都市徘徊blog

徒然まちあるき日記

2019年6月 記事一覧

2019-06-30 | 記事一覧 

06/03 妙法寺
06/06 富士市内の自転車店
06/09 清水港荷揚げ施設(テルファー)
06/12 清水灯台(三保灯台)
06/15 清水銀行 由比支店 本町特別出張所

ブログ内タグ一覧   静岡の建築

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

清水銀行 由比支店 本町特別出張所

2019-06-15 | 静岡県  
清水銀行 由比支店 本町特別出張所(旧 庚子銀行 本店)
所在地:静岡市清水区由比41
建設年:1925(大正14)
構造・階数:RC・2F
備考 :国登録有形文化財
Photo 1997.5.5

 イオニア式の角柱4本を正面に据えた小さな銀行建築。
 ただ柱頭の渦が四角くなっていてなんだか中華料理の器についている模様のようだ。基壇が妙に高く、建物の大きさには不釣り合いな階段が入口の前に付く。また、様式的なのは正面ファサードのみで、側面などには装飾がほとんどない看板建築状の状態になっている。気合い空回りという感じでもあるが、可愛らしく愛すべき近代建築。

 庚子銀行は1900(明治33)年設立。銀行名は、設立年が庚子(かのえね)の年にあたることに由来するという。
 1928(昭和3)年、近隣5つの銀行と合併して、駿州銀行となった。
 1932(昭和7)年には駿州銀行と旧清水銀行が合併、1948(昭和23)年に現在の清水銀行となった。

清水銀行由比支店本町特別出張所 文化遺産オンライン
旧庚子銀行本店|ふじのくに文化資源データベース

静岡の建築  #古い建物 静岡県  #銀行・保険 
#登録有形文化財  ブログ内タグ一覧
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

清水灯台(三保灯台)

2019-06-12 | 静岡県  
清水灯台(三保灯台)
所在地:静岡市清水区三保2110
建設年:1912(明治45)
構造 :RC
高さ :17.73m(地上高)
Photo 1993.12.9

 明治末期に建てられた、日本最初のRC造灯台。
 三保半島が駿河湾に突き出ている場所に建つ。地元などでは三保灯台と呼ばれているが、正式名称は清水灯台だそう。

清水灯台 - Wikipedia
近代化産業遺産 - Wikipedia
清水灯台 | 土木学会 選奨土木遺産

静岡の建築  #古い建物 静岡県  #インフラ 
#重要文化財  ブログ内タグ一覧
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

清水港荷揚げ施設(テルファー)

2019-06-09 | 静岡県  
清水港荷揚げ施設(テルファー)
所在地:静岡市清水区入船町13
建設年:1928(昭和3)
備考 :登録有形文化財
Photo 1997.5.5

 北側から。水辺に張り出した不思議な構築物だ。現在は、エスパルスドリームプラザに隣接する場所に修復されて展示されている。

 撮影した1997年当時は忘れ去られたように打ち捨てられていた。
 ループ状のレールが水上まで張り出しており、レール上を走行する巻上機で船から荷を吊り上げ、埠頭に降ろしていたらしい。

 その後、ここはエスパルスドリームプラザとして再開発されることになったが、敷地内にあったこの施設は幸運にも保存措置がなされ、海側正面の目立つ場所にモニュメントとして残された。現在、周辺はボードウォーク状に整備され、休日はカップルや家族連れが行き交う場所になっている。

 しかしいまだにどのように作動して使われていたのか正確にはよく判らない。昔の港湾の仕事ぶりも解るし、社会科見学の教材になったりもするのではないかと思うので、保存するなら動かせるようになっていたらなお良いのだが、さすがにそこまでの復元はされなかった。

 余ったテトラポッドが放置され、廃車やゴミが捨てられ、そう長くはないのかと思っていたが、逆に一気に華やかな空間に引っ張り出されたのだからちょっと不思議だ。

 草むらの中に放置されていた当時の姿には、寂寥感の漂う美しさがあった。保存措置が講じられたこと自体は喜ばしいことだが、一方で、昔の姿にも修景された現在とは異なる独特の良さがあったように思う。

清水港テルファー 文化遺産オンライン
機械遺産Mechanical Engineering Heritage
景観重要建造物第5号 清水港テルファー:静岡市

静岡の建築  #古い建物 静岡県  #モニュメント  #インフラ 
#登録有形文化財  ブログ内タグ一覧
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

富士市内の自転車店

2019-06-06 | 静岡県  
富士市内の自転車店
所在地:富士市依田橋町2-8
構造・階数:木・2
Photo 1994.8.13

 高校の同級生と旧東海道を歩いていた途中で見掛けた自転車店。軒先に自転車や一輪車が飾られ、また屋根には富士山の絵が掲げられていた。
 歩いている時に見掛けたので、正確な撮影場所が分からず気になっていたが、最近になってGoogleストリートビューを見て撮影場所がようやく分かった。ただ、この店舗は既に存在しておらず、昔のストリートビューにも写っていない(この場所の画像は2017年以降のみ)。右隣の工場か倉庫が現存していたのと、歩行者用信号が単独で設置されているのが撮影地の手掛かりになった。

旧東海道を歩く 静岡編
#失われた建物 静岡県  #旧東海道  #木造店舗  ブログ内タグ一覧
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

妙法寺

2019-06-03 | 静岡県  
妙法寺
所在地:富士市今井2-7
Photo 1994.8.13

 沼津から旧東海道を歩くと、富士市内東部の妙法寺付近までは道は海に近い場所を通っており、その後、吉原宿へ向かって北上していく。
 旧東海道沿いにあるこの妙法寺というお寺、ダルマ市のお寺として有名だが、日本離れした変わった建物もあるお寺でもある。本堂の前にある線香をくべる建物「龍神香炉堂」は、極彩色で屋根の上には龍が踊る中国風のもの。本堂と寺務所は昔ながらの寺院建築だが、本堂左側のお堂はネパール寺院のようで、右側のお堂はインド寺院風。仏教はインドや中国を経由して日本に伝わったので、さまざまな様式があっても良いのだが、一つの境内に混在しているとちょっと驚いてしまう。
 ネパール寺院のような建物は「洞窟七福神」で、内部には七福神が祀られていて、胎内巡りのようになっている。ただ沙悟浄や猪八戒を思わせるカラフルで楽しげな像が幾つもあって、七福神だけでない感じでもあり不思議な場所だった記憶がある。

開運 富士 毘沙門天-公式WEBサイト

旧東海道を歩く 静岡編 #寺院  #旧東海道  ブログ内タグ一覧
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする