三番町7丁目・英 HANABUSA

<今日は夫の用があって、夜にコミセンへでかけました。
帰りに、前から気になってた松山市三番町の焼酎・地酒処　英（ハナブサ）へ。

　　　　　　　　　　

芋焼酎大好きの夫は、棚に並ぶ140種類の芋焼酎を見ただけで夢見心地。
（表一列だけじゃなく、奥にも並んでいるのですよ）
しかし、私は焼酎が苦手なので日本酒を楽しみました。

　　　　　　　　　　　

まずは和歌山県・雑賀豊太郎商店の「雑賀」純米吟醸（日本酒度＋5）。
”さいか”と読みます。
スッキリとした上品な飲み口で、あとから来るさわやかな香りがかなり私好み。

　　　　　　　　　

二杯目は石川県・車多酒造の「天狗舞」石蔵仕込山廃純米酒（日本酒度＋4）。
飲み口はすっきりしているけれど、先のより一層香りが立つ感じでした。
辛口なのに、ふっくら柔らかい感じがしました。

　　　　　　　　　　　

三杯目は新潟県・朝日酒造の「久保田」生原酒（日本酒度＋5）。
久保田では初めての生原酒。
久保田ができて20年を記念して限定生産されたものらしい。
フレッシュ！だけど深みがある感じで、あとから鼻に舌につんと残る。

　　　　　　　　　　　

四杯目、最後の一杯は今日最初にして一番私の好みであった「雑賀」。
色々と食べたり飲んだりした後だと、飲んだ印象も少し違って感じました。
先より濃く深みを感じるけれど、スッキリした飲み口でやっぱり美味しかった。
今日の一番かな？

英のご主人は、お酒をこよなく愛する、気さくで楽しい方でした。
松山市二番町「四六十（しろと）」と姉妹店ということで、
英のご主人が、以前は酒の仕入れをしていたそうです。
（「四六十」も、たまらんいい店です。）
聞けば、なんとウチのご近所さん！
これからも足を運んで、たくさん話を聞かせてもらいたいな～。

　　　　　　　　　　　　

今日いただいた料理は・・・
カンパチの塩焼き・イカの刺身・トラはぜの唐揚げ・スライストマト・餅餃子・
シシャモ焼・もやし炒め・卵焼き・焼おにぎり・栗の素揚げ。
おばちゃん一人で作っているのだけど、トラはぜの揚げ方はとてもすばらしかった～。
揚げモノが上手にできる人って尊敬します。


本日夫が飲んだ芋焼酎は、
「財宝」×2・「魔王」・「白玉の露」

「魔王」「白玉の露」は、白玉醸造の芋焼酎。
魔王は品薄状態が続いているらしく、今はまぼろし系。
白玉の露はこの会社の定番焼酎だそうで、ともにすっきりした飲み口、
イモらしい甘い香りだが、それほどは強くないらしい。
「財宝」は、財宝温泉の温泉水を使った本格焼酎。
焼酎会社が作ったものでなく、
温泉の会社が、大手の焼酎メーカーに依頼して製造しているらしいです。

この店には、”個人別飲食リスト”が置いてあり、
美味しかった酒に二度と会えない・・・なんて淋しいことがないように記録できます。
あいうえお順に飲む人あり、棚の端から飲む人あり。
店主いわく、”記入してたら本当には酔えない”。

きっと、オットはこのリストがびっしり表裏埋まるまで、通うことになるでしょう。

店の奥には”まぼろし系”の棚がありました。
”今度は、口がしゃんとしてるうちにまぼろし系の焼酎を飲ませてもらいます”なんて
オットはしっかり約束してました～。

　　　　　　　　　　




「英（HANABUSA)」松山市三番町7丁目3-20　メゾン宮内1Ｆ
　　　　　　　　　　Tel 089-933-8030