都市徘徊blog

徒然まちあるき日記

2013年2・3月 記事一覧

2013-03-31 | 記事一覧 
02/26 テレビ東京 極旅

03/07 東京の階段 DB
03/08 御隠殿坂橋の階段
03/09 谷中霊園内の階段
03/10 書籍「新宿学」
03/11 芋坂の階段
03/12 紅葉坂
03/13 日比谷三井ビル
03/14 早稲田大学仮称D棟計画
03/18 早稲田大学6号館
03/19 早稲田大学7号館
03/20 早稲田大学15号館 その1
03/21 早稲田大学15号館 その2 外階段
03/22 早稲田大学16号館
03/23 国立国際子ども図書館
03/24 国立科学博物館 その1
03/25 国立科学博物館 その2
03/26 田町あたりで
03/27 亀塚公園の長い階段
03/28 クウェート大使館
03/29 安全寺坂上にて
03/30 慶応大学南校舎
03/31 慶応大学 第1校舎
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慶応大学 第1校舎

2013-03-31 | 港区   
慶応大学 第1校舎(旧慶応義塾大学学部校舎)
所在地:港区三田2-15   Google Map
構造・階数:RC・3F
建設年:1937(昭和12)
設計 :曽禰中條建築事務所
Photo 2013.1.18

 戦前に建てられた校舎の正面玄関を入ったところの階段室。最近の校舎は明るくてきれいなのが多いが、昔のくすんだ感じの建物も、それはそれで大学らしく感じることがある。こういう校舎を知らない学生も増えてはいるのだろうが。

慶応大学 第1校舎 1F
Photo 2013.1.18

 階段室そばのトイレ。

 縦長の磨りガラスが3枚あるが、真ん中は嵌め殺し。その左右が扉なのだが、左は押してトイレに入るもので、右は引いて入るもの。というか右は押して出るもの。トイレに出入りする際、左側の扉を押せばよいわけで、人がかち合わないように考えられている。ただ、こういう扉はあまり見たことがない。

#古い建物 港区  #大学  #曽禰中條 
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慶応大学南校舎

2013-03-30 | 港区   
慶応大学南校舎
所在地:港区三田2-15   Google Map
竣工年:2011(平成23)
構造 :RC・SRC・S
階数 :7F・B1F・R1F
備考 :慶應義塾大学 南校舎|日建設計
Photo 2013.1.18

 新校舎ができてからもう一年になるそうだ。中央部を階段でくぐり抜けてキャンパス中庭に至る構造は、昔と同様で変わっていない。

 階段上部の空きが大きくなったので、中庭と正門の間のつながり感は前よりある。ただ、トンネル状になって違う空間にたどりつく感じや中庭側の囲まれ感は、前よりわずかに薄くなったかもしれない。

Photo 2013.1.18

 あたりまえだが、今の校舎は真新しくてきれいだ。

Photo 2013.1.18

 大きな階段はキャンパスへの入口を意識させるものになっている。

 下写真は昔の校舎の様子。

建て替え前の旧南校舎
建設年:1959(昭和34)
構造・階数:RC、5F・B1F
解体年:2009(平成21)
備考 :都市徘徊blog | 慶応大学 三田キャンパス 南校舎
Photo 2005.10.02

 新校舎と旧校舎を改めて較べてみると、新校舎の上部は昔同様に左右が繋がっている。ただ、ここを昔のように横に繋がったデザインにすると、高さが高いぶん上部が重い感じになると考えたのか、二つのビルがガラスと金属質のもので繋がっているように見える外観にしている。また、両側は旧校舎のグリッド状のデザインを多少踏襲していて、新しい、いまどきなテイストを持ち込みながら、昔の雰囲気の継承にも配慮したように見える。

 建物の体積(容積)を増やしたかったのだろうから、階数が増えて大きな建物になるのは致し方ないのだが、プロポーション的には、平べったく横長な昔の校舎の方が、今のやや壁のように聳える校舎に比べると格好よく思われる。

#失われた建物 港区  #新しい建物 港区  #大学 
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安全寺坂上にて

2013-03-29 | 港区   
安全寺坂上にて
所在地:港区三田4丁目   Google Map
Photo 2013.1.18

 都心の一角にエアポケット状に残された風景。

 住宅内部の環境は知らない。耐震とか耐火面でも危ういだろうということは分かる。

 でもつい、絵柄としては良いなぁと思ってしまう。

 残って欲しいと思うのは、この風景が都心ではもはや希少になりつつあるからか。コンクリートや鉄骨のビルばかりになってしまった街なかに、大きな木と木造一戸建てが残っているのを見て、天の邪鬼的な発想で、少数派に頑張って欲しくなってしまうからか。

安全寺坂に至る道
Photo 2013.1.18

 人によっては、お、ここは開発の余地アリ、と考えたりするのかもしれない。老朽化したビルを建て替えたり、上のような木造家屋を建て替えるのは仕方ないが、もう少し公共的な空間を広く取れないものかと私などは思う。

 総合設計や地区計画で大きなビルを建てれば、公開空地ができるという人もいるが、これは容積率の緩和が前提なので、当然、そこで働いたり住んだりする人も増えているわけで、恐らく一人あたりの広場面積は却って狭くなるのではないだろうか。そう考えると、開発をすればするほど、人は増えて狭苦しくなる。

 少し前に大学の高層化は不可避という話をしているので、矛盾しまくりなわけだが、本当の気持ちとしては東京はもう開発して欲しくない。開発して欲しいところは他にもあるだろうから、これ以上高密度にするのはやめて、他の都市を開発する方が良いのではないかな。

 東日本大震災の際に帰宅難民が多数出て、当時はその受け皿が必要だなどと言われていたが、最近はやはり景気の話が中心で、敷地を見るとビルを建てる話が出てくる。プチバブルの再来を期待しているのか、広場とか空地の確保の話は下火なような気がする。

 なんとなくつまんない時代にまたなってきたな~。

#古い建物 港区  #階段・坂 港区 
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クウェート大使館

2013-03-28 | 港区   
クウェート大使館
所在地:港区三田4-13   Google Map
建設年:1970(昭和45)年
構造 :SRC
階数 :7F・B2F
設計 :丹下健三
Photo 2013.1.18

 メタボリズム的発想・・・だったのかな。ただ、新陳代謝とか増殖のイメージの単なる実体化とはちょっと違って、アンバランスさが印象的な積み木のようで、抽象立体幾何学的な造形がおもしろく、そこに空中庭園も付加されてる感じ。

 昔は特になんとも思わなかったのだが、今になってみると、意外に魅力的に見える。

 この建物、あちこちにテラスなどもあって結構ゆったりとした造りだ。似たような雰囲気を持つものとして、神宮前のGYREなども思い浮かぶが、こちらの方が遙かに昔の建物で、また軽快。

 最近の建物は許容容積一杯に建てて、斜線他の法律に縛られて、ということで、超合法建築などという言い方もあるくらい、法律や条例で形が決まってきているところがある。

 こういう建物を見ると、昔の方が自由だったのかなぁ、最近は自由度が減っちゃってるのかなと思う。容積ボーナスを貰ってギリギリ一杯建ててるオフィスビルなどを見るにつけ、建物の姿形としての選択肢は減ってしまっているのだろうかとか、よほどの条件が揃わないとボリューム造形的なチャレンジはしにくい時代なのかもしれないな、などと考えてしまう。

 またそれとは別に、モダニズム、後期モダニズム、ポストモダンなどという流れを経て、近年のIT系全盛の時代、ハードなフォルムの追求などというのは、古典的な感じに思われてるのかなとも、ちらっと思った。そうは言っても、最近はコンピューターを駆使してとんでもないフォルムや空間を持った建物も出てきてるから、建築デザインが溶けちゃってるとか、不可視化してるというのとはまた違うのだろうな。

 ところで、この方向からだと電柱がじゃまだ。これがなければもっとよく見えるのに。

#古い建物 港区  #官公庁  #オフィス  #丹下健三  #メタボリズム 
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亀塚公園の長い階段

2013-03-27 | 港区   

 亀塚公園の長い階段再訪。

亀塚公園内の階段(中段部分)
所在地:港区三田3-7から三田4-17にかけて   Google Map
幅  :2.2m
高低差:20.4m
長さ :約70m
蹴上 :15cm
踏み面:35cm
傾斜 :23°
備考 :2008年完成
Photo 2013.1.18

 亀塚公園の階段は、現時点で把握している限りでは、東京23区内で3番目に段数が多い。都心5区(千代田・中央・港・新宿・文京)の中で、また山手線内では最大。海沿いの低地から月の岬の高台までの高低差約20mを一気に上るので、やはりなかなか大変な階段ではある。

 ただ、蹴上げ15cmはやや低い方で、踏み面も駅の階段と同程度で、傾斜は少し緩いくらい。折り返しながらだらだら上っていくので、休み休みゆっくり上れば、意外にあっさり上れる。

 斜面に杭を打ってボードウォーク状にした姿は軽快で、不思議と上ってみたくなる階段だ。

 さて、ランキングにはあまりこだわっていないが、2月に池上本門寺周辺に行ったところ、長い階段がやはり多数あった。このため、現時点で把握している100段以上の階段は以下の17ヶ所となっている。池上界隈の階段については、おいおい紹介していこうと思う。

161段 池上本門寺 おんな坂 大田区池上1丁目
152段 多摩川台公園内の階段 大田区田園調布4丁目
136段 亀塚公園の階段    港区三田3・4丁目
133段 玉川病院西側の階段  世田谷区瀬田4丁目
132段 日枝神社 山王橋参道 千代田区永田町 「東京の階段」p.20
124段 青松寺境内~愛宕山  港区愛宕1・2丁目
     (全部で145段上っているが、途中で21段下っている)
121段 日枝神社 稲荷参道  千代田区永田町 「東京の階段」p.21
119段 成増露頭わきの階段  板橋区赤塚4丁目
112段 朗師坂        大田区池上1丁目
111段 妙見坂        大田区池上1丁目
110段 日枝神社 南参道   千代田区永田町(上部は山王橋参道に合流)
108段 妙雲寺西側の階段   大田区池上1丁目
107段 愛宕神社 女坂    港区愛宕1丁目 「東京の階段」p.160
105段 愛宕神社 裏参道   港区愛宕1丁目 「東京の階段」p.158
102段 TBS南側の長い階段  港区赤坂5丁目 「東京の階段」p.129
101段 日枝神社 西参道   千代田区永田町(上部は山王橋参道に合流)
100段 区立佐伯山緑地内   大田区中央5丁目

 池上本門寺のおんな坂は段数は多いが、一段一段の蹴上げが11~12cmなので、段数の割には大変ではない。階段の大変さは総高低差と傾斜に因る部分も大きい。

#階段・坂  #階段・坂 港区  #公園
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田町あたりで

2013-03-26 | 港区   

 田町・三田周辺を歩いて目にとまったものをいくつか。

三田ベルジュビル
所在地:港区芝5-36   Google Map
建設年:2012(平成24)
構造 :S造(1~24F)、RC造(25~33F)
階数 :33F、B4F
用途 :オフィス(4~24F)、店舗(B1~2F)
    住居(25~33F・17戸・賃貸住宅ベルジュ三田)
高さ :163.95m
備考 :地上114mに免震層を配置した「三田ベルジュビル」竣工
    |ニュースリリース|株式会社 竹中工務店
    高級賃貸レジデンス「ベルジュ三田」
Photo 2013.1.18

 三田自動車練習場の跡地にはあっという間に超高層ビルが建った。下層階はオフィス、高層部には少数の住宅。高級レジデンスなどと言われる類のもの。

 上層には条例の住宅附置義務に基づいて一定面積の住宅を入れているが、容積率か日影か、他の別の理由かはよく分からないが、戸数はかなり少なく、上の方がしゅっと細くなっている。google mapで見ると、セットバックした部分には日当たりの良い屋上庭園もあるようだ。

 この片側にだけ寄せた形、日本では今まではあまり見掛けなかったバランスのような気がする。おもしろいといえばおもしろい。

 ただ、こういう場所での生活というのは私はあまりイメージできない。高いところで子どもを育てたりしてるのかしら? 

#新しい建物 港区  #高層ビル  #住宅系  #集合住宅  #オフィス 
コメント (1)
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国立科学博物館 その2

2013-03-25 | 台東区  

 新館の地球館を訪れたのは初めて。

地球館 3F 大型哺乳類剥製標本群「ヨシモトコレクション」
国立科学博物館・地球館
所在地:台東区上野公園7   Google Map
建設年:1999(平成11)年 第一期完成 常設展示オープン。
    2004(平成16)年 グランドオープン。
備考 :展示エリアは地上3F、地下3F
Photo 2013.1.13

 最近のこういう展示スペースは、展示物保護の目的もあってか、やや暗いことが多い。ガラス越しなのはちょっと残念だが、剥製がずらっと並んでいるのは壮観。

地球館 B1F 恐竜の骨格標本群

 やっぱり恐竜は大人気。大混雑である。図鑑で見てるだけでは実際の大きさはよくわからないものだ、ということがよく分かった。

地球館 2F たんけん広場

 体験型の施設群は大人気で、順番待ちの長い列ができていた。写真は、滑車の原理を用いて軽い力で体を持ち上げる体験ができる器具。

地球館 2F マイコンキット TK-80(NEC)

 展示物の中には懐かしいものも。写真は、中学生の頃にかなり話題になったエレクトロニクス模型。友人はこれを購入して作成、これをきっかけにして電子工学の道へ進んでいった。私はといえば、欲しいとは思ったが、結局これを購入せず、その結果、電子工学方面へは行かなかった。むかし身近だったものが既に博物館入りしているのも、今回驚かされたことの一つ。

地球館 B3F さまざまな単位を体験する装置

 手前から、長さ(m)、重さ(kg)、時間の長さ(s)、電流(A)、温度(K)。例えば長さの場合、直感で1m間隔をあけて二つの端子を並べ、それからスイッチを押すと、実際の間隔が表示される装置になっている。小学生が飽くことなく何度もチャレンジしていた。

地球館 B3F 元素の展示

 水平リーベ僕の船・・・。今の覚え方は違うみたいだが。元素記号配列も中高生の頃以来であり、懐かしい。

 ところで、どうでも良いことだが、大学生ぐらいのカップルが結構来ていた。科学博物館ってデートで来るところなのかぁ? 一緒ならなんでも良いのかもしれないな~。きれいな女性と元素の展示物を眺めてるなんて、なんだか羨ましいぞ。

#新しい建物 台東区  #ミュージアム 
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国立科学博物館 その1

2013-03-24 | 台東区  

 約40年ぶりに国立科学博物館へ行った。

国立科学博物館・日本館
所在地:台東区上野公園7   Google Map
建設年:1931(昭和6)年
構造 :RC
階数 :3F・B1F
備考 :旧東京科学博物館本館(重要文化財)
Photo 2013.1.13

 上野の科学博物館へ行ったのは幼少期の頃以来。大学に入って上京してからはいくらでも行く機会があったが、いつでも行けるからと思い、またいまさら科学博物館に行ってもねみたいな感じで、ついずっと訪れていなかった。今回もなんとなく、近代建築の内部を見てみたくなって、というこれまた科学とはあまり関係ない理由で入館したのだった。

国立科学博物館・日本館 中央ホール
Photo 2013.1.13

 新館(地球館)ができたこともあって、現在は地下から館内に入る。小さい頃は建物の方にはあまり関心がなかったので、正面中央の玄関ホールのドーム吹き抜けも全く記憶にない。改めて見るとなかなか立派な空間だ。やはり国立だけはある。地方にはこういう空間がなかなかない。

日本館3F 展示室 フタバスズキリュウ

 変貌ぶりには驚いた。休日だからというのはあるが、科博ってこんなに人が集まる所だっけ!?

 小さい頃の記憶では、ひとけがあまりない静かな空間に、恐竜の骨格標本がドーンと展示されていて、それだけという感じだった。もちろん当時もいろいろな展示はあったはずなのだが、私の中ではほぼそれしか記憶がない。床のワックスの匂いがして、ちょっと黴臭いような古めかしい空間の印象だったのだが、リニューアルされたせいもあって、外観からは想像もつかないようなハイタッチな空間になっていた。40年もすればそりゃ変わるよな~。

日本館 階段室(2Fから3F)

 子どもたちの歓声と、人の多さに圧倒されて、つい端っこの方に行くと、翼部の階段室がこれまた素晴らしい。2本の柱は耐震補強のために後から入れられたものではないかと思うが、カーブを描いて中央で一つにまとまる階段が創り出す空間は優美だ。

日本館 階段室(3F)

 弧を描く階段を上ると、舞台装置のようにも見えるシンメトリーな階段空間を目にすることができる。

日本館 階段室 天井のステンドグラス

 上を見ると採光部にもステンドグラスが。数年前に修復されたものだそうで、鮮やかで美しい。

日本館 階段室 2F壁面のステンドグラス

 階段室2Fのステンドグラスは鳳凰をモチーフとしたものだそうな。教会建築のステンドグラスとは異なる日本的な図案だが、日本人からすると何の違和感もなく、むしろこういう方が不思議としっくり来るような気がする。

#古い建物 台東区  #吹き抜け・アトリウム  #屋内階段  #ミュージアム 
#近代建築  #重要文化財 
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国立国際子ども図書館

2013-03-23 | 台東区  
国立国会図書館 国際子ども図書館 2Fから3Fへの階段室
所在地:台東区上野公園12   Google Map
建設年:第一期1906(明治39)、第二期1929(昭和4)
    国際子ども図書館となり、転用改修が2002(平成14)に完成。
備考 :帝国図書館として開館し、国立図書館、国会図書館支部上の図書館を経て、2000年に国際子ども図書館となる。 Photo 2013.1.13

 階段室がみごと。

 ただ、この空間は28mm相当のデジカメでは写しきれないので、縦横2枚ずつ、計4枚の写真をHuginという合成ソフトを用いてつないでいる。合成の詰めが甘かったため、左方の窓の桟がちょっとずれてしまっているがそこは勘弁して下され。

 改修にあたって、手摺の保護のため内側にガラス板が立て付けられたり、照明が新調されたり、エアコンを設置するため床面が嵩上げされたりしているそうだが、上手く現代的に改修が行われている。

 転用改修の設計は安藤忠雄氏。なお現在、西側に新館が建設中である。

 古く立派な建物だが、子ども図書館というだけあって、休日は子どもさん連れで賑やか。おもしろい形で再活用がされた建物だ。

#古い建物 台東区  #近代建築  #屋内階段 
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