロッパ旅行記 1993.2.28〜3.21
Google Map 1993.03 Europe
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Venezia 5 サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂など

1993-03-11 | イタリア 

1993 Europe日記
1993.3.11 Thu Venezia

 No.1の船で、再びサン・マルコ広場方面へ。途中、黄金の家は修復中だった。リアルト橋の下を通って、サン・マルコ広場対岸のサンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂(Basilica di Santa Maria della Salute)へ向かう。

サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂 - Wikipedia

 聖堂は1631年から建設が始められ、1681年に完成したという。巨大なドームを持つバロック建築で、サン・マルコ広場からも海の向こう側に対面して見えており、印象的な建物になっている。

サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂 内部

16:30 夕方近くだったためか観光客も少なく、内部はとても静かだった。ただ石造の教会の中がひんやりしすぎていて外よりも寒かったため、早々に外に出てしまった。

 教会の外の海沿いの道には多くの猫がたむろしていた。ベネチアは猫が多い。しかもかなり人懐こい。近くによってしゃがむと向こうからすり寄ってくる。ノドをなでると、すぐゴロゴロとノドを鳴らす。そんなことをしていると更に3匹も4匹も集まってくる。とてもかわいいのだが、なんだか図々しいなぁとも思えてきてしまう。

サン・ジョルジョ・マッジョーレ聖堂を望む
カナル・グランデと、鐘楼、造幣局、ドゥカーレ宮殿

 外へ出て、午後少し暖かくなった水辺でぼんやりする。脇には釣りをするおじさん達。Veneziaは全体にのんびりしている感じ。治安も結構良さそう。観光客が多いためか、危険を感じる場面はほとんどない。

サン・ジョルジョ・マッジョーレ聖堂 - Wikipedia
ドゥカーレ宮殿 - Wikipedia   鐘楼 - Wikipedia
#古い建物 海外  #眺望  #海・川・池  #動物  #教会 
#城・宮殿  #塔  #船  #バロック  #世界遺産 

ヨーロッパ旅行記 1993.2.28〜3.21
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Venezia 4 船に乗る

1993-03-11 | イタリア 

1993 Europe日記
1993.3.11 Thu Venezia

 12:30 船着き場からNo.5の船に乗る。24時間有効の切符(12,000L)を手に入れる。対岸ともとの岸を往復しながらベネチア島を一周しようという目論見で乗ったのだが、簡単にはそうならなかった。西へ進み、鉄道駅の前を通り、泊まっているホテルの前をも通り、北側へ出る。しかしそのまま北方の墓地のある島へ渡ってしまい、更に北方のMurano島へ行ってしまう。

 船内には陽気なVenezian Girls4人がいて、ハーレクインロマンスのような本の濃厚な?シーンを読んでキャーキャー騒いでいた。Murano島はVenezian Glassの産地、Blowing Glassの表示を見た瞬間に思い出し、帰りにショーウィンドウを見る目が変わった。

ムラーノ(Murano) - Wikipedia
ヴェネツィアン・グラス - Wikipedia

 14:30 思わぬ方向に船が行ってしまって、本島に帰ってくるのが大幅に遅くなった。その船はまた同じコースを戻って行くものらしかったので、本島側に着いた際に下船して、また徒歩で駅方向に向かうことにする。

ため息橋 - Wikipedia
島内を迷路のようにつなぐ路地

 くねくねした道をまた歩いて駅に戻り、明日のローマ行きCouchettを予約し、トイレにも行く。またその間に日本への電話もする。

#街並み 海外  #海・川・池  #橋  #路地  #世界遺産 

ヨーロッパ旅行記 1993.2.28〜3.21
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Venezia 3 鐘塔から

1993-03-11 | イタリア 

1993 Europe日記
1993.3.11 Thu Venezia

11:30 高さが100m近くある鐘楼(Campanile di San Marco)をエレベーターで上り、街全体を見渡す。

サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会

 午前中は海の方に濃い霧が出ていたが、昼近くになると少しずつ晴れて、霞んではいるが少し離れた島まで見えるようになった。

鐘楼 (サンマルコ広場) - Wikipedia
サン・ジョルジョ・マッジョーレ聖堂 - Wikipedia
鐘楼から東方、サン・マルコ寺院のドーム群
北方、ムーア人の時計塔(Torre del'Orologio)と旧行政館(Procuratie Vecchie)
西方、カナル・グランデとサンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂(Basilica di Santa Maria della Salute)

 鐘楼から広場を見下ろすと、カモメと鳩がえさを争っているのが見えた。階上で先程まで鳴り響いていた鐘も静かに止まっていた。塔の上では、船の音、歩行者の足音や話し声、鳥の鳴き声だけが下界から聞こえてくるのが印象的だった。

サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂 - Wikipedia
#街並み 海外  #眺望  #海・川・池  #教会  #塔 
#ルネッサンス  #バロック  #世界遺産 

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Venezia 2 St.Marco広場

1993-03-11 | イタリア 

1993 Europe日記
1993.3.11 Thu Venezia

 サン・マルコ広場(Piazza San Marco)に到着。

サン・マルコ寺院の前から、サン・マルコ広場

 L字型をした広場はルネッサンス期に整備されたものだそうだ。遠近感を効果的にするため、寺院側が広い台形の広場空間が造られており、寺院の前から広場を眺めると、実際よりも奥行きがあるように感じられる。

 右側が旧行政館(Procuratie Vecchie)、左側が新行政館(Procuratie Nuove)、そして正面がナポレオン翼(Ala Napoleonica)だそうだ。

サン・マルコ広場 - Wikipedia  サン・マルコ寺院 - Wikipedia
サン・マルコ小広場からサン・マルコ寺院

 サン・マルコ寺院(Basilica di San Marco)を拝観。この寺院は、古典的な教会建築様式であるビザンチン様式で造られており、大ドームの周りをやや小さなドームが取り囲む集中ドーム式で建てられている。教会というと、ついゴシック様式の尖塔や細長く天井の高い堂内を思い浮かべがちで、サン・マルコ寺院のように大小のドームが林立する教会は日本ではあまり馴染みがないが、もともとのキリスト教の堂はこのようなものが多かったそうだ。
 シーズンオフのためか、文化財の類があちこちで修復中だったのはちょっと残念。

サン・マルコ寺院内部

 堂内のモザイクタイルが金色に輝き美しい。ビザンチン様式の教会ではドームを中心として正方形に近い平面形をとることが多く、細長い十字架型をしたバシリカ形式にはなっていない。参列者席が何列も並ぶ奥に内陣や祭壇が並ぶ形式ではなく、建物内に入って割合すぐにドーム直下の祭壇に至る。後々、多くの教会を訪ねてビザンチン様式にも慣れたが、最初のうちはちょっと不思議に思うことがしばしばだった。

 階上のバルコニー部分まで上り、広場を見下ろす。

バルコニーからサン・マルコ小広場方向

 左側がドゥカーレ宮殿(Palazzo Ducale)、右側はサン・マルコ図書館(Biblioteca Marciana)、中央の二つの塔は、有翼の獅子像と聖テオドーロ像。

 サン・マルコ広場には海側にサン・マルコ小広場という広場があり、これが一体となってL字型の広場になっている。寺院のバルコニーから見ると、小広場の方は海に向かって開いており、両側に壮麗な建築物が並び、二つの塔が海から広場へのゲートのように立っているのが非常に印象的だ。

ドゥカーレ宮殿 - Wikipedia  Biblioteca Marciana - Wikipedia(en) 
#古い建物 海外  #ヴィスタ  #海・川・池 
#教会  #広場  #ビザンティン  #ルネッサンス  #世界遺産 

ヨーロッパ旅行記 1993.2.28〜3.21
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Venezia着

1993-03-11 | イタリア 

1993 Europe日記
1993.3.11 Thu Venezia

06:40 車掌に「次はVeneziaだよ」と起こされる。パスポートなどを返して貰う。

07:03 少し遅れて到着。朝のVeneziaは濃霧だった。ほんの少し先も見えない状態。やはり朝は寒い。

07:20 駅の両替所に行ってみたが、始まっていなかった。現地通貨リラが無いので、何もできない。両替所は8時からだというので、その間に今夜の宿を探しつつ、駅周辺で待つことにする。Youth Hostelに泊まるという女性達に出会う。

08:30 両替所で5万円を両替。100リラ≒11〜12円。
 ガイドブックで選んだホテルをK氏と交代で探す。2軒目のホテルは案外簡単に見つかる。その帰りに駅前の三つ星ホテルの前で、大学の同期でI研究室に所属していたSさんを偶然見掛ける。ただSさんはお母様とそのいいホテルに入っていった。トホホ。

09:00 Hotel Hesperiaというホテルにチェックインする。おやじさんは愛想が良く、気持ちよく泊まれそうだ。3Fの206号室に案内して貰う。ツイン、シーズンオフ料金で70,000Lira。一人約3,500円弱と安いが、感じのいい部屋。Tel付き、洗面付き。シャワー、トイレは共同だが、こちらもとてもきれいだし良い。

 10:00まで休んでから、荷物を置いて出掛ける。朝食を食べていなかったので、駅前のパン屋で野菜サンドとアップルデニッシュを買って、運河沿いの教会の前の階段で食べる。とてもおいしい。

 ベネチアの道は細く、迷路のように繋がっている。ホテルで簡単な地図を貰ったが、異常なほどややこしい小路網に参る。建物の壁に付けられたサインを頼りに裏道をめちゃくちゃに廻り、リアルト橋にたどりつく。

リアルト橋付近

 リアルト橋(Ponte di Rialto)は、橋上の両側に店舗が並ぶ石造アーチ橋で、ベネチアの名所。日本ではほとんど見当たらないタイプの橋だ。長さ48m、幅22m、水面からの高さ7.5mで、1591年に完成したという。

リアルト橋 - Wikipedia

 周辺は土産物屋で埋め尽くされていて、昔の仮面舞踏会にちなんだお面の細工なども売られている。この他には、ベネチアングラスのお店や、革細工の店が多い。革製の眼鏡ケースを買う。15,000L(約1,400円)。

リアルト橋の階段

 橋の中央の通路部分の幅は7〜8m程度だろうか。アーチ橋なので、通路は太鼓橋状に階段になっている。ベネチアは水辺の街なので、歩き回っても丘や高台からの眺望はないが、橋の上からはときどき見通しが効いて、ちょっと先を見下ろすことができるのが楽しい。橋上の両側に土産物屋などがずらっと軒を並べているため、橋の中央を通っていると通りの延長のようでもある。

#街並み 海外  #海・川・池  #橋  #階段・坂 海外 
#世界遺産 
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