都市徘徊blog

徒然まちあるき日記

Sea Cruise イドラ島 2

1993-03-18 | ギリシャ 

1993 Europe日記
1993.3.18 Thu Athens Sea Cruise

 イドラ島のフェリーターミナル。中央が乗って来たHermes号。

 西側の桟橋と船溜まり

 埠頭沿いに商店などが建ち並び、その中にシンボリックに時計塔が建っている。

 少し丘の中腹の住宅地へ行ってみる。

 今回のクルーズにはアメリカ人とおぼしき、白いひげの初老の男性が赤いジャンパーを着て乗船していた。彼は一人で写真を撮りつつ見て回っているらしく、土産物屋をのぞいたりはあまりしていなかった。3つの島で必ず住宅地などの奥へ入り込んだところで出会ってしまっていた。最後にイドラ島では、お互いを撮ることになった。感じのいい人だった。

 岬の上の砦のような場所に行って、停泊している船と街を眺める。

 最後は港のそばで猫を眺めて終了。

16:30 イドラ島出発。帰りは夕暮れになり、寒くなりそうなので、下のデッキに行ってゆっくりする。

 船には日本人が多い。ツアー客が大半のようだ。このほかに私たち同様、『地球の歩き方』を読んで乗船したとおぼしき日本人グループが数組だった。ツアー客は、団体、新婚旅行など。『地球の歩き方』の方は、男同士、女同士がほとんど。

 ツアー客はとにかくどこでも騒々しい。そしてワガママ。日本人に限らずアメリカ人、イタリア人、フランス人、みんなすごい。でも団体旅行は旅がらくちんで、これも意外に楽しいかもしれない。場合によっては友達もできるだろうし・・・。

17:00 私たちが寛いでいた船内のA-Deckで、ギリシャの音楽が演奏される。クラリネットブズキというバンジョーみたいなやつで、踊り手は男ばかり3人。まあまあ良いサービスと言えるんじゃないでしょうか・・・。

19:00 ピレウス港に帰着。シンタグマ広場を通るバスに乗る。

19:30 シンタグマ広場付近に到着。

 今日も例のレストランで、夕食。ムサカ(ジャガイモ・挽肉・なすを合わせて焼いたもの)を食べる。ベイクトポテトパイのギリシャ版と言ったところか。それに本日のスープ(豆類のスープだった)、あとはサラダ。正直言って日本にいる時よりずっと食事は豪華だ。まあ、間食が少ない分、三食しっかり食べないとお腹が空いてしまうわけなのだが。
 毎日通っていたので、食事の後、美味しいケーキをサービスしてくれた。うれしいね。

21:00 ホテルに戻る。明日、どうしようかと考える。考古学博物館へ行った後、昨日入れなかった古代アゴラへ行って、もう一度パルテノンにでも行こうかしらと思う。天気が良くて、暖かかったら絵を描いて一日のんびりするのもいいかもしれない。

22:00 シャワー。夜10時頃になると、シャワーが少しぬるくなってしまう。
23:00 就寝。

#街並み 海外  #眺望  #海・川・池  #教会  #塔 
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ヨーロッパ旅行記 1993.2.28〜3.21
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Sea Cruise イドラ島 1

1993-03-18 | ギリシャ 

1993 Europe日記
1993.3.18 Thu Athens Sea Cruise

15:00 イドラ島到着。 イドラ島 - Wikipedia

 ここでの自由時間も1時間ほど。じっくり見れば、一つ一つの島の様子はいろいろ異なるのだが、短時間の滞在ではそれほどの違いを感じることはなかなか難しい。クルーズの楽しみ方もいろいろだとは思う。私たちのように街をいろいろ探索したい観光客はそれほど多いわけではないので、日帰りクルーズも後半になってくると、自由時間が長くあっても時間を持てあます人も出てくるのかもしれない。それはそれで仕方ないことだ。限られた時間内で何をするのが楽しいか考えることにする。

 フェリーターミナル手前の岬

 停泊した船内から、山腹に広がる町

 イドラ島の中心部(船内から)

 下船しようとして多くの人が埠頭側に集まるため、船が傾く。

 下船しようとすると、猫が一斉に桟橋に集まってきた。なにか食べ物が貰えるとでも思ったのだろう。20匹以上の猫がやってきて、私たちの顔を見上げている。日頃から可愛がられているのか、警戒心があまりないようだ。みんなすり寄るようにやってくる。中には後足で立って、膝に上ろうとする奴までいる。だがあまり太った猫はいない。適当に可愛がられている感じ。

 島内の道は幅も狭く急で、階段も多い。今でもロバなどを用いて荷物を運んだりしているようだ。

 港のそばには、ここでも土産屋が多い。絵はがきをまたしても購入。ここが一番ギリシャらしい島ではないかとK氏は喜んでいた。金細工が安い。しかし輝きがなんだか鈍い。おそらく14Kが多いため、あまりきれいに見えないのだろう。マーブル、オニキス細工も、アテネの店にあるものの方がきれいだ。

#街並み 海外  #眺望  #海・川・池  #山  #動物 
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Sea Cruise ポロス島

1993-03-18 | ギリシャ 

1993 Europe日記
1993.3.18 Thu Athens Sea Cruise

12:30 ポロス島(Poros Island)到着。

 ここでの自由時間は1時間弱。だが、こちらの街並みもなかなか魅力的だ。

ポロス島 - Wikipedia

 港の近くの岬の上に時計塔があるのが船から見えて気になったので、下船後、丘を上る。眼下に赤茶色の瓦の家が建ち並ぶ。狭い幅の海峡(水道)の向こう側はギリシャ本土。静かな海に小舟が停泊している。エーゲ海と聞いて思い描いていた風景の一つはこんなものだったかもしれない。多島海、坂、狭い階段。瀬戸内海のイメージとだぶるものがある。

 こちらの島も丘の中腹には白い壁の家が建ち並んでいる。入り組んだ細い路地も魅力的。白い壁を背景にして、植物の緑や赤茶色の植木鉢がコントラストのある風景をつくっている。

 路地を辿っていくと教会が。斜面が多く平地の少ない島内の丘陵地には広場もあまりなく、教会の全景が見える場所もない。写真を撮っている時は、画角に上手く収まらないなぁと思っていたが、実はその小さなスケール感が魅力だったりする。

 ところどころからは見通しが効く。白く輝く壁と赤茶色の瓦屋根の街並みの向こうに、穏やかな海と緑の山が見える。ここも観光地ではあるのだが、ここまでの超有名な観光地に比べると人も少なく静かな風景が広がる。旅行を始めて二週間半、あちこちバタバタと歩き回ってやや疲れていたので、こういう何気ない街並み風景に癒される。

 緩やかに起伏のある丘陵地の向こうに、船からも見えていた時計塔が見えた。最初は時計塔のそばまで行こうかと思っていたのだが、島内を歩いていたらどうでもよくなってきて、また出航時間もやや迫ってきたので、丘を下りて港に戻ることにする。

 港の街並みの背後の丘にそびえる時計塔。結局、この風景が印象的だったので、時計塔に行かずともこの景色を写真に納めて満足する。

13:30 ポロス島出発。ここは丘の上の方まで住宅が建ち並ぶ街だった。

 イドラ島(Hydra Island)までは少し時間が掛かる。船のデッキ上で少しまどろんでしまう。

#街並み 海外  #眺望  #海・川・池  #教会  #塔  #路地
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Sea Cruise エギナ島 2

1993-03-18 | ギリシャ 

1993 Europe日記
1993.3.18 Thu Athens Sea Cruise

アイギナ島 - Wikipedia

 町外れにある神殿跡の遺跡まで行ってみる。丘を上ったりして行って帰ってくるとのんびり買い物などをする暇は無くなりそうな距離だ。

 神殿跡には柱が一本だけポツンと建っていた。大小の石がごろごろとあり、寂寥感のある風景。古代にはここにもたくさんの人がいたのだろうか。

 神殿跡の丘から乗ってきた船と街を望む。大分歩いてきた感じだ。右奥にぼんやり見えているのは他の島だろうか。

 わざわざこんな方にまで来る観光客はほとんどいない。

 船への帰りがけに島内の住宅地にも行ってみる。地中海の島というとサントリーニ島などが有名だが、この島の街並みもなかなか美しく魅力的だ。夏の日射しと暑さを避けるべく壁を白く塗った家が多い。窓の鎧戸の水色が鮮やかに映える。

 遺跡なんか行かずに街中の住宅地を探索してたほうが良かったかなとちょっと後悔。

11:30 エギナ島出発。

 島と島、本土と島の間が近いところもあり、船から対岸の街並みが見えたりもする。街は海沿いに張り付いてて、後方の丘は農園などになっているようだ。奥の山中にはあまり施設があるようには見えない。

12:00 船内で昼食。軽めだったがまずまず美味しかった。

#街並み 海外  #眺望  #海・川・池  #塔  #住宅系 
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Sea Cruise エギナ島 1

1993-03-18 | ギリシャ 

1993 Europe日記
1993.3.18 Thu Athens Sea Cruise

06:10 起床。
06:40 出発。
06:50 バスの待合場所へ集合
07:30 30分遅れでようやくバスが到着。乗車。

08:00 ピレウス港到着。Hermes号(長さ150m、11,724t、総員599人)に乗船。予想していたより大きな船だった。

09:10 エギナ島到着。

アイギナ島 - Wikipedia

 11時過ぎまでFree Time。意外に土産物屋さんが多い島だ。絵はがきやローソクを買う。

 イタリアやギリシャは、イギリスやフランスに比べて明らかに暖かい。日射しの関係か、街並みの色合いも鮮やかだ。

 停泊している船には野菜や果物が積まれていて、テント布で覆われた船上がお店になっていた。

 港の景色も明るく穏やか。

 港の近くの高台には教会(St. Nicholas Church)や、昔の砦(Tower of Markellos)の跡もあった。

 2時間弱の自由時間の間に、どのあたりまで島内を探索するか少し考えてしまう。

#街並み 海外  #眺望  #海・川・池  #船  #教会  #塔 
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