都市徘徊blog

徒然まちあるき日記

2020年3月 記事一覧

2020-03-31 | 記事一覧 

03/02 北野湯
03/04 飯野装芸
03/06 代々木会館
03/08 旧 鈴の木内装
03/10 白いばら
03/12 研数学館
03/14 虎ノ門のギャンブレル屋根住宅
03/16 ニューグリーンビル
03/17 東京GOOD!マニア
03/18 井門邸
03/19 テレビ東京・東京GOOD!
03/20 平野製作所
03/22 ゆう文ビル・菊月ビル
03/24 スダインテリアサービス
03/26 同潤会荏原普通住宅
03/28 静岡銀座街
03/30 東京堂書店・札の辻交差点

タグ一覧

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東京堂書店・札の辻交差点

2020-03-30 | 静岡県  
東京堂書店
所在地:静岡市葵区 呉服町2-2
構造・階数:木・2F
解体時期:2001〜09?
備考 :東京堂の閉店時期は1992〜97の間
Photo 1992.4.9

 札の辻交差点(呉服町通り・七間町通り)に面して建っていた書店。昔から伊勢丹前の角地にあった店だったので、静岡の人は覚えている人が多い。正確な閉店時期は知らないが、1997年には既に「きもののさが美」になっていたので、この写真の後、5年ほどの間のことだったようだ。

 建物の方は、改装されその後も使われていたようだ。現在の建物も2階建てなので、もしかすると大改装をして今も使っているのかもしれない。ただ、現在は外壁が打ち放しコンクリートのようなので、やはり2001〜09年のどこかのタイミングで建て替えられたのではないかと思う。

静岡の建築
#失われた建物 静岡県  #街並み 静岡県  #看板建築  #モルタル看板建築
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

静岡銀座街

2020-03-28 | 静岡県  
静岡銀座街
所在地:静岡市葵区 七間町4
解体年:2020(令和2)
Photo 1989.3.28

 七間町通り・両替町通り交差点にあった木造2階の店舗群。雰囲気からすると右奥の方へ繋がっている長屋状のもので、屋根を隠したいわゆる看板建築のようなものだった。


 Photo 2016.8.18

 2010年頃に2階のモルタル塗りが剥落して「銀座」の文字がとれてしまい、その後は「静岡__街」になっていた。また次第に壁のペンキも剥げてきていた。ただ、1階の店舗は最近まで皆、営業していて、案外変わらないまま推移していた。

 数年前、隣接する静活プラザボウルが、市による耐震診断で、震度6強程度の地震が起きたとき倒壊する可能性が高いと判定された。これを機に、静活プラザボウルとその周辺の建物の解体・再開発が決まったため、静岡銀座街の建物も今年中に解体される見込となっている。

静岡の建築
#失われた建物 静岡県  #街並み 静岡県  #看板建築  #モルタル看板建築 
コメント (1)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

同潤会荏原普通住宅

2020-03-26 | 品川区  
同潤会荏原普通住宅
所在地:品川区 中延2-3
構造・階数:木・2F
建築年:1924〜25(大正13〜14)
解体年:2017(平成29)
備考 :1935(昭和10)に住宅営団が増築、1950(昭和25)に払い下げ
    2019(平成31)、跡地にアトラス品川中延が竣工
Photo 2016.1.28

 中延小学校南側の一角に残っていた同潤会荏原普通住宅。

 建設当初は現在の中延1-9と10、2-4、そして2-5の一部にも住宅群が建てられていたそうだ。これらの街区は戦災で焼失したため、戦後は街区内の道路や建物の配置も変わっていた。

 一方、中延2-3のほうは戦災では被災しなかったため、街区がそのまま残り、関東大震災後に建てられた当初の建物をベースにした住宅群が建ち並んでいた。

 そして、かなりの増改築がされてはいたが、他の同潤会住宅地でも見たことがある建物と似た形のものがここにもいくつか残されていた。


 南側の街区東端の家屋

 小さく細い切妻2階の姿は、他の同潤会住宅地でも見られるものだ。1階に比べて2階がスリムな凸型の立面は、普通の長屋ではあまり見られないので、これも同潤会住宅をベースにしたものだったのだろう。

 なぜこういう型式にしたのかはよく知らないが、同潤会住宅を特徴付けているデザインの一つだ。軒先に傾斜の緩やかな庇が付いていれば、ほぼ完璧に同潤会住宅という感じだが、この地区の建物はそうはなっていなかった。

 住宅地内部の路地から。前写真同様、電柱左奥の2階部分も細い切妻屋根になっている。住宅地内のこの小街区は奥へ向かって長いもの。2階の小さな切妻屋根は奥へ向かって延びている。写真中央の玄関がある部分は後付けかもしれない。

 撮影場所は住宅地内の極めて小さな四つ辻。電柱の向こう側、玄関前は左へ抜けられる。また写真右手にも細い路地がつながっている。

 他の同潤会住宅地とかなり違っていたのは、猛烈に建物密度が高かったことだ。赤羽西の同潤会住宅地にも狭い路地があるが、そこよりも更にせせこましい感じだった。

 当初は敷地内に空地を少しあけて建てられたが、払い下げられた後、皆が思い思いに増築していったため、空地が路地部分しかなくなってしまったのかもしれない。

 最期の頃には廃墟化した家屋も一部に見られた。皮肉なことに、廃墟化したものが最も当初の姿というかプロポーションを残していたようだった。

 同潤会荏原普通住宅の一連の建物群は、この写真を撮った翌年の2017(平成29)に取り壊され、跡地には13階建てマンション(195戸)が竣工した。周辺地域の中では規模の大きなマンションだが、敷地の大きさは80m四方程度で、コの字型の建物一棟になっている。狭い路地が複数あって、多くの家屋があった場所がマンション一棟になったのには驚かされた。たしかにかなり狭く密度が高い住宅地だったが、それがマンション一棟分の広さだったとは。

同潤会による品川区中延二丁目の木造長屋群がいよいよ建替えへ
   | 住まいの「本当」と「今」を伝える情報サイト【LIFULL HOME'S PRESS】

同潤会の木造普通住宅団地
同潤会 - Wikipedia

Tokyo Lost Architecture
#失われた建物 品川区  #住宅系  #集合住宅 
#同潤会  タグ一覧
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スダインテリアサービス

2020-03-24 | 新宿区  
スダインテリアサービス
所在地:新宿区 西早稲田1-23
構造・階数:木・2F
解体年:2019(平成31)
Photo 2018.11.1

 上部に「家具」と大書されたおもしろい看板建築だった。一昨年秋に通りかかった時はまだあったが、昨年秋に通りかかったら既に建て替えられていた。


 Photo 2010.3.27

 「家具」の文字と左右の草柄は、モルタルかなにかで立体的で手が込んだ浮き彫りで作られていた。

スダインテリアサービス 新宿区西早稲田 - 東京ノスタルジア

Tokyo Lost Architecture  
#失われた建物 新宿区  #看板建築  #モルタル看板建築
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

菊月ビル・ゆう文ビル

2020-03-22 | 新宿区  
菊月ビル・ゆう文ビル
所在地:新宿区 高田馬場2-17
階数 :8F+B1F
建築年:菊月ビル1968(昭和43)、ゆう文ビル1969(昭和44)
解体年:2020(令和2)
備考 :東側が菊月ビル、西側がゆう文ビル。事実上一体的なビルだった。
    2019(令和元).12に解体開始
Photo 2009.5.10

 高田馬場駅前にあった菊月ビル、ゆう文ビル。竣工年は一年違うが実質的に一つの建物だったという。大学への行き帰りに毎日のように見ていた建物もついに解体。

 低層部分は3階で敷地いっぱいに建っていて店舗やオフィスが入居していた。4階から上は早稲田通りから引いた位置に立ち上がっていて、集合住宅だったようだが、駅前なので事務所として使われていた部屋も多かったのではないかと思う。

 1階の数軒の店舗の間にある階段を下ると東京メトロ東西線の高田馬場駅に繋がっていた。解体・建て替えに伴い、現在はこの4番出入口は閉鎖中。

 頂部以外にも広告があちこちにあり、低層部の屋上に一橋学院の広告看板があるのも記憶に残る。またかつては東京コンタクトの広告が目立っていたが、最期の頃は行知学園になっていた。

 下記リンク先の記事によれば、解体後に建て替えられる新しい建物は別々になるという。

高田馬場駅前「ゆう文ビル」「菊月ビル」取り壊しへ サンルート跡地にホテルも - 高田馬場経済新聞

Tokyo Lost Architecture  
#失われた建物 新宿区  #商業系 
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

平野製作所

2020-03-20 | 港区   
平野製作所
所在地:港区 芝5-24
構造・階数:木・2F
解体年:2018(平成30)
Photo 2006.3.5

 田町駅前の慶應仲通り商店街から北側に入った場所にあった木造モルタル看板建築。戦前に建てられたらしい2階建て洋風建物だったが、2018年末に通り掛かったら消失していた。同じ年の4月中旬に訪れた時にはまだあったのだが・・・。

 赤い部分はトタン張りだったのだろうか。窓枠は銅板張り。屋根形状は側面にも金属板が建てられていたため分からず。

 窓は木製の上げ下げ、玄関扉も木製。玄関上にはモルタルでアーチが描かれていた。玄関上の庇は傷んでいて、2010年頃には建物より先に撤去されていた。

平野製作所/芝5丁目 - ぼくの近代建築コレクション 

Tokyo Lost Architecture  
#失われた建物 港区  #商業系  #看板建築 
#モルタル看板建築   タグ一覧
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

テレビ東京・東京GOOD!

2020-03-19 | Weblog 

 来週、テレビ東京の番組に出演させて頂きます。
 一昨日も東京都が作っているサイト「東京GOOD!」の番組出演について告知致しましたが、こんどはテレビの地上波。ネット動画の方は大田区でしたが、今回は新宿区の荒木町です。

東京GOOD! - テレビ東京
3月23日(月)22:48〜22:54

 若手俳優・モデルの内藤秀一郎さんと荒木町を歩いて、階段が多い荒木町の街の歴史についてお話致します。

 東京都提供のミニ番組で、見逃してしまった場合は、翌日から下記サイトでも御覧になることができます。

東京GOOD!|東京動画

 お時間があれば御覧下さいませ。

#階段・坂 新宿区  #マスメディア 
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

井門邸

2020-03-18 | 新宿区  
井門邸
所在地:新宿区 中落合3-18
構造・階数:木・2F
解体年:2018(平成30)
備考 :目白文化村の分譲時に造られた建物
Photo 2006.2.19

 目白文化村と呼ばれる住宅地内にあった洋風住宅。

 一帯の分譲は大正時代後期に始まったそうだが、この住宅はその時に建てられたもので、戦災でも被災せずに使われてきたものだったようだ。

 きれいに手入れして住んでおられたが、2018年末に訪れたところ解体されて更地になってしまっていた。Google Street Viewの2018年4月の写真には写っているので、その年の秋に解体されたらしい。


 Photo 2015.12.22

 玄関わきに張り出した部屋があるのが特徴的。2階の窓などは新しいサッシに替えられていたが、玄関の扉や張り出し部分の窓は木枠で、瀟洒な姿を見せていた。目白文化村でも戦前の住宅は次第に少なくなっていて、数えるほどになっている。

Tokyo Lost Architecture  
#失われた建物 新宿区  #住宅系  #戸建て住宅  #洋館・洋風住宅 
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東京GOOD!マニア

2020-03-17 | Weblog 

 東京都が作っているネット番組に出演させて頂きました。

東京GOOD!マニア 階段 ~「階段の聖地・大田区」
明日、行ってみたくなる階段をご紹介! (怪談ではありません)~|東京動画

 若手俳優の櫻井圭佑さんと大田区内を歩いて、階段歩きの魅力についてお話させて頂きました。

 お時間があれば御覧下さいませ。

東京GOOD!|東京動画

#階段・坂 大田区  #マスメディア 
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする