1993 Europe日記
1993.3.11 Thu Venezia
06:40 車掌に「次はVeneziaだよ」と起こされる。パスポートなどを返して貰う。
07:03 少し遅れて到着。朝のVeneziaは濃霧だった。ほんの少し先も見えない状態。やはり朝は寒い。
07:20 駅の両替所に行ってみたが、始まっていなかった。現地通貨リラが無いので、何もできない。両替所は8時からだというので、その間に今夜の宿を探しつつ、駅周辺で待つことにする。Youth Hostelに泊まるという女性達に出会う。
08:30 両替所で5万円を両替。100リラ≒11〜12円。
ガイドブックで選んだホテルをK氏と交代で探す。2軒目のホテルは案外簡単に見つかる。その帰りに駅前の三つ星ホテルの前で、大学の同期でI研究室に所属していたSさんを偶然見掛ける。ただSさんはお母様とそのいいホテルに入っていった。トホホ。
09:00 Hotel Hesperiaというホテルにチェックインする。おやじさんは愛想が良く、気持ちよく泊まれそうだ。3Fの206号室に案内して貰う。ツイン、シーズンオフ料金で70,000Lira。一人約3,500円弱と安いが、感じのいい部屋。Tel付き、洗面付き。シャワー、トイレは共同だが、こちらもとてもきれいだし良い。
10:00まで休んでから、荷物を置いて出掛ける。朝食を食べていなかったので、駅前のパン屋で野菜サンドとアップルデニッシュを買って、運河沿いの教会の前の階段で食べる。とてもおいしい。
ベネチアの道は細く、迷路のように繋がっている。ホテルで簡単な地図を貰ったが、異常なほどややこしい小路網に参る。建物の壁に付けられたサインを頼りに裏道をめちゃくちゃに廻り、リアルト橋にたどりつく。
リアルト橋付近
リアルト橋(Ponte di Rialto)は、橋上の両側に店舗が並ぶ石造アーチ橋で、ベネチアの名所。日本ではほとんど見当たらないタイプの橋だ。長さ48m、幅22m、水面からの高さ7.5mで、1591年に完成したという。
リアルト橋 - Wikipedia
周辺は土産物屋で埋め尽くされていて、昔の仮面舞踏会にちなんだお面の細工なども売られている。この他には、ベネチアングラスのお店や、革細工の店が多い。革製の眼鏡ケースを買う。15,000L(約1,400円)。
リアルト橋の階段
橋の中央の通路部分の幅は7〜8m程度だろうか。アーチ橋なので、通路は太鼓橋状に階段になっている。ベネチアは水辺の街なので、歩き回っても丘や高台からの眺望はないが、橋の上からはときどき見通しが効いて、ちょっと先を見下ろすことができるのが楽しい。橋上の両側に土産物屋などがずらっと軒を並べているため、橋の中央を通っていると通りの延長のようでもある。
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ヨーロッパ旅行記 1993.2.28〜3.21
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