老鼠和猫的愉快的日子

中国生まれの鼠(♂)と日本生まれの猫(♀)が出会って・・♪

日本語検定Ⅱ(1)

2008-02-10 10:55:56 | 日本生活編
日本語検定は毎年12月にあります。2007年もその時期がやってきました。前年は四国で受けたので今度は小旅行かねて、広島で受けることにしました。猫は広島市であるものと思っていたら、受験票が届くと試験会場は東広島市の広大東広島キャンパス・・・・・ありゃりゃ。
四国から広島へは老鼠はじめてのフェリーで行きました。飛行機にフェリーにと、結婚してからいろんな乗り物を体験する老鼠、後は猫もまだ一度しか乗ったことのない新幹線ね。上海のリニアモーターカーにも乗らなくちゃ。でも四国には新幹線は走ってないのよね・・・。
1日目は呉市の「てつのくじら館(海上自衛隊呉史料館)」で遊びました。2人ともこの手の博物館等が大好きなので、行くところを決めるのは簡単です。てつのくじら館は入場料無料で、猫達が行ったときは人も少なく、現役を退いた海上自衛官の方が詳しく説明して下さり、なんてお得なスポットなんでしょう。
さて、すっかり忘れるところでしたが、本来の目的は老鼠の日本語検定試験です。老鼠「僕安い時計買いたい。猫の時計壊れるから」あらっ、まだ去年の「試験の最中に時計が止まる事件」覚えていたのね・・・・。時計を買って早めに東広島に移動しました。
2日目朝老鼠はバスで試験会場へ、さて猫は・・・遊ぶところってあるんだろうか?とりあえずホテルのロビーのパソコン借りて、ブログ更新・・・さすがに何時間も居座れないよね~。そこら辺でも散策してみましょ。
東広島って酒蔵が多いんですね、駅周辺に立派な酒蔵が並んでいていいお散歩コースです。ぐるぐる2時間ほど散歩して・・・疲れました。老鼠早く終わって~、またまた本来の目的を忘れる猫でした。

老鼠本職に就く

2008-02-09 23:42:04 | 日本生活編
来日後ホテルの皿洗いに清掃、深夜の工場での寿司ネタ加工といろんなアルバイトを掛け持ちしてがんばっていた老鼠ですが、やはり本職のマッサージの仕事がしたくてたまりません。アルバイト情報誌を持って帰っては探して、猫が替わりに電話するものの中国人だと言うと断られるので、日本語がある程度話せることをアピールさせるため、老鼠に自分で電話を掛けさせました。
はじめに掛けた所はやはり断られたようですが、2件目でOK!老鼠は喜んでこれも1人で面接に行きました。結果はOK、でもいろんな条件を話し合うには1人では少し難しすぎたようで、よかったら猫も一度来てくださいとのことだったので、再び2人で面接に行きました。出勤日等猫達の条件(ホテルの皿洗いと掛け持ちしたい)を聞いてもらってもOK。やったね老鼠 来日2年半で、やっとやりたい仕事に就くことが出来ました。
中国でのマッサージと少し違うようで、「こちらのお店の方法を覚えてもらます。」と言うことで、2週間ほど無給でひととおり練習に通い、やっとお客様に施術できるようになりました。
完全歩合制なのでがんばればがんばっただけ、お客さんが多ければ多いほどお給料がもらえます。お客さんが少ない日もありますが、それはそれでのんびり出来るのでたまにはいいようです。何より毎日嬉しそうに仕事に行きます。
何も手に職を持っていない猫は、手に職があるっていいな~と、うらやましく思います。中国でも日本でも大学を卒業したからと言って、就職できるとは限らない時代です。かえって老鼠のように専門学校に行ったほうがいいのかもと思いました。

猫VS年齢

2008-02-09 00:59:19 | 我想抱宝貝編
子宮筋腫もきれいに取ったので、これですぐ赤ちゃんも出来るだろうと猫は気楽に考えていました。でも現実はそんなに甘くありませんでした・・・。猫が次にぶちあったった壁、それは排卵障害。
若かりし頃は正常だったかもしれない排卵機能も、年とともに衰えて、排卵誘発剤と言う薬の力を頼らなければ、うまくいかなくなっていたのです。またまた薬の副作用に苦しむ日々です。
8月より排卵誘発剤の注射と薬→排卵チェック→とがんばってみるものの、まったく兆しはなく、疲れてなんだか白髪が急に増えたような・・・。そのうち1人でいるときに、自然と涙がこぼれるようになるまで、参ってしまいました。
病院に行くたびに苦しんでいる猫を見かねた老鼠は「2人だけの生活も楽しいよ。」 そして中国のご両親は「2人がずっと仲良しで、一緒に帰ってきてくれればそれでいい。」 分かってます、本心じゃないのは。こんな優しい人達の子供・孫だからこそ、猫は生みたいのです。
猫母から「女の子だから」と言っていろんなことをあきらめるよう言われ、そのたびに反発し男になりたいと思っていた猫。でも今は違います。子供を生むこともあきらめることも決めれるのは、女である自分自身。えぇ、もちろんあきらめません!
気持ちと体をリセットするため、1ヶ月治療をお休みして、12月猫は決めました「今月は人工授精にしてくださいっ!」体がきつかろうが、どんどんステップアップしていって、猫にけんか売ってる年齢と言う敵に勝ってやると。
年には勝てない?そんなことあるものか~

老鼠替猫減肥了?

2008-02-07 22:24:04 | 日本生活編
老鼠が日本に来る前に、中国で健康診断をうけた時の体重は62キロでした。でも来日して2年たった夏いきなり5キロも痩せてしまいました。もともと痩せていたのにもっと痩せて・・・・アルバイトを1つ増やして体使ってるせいもあるんだろうけど、なんだか猫がご飯食べさせてあげてないみたいです。そんなことないのに~。
それにしても心配だ~とにかく検査受けたほうがいいよねと言うことになりました。職場の健康診断とかが受けれない老鼠が検査を受けるには、人間ドック?と思って調べると、げっ、高い!!どうにか健康保険使って検査を受ける方法はないかな~う~ん、う~ん。
老鼠を病院に連れて行って「最近急に痩せたんですっ、時々胃が気持ち悪いって言ってるし・・・」 嘘は言ってません。ちょっと大げさに、かなり心配そうにいいましたけど
先生はあせって「かなり痩せてるし、すぐに検査しましょう。」 いろんな血液検査に腹部エコーに胃カメラ検査をしてもらいました。胃カメラはかなり苦しそうで、かわいそうでしたが、健康保険さまさまです。費用は10000円で済みました。医療制度の整っていない中国で、これだけの検査を受けたら、一体いくらかかるのでしょう?
先生「何処も異常はありません。ガンも心配ありませんよ。」
猫 「なぜ、痩せたんでしょう?」
先生「分かりませんが、とにかく異常はありません。」
病気で痩せたのでなくてほっとしましたが、日本に来て痩せたって・・・あちらのご両親に猫がひどい仕打ちをしていると思われたらどうしよう
老鼠は決して少食ではありません、ご飯ももりもり食べます。たぶん代謝がいいんですね~。そういえば老鼠の体は冬でもぽかぽかしてます。反対に猫の体は冷たくて、特に足は氷のようです。毎年新年の目標に「5キロのダイエット」をかかげていながら、年始の体重≦年末の体重となってしまう猫には、とてもとてもうらやましいです。

地引網

2008-02-07 00:06:29 | 日本生活編
8月末またまた国際交流センターの催しで、「地引網」に連れて行ってもらいました。参加メンバーは中国人3人とネパール人5人と日本人(猫)です。お世話していただく日本人の方々と合流してさぁ開始。釣りが大好きな老鼠ですが、地引網は初めてです。写真の通りの張り切りようです。でも老鼠以上にはしゃいでいたのが、ネパールの方々。そういえばネパールには海がないですものね。大漁の魚に大興奮していました。
魚は地元の方々が、暑い中汗を流しながらフライにしてくれて、皆で乾杯~ 今取れたてぴちぴちのお魚ですから、それはもうとてもおいしかったです。準備していただいたボランティアの方々に感謝感謝です。
ただ、この催しは国際交流なのですが、どうしても外国人と日本人で固まって座ってしまいます(猫は外国人の方)。そういえば今までもそうだったような・・・でも皆さん外国人と交流したい方たちばかりのはずだから、ただシャイなんですね~日本人は。
もっともっと外国の方と交流して、視野を世界に向けた日本人が増えるといいなと思います。

老鼠の涙

2008-02-05 16:53:02 | 日本生活編
2007年7月、中国語の老師(補佐役の日本人の先生)がお亡くなりになりました。前にも書きましたが、猫がずっと中国語を続けてこられたのは、2人の老師と愉快な仲間のおかげです。中国語をやっていたから、今の老鼠との幸せがあります。
老師は猫が中国の男性と結婚すると知った時、とても喜んでくださいました。老鼠来日後はいつも老鼠のことを気遣っていただき、2人してかわいがってもらいました。
老鼠は初めてですから式服を買って、葬儀には2人で参列しました。老鼠はネクタイなんて初めてだし、猫もどうやって結ぶのか知りません。洋服屋さんで「ここで着替えますので、すぐに参列できるように仕上げてください。」 奥様は旦那様のネクタイくらい結んであげれないといけないんでしょうね・・・猫は今も出来ませんけど。
葬儀の間、猫はもうずっと号泣で、涙が止まりません。普段老鼠は「男は泣くべからず!」って感じで、どんなに感動的な映画を見ようがうるっともきません。猫が泣いてると笑って「泣くと頭が痛くなるから、ほらっ、泣かない泣かない。」なんて言います。
そんな老鼠が、目に涙をためているのを初めて見ました。それを見てまた号泣する猫・・・・・普段泣かない男の人の涙ってぐっと来ますね。猫が老鼠の涙を見たのはこの1回きりです。
猫は老師に老鼠と猫の赤ちゃんを抱いてもらいたかったのですが、もうかなわなくなりました・・・ でもこれからも老師に天堂(天国)から見られても、恥ずかしくない2人でいたいと思います。

老鼠の夢

2008-02-05 01:27:48 | 日本生活編
老鼠は一体何をしているのか知りませんが、猫はこの棒で老鼠にしっぽを付けてあげています。
これは四国八十八ヶ所参りの途中に寄った高知県の海岸です。海に行くと老鼠はいつもチャプチャプ もう25メートルは泳げるようになったのだから浅いところだと大丈夫だと思うのですが、まだ海で泳ぐのは不安らしいです。一体何メートル泳げるようになったら海デビューするつもりか分かりませんが、猫も一緒に水着を着れるうちにデビューして欲しいものです。もうかなりやばくて、タイムリミットが近づいてますから・・・
あっ、猫もプールでは大丈夫なんです。猫よりずっと貫禄のあるおばさま方もたくさんいますから、水着姿も恥ずかしくないです。でも海はさすがにね・・・はぁ 地球の重力をさらに感じるようになった、今日この頃です。
海で泳ぎたいけど不安でまだ泳げない老鼠ですが、もうひとつ海に関することでかなってない夢があります。それは食べてみたいけど高くて食べたことのないあわびを食べることです いつも「何があっても僕死ねない。まだ鮑食べてないから!」と言っています。これはもう、一生食べさせないほうがいいですね。猫より長生きしてもらわないと困りますから

友きたる

2008-02-04 20:04:41 | 日本生活編
さくらパパさんのブログ「さくらパパの日中国際結婚日記」から、猫のブログを覗いていただいた方も多いと思われますが、さくらパパさんは猫にとってはじめての国際結婚カップル友達です。6月26日そのさくらパパさんがお仕事(ワンちゃんの配達)で奥様と一緒に猫達が住む街に来られました。
ブログのコメントだけでなくメールや電話でお話はしてましたが、まさか実際にお会いできると思ってなかったので、嬉しかったです。4人でランチしてちょこっとドライブして・・・もっと時間があればよかったのですが、あっという間でした。
さくらパパさんの奥様はとてもかわいくて明るくて、パパさんが惚れたのも納得、納得。一方さくらパパさんもわかってはいましたが、とても優しくてなにより奥様を大切にされてます。初めは色々あったお二人ですが、苦労して色々を乗り越えられただけあって、なかなかお似合いです。
さくらパパさんご夫婦も猫達と同じく将来は中国で生活されるとのことで、すでにマンションも買われています。中国でマンション購入計画は猫達のほうが早かったのですが、先を越されました。さくらパパさんの行動力もかなりのものです。中国に行ってもずっと交流できたらいいなと思います。中国に行ったら今度は猫とさくらパパさんがこうなるでしょうから、一緒に仲間を今のうちにキープしておかねばと思います。
今後中国で生活しようと考えている方、どうぞこの指(親指ですが・・)にとまってください

猫住院了Ⅱ

2008-02-03 11:35:57 | 我想抱宝貝編
手術の翌日手術の模様をDVDで見ながら説明してもらいました。すごいですね~お腹の中で切ったり縫ったりしてるのが、DVDで見れるなんて。筋腫は猫が思っていたよりずっと大きく、卵管や時には腸まで圧迫していたとのこと。でも、これですっきりです。
入院中楽しみと言えば、3度の食事 自分で作らなくていいし、片付けなくていい、なんて楽チン 写真はご飯をほっといていきなりデザートのプリンに手をつける、食いしん坊な猫です。昔は好きなものを最後に残すタイプでしたが、最近は好きなものから食べて、食べたくないものは老鼠にあげる?ようになりました 老鼠は「僕は猫のゴミ箱」と言って怒ります。いやいや、これも1種のエコなのよ
入院していると言ってもいたって元気なので、暇な時は新生児室にほやほやの赤ちゃんを見に行ったりしてました。不妊治療していると普通そんな気分にならないものなのかもしれませんが、猫は平気です。かわいいものはかわいい!ぜんぜん知らない人の子供を見てもかわいいと思うのですから、自分の子供を見た日には食べてしまう・・・目に入れてしまうかもしれません。
新生児室の前のロビーに「今月のお祝い膳」の写真とメニューが貼ってありました。まるでレストランのディナーのような豪華さです。猫も早くこれが食べたい!がんばるぞ~!!
5日の入院で退院した猫、1人で元気に徒歩とバスで帰宅しました。タクシーに乗るなんて贅沢な選択肢は、我が家にはありません。
今回の入院に当たって猫が思ったことは、もし猫に何かあった時に老鼠が1人異国で困らないようにしておかないと、と言うことです。もしものことなんてないほうがいいのですが、そんなこと誰にも分かりませんから。でも一応猫の目標は100歳まで生きるです。

猫住院了Ⅰ

2008-02-02 20:05:52 | 我想抱宝貝編
手術を翌日に控えた5月15日猫は入院しました。術前検査の心電図に異常があり職場の健康診断の心電図でも異常があり、全身麻酔なので少し心配ですと看護士さんに言われていたものの、猫はまったく心配してませんでした。
手術しないと妊娠はたぶん無理だし、だからと言ってあきらめたくないし、もう麻酔科の先生や手術してくれる先生を信頼するしかないですものね。お任せしますので、よきに計らってくださいと言う心境です。それに何より早く更年期障害から開放されたかったのです。
猫が入院した産婦人科は個人病院で、病室はすべて個室でとてもきれいです。最近の産婦人科は何処もすごいみたいですね、特に個人病院は。出産を終えたママのために至れり尽くせりって感じです。猫も早くママとして入院したいものです。
猫は手術は慣れっこですが、老鼠は慣れていません 異国の地で老婆が入院ですから無理もありません。でも老鼠もがんばりました。面会時間外の朝早くからインターホンを鳴らし無理やり入れてもらう勢いだし、ちゃんと自分のお弁当を作ってきて、夜遅くまで一緒にいてくれました。
手術は腹腔鏡下筋腫核出術とかで、お腹に4箇所穴あけてカメラや器具を入れて筋腫を取り出しました。筋腫が結構大きかったので、5時間ほどかかりました。全身麻酔だからなにも覚えてませんけど。老鼠は結構どきどきしていたようです。
麻酔から醒めた猫の第一声は「腰が痛い・・・」でした。ヘルニアをわずらっている猫は、普段仰向けで長時間は寝れません。病院でも横向きで寝るように言われます。それが5時間仰向けで寝かされていたのですから、腰に負担が・・・。「傷が痛い」じゃなく「腰が痛い」猫の思わぬ一言に看護士さんも「えっ!?」
傷はぜんぜん痛くありません。すごいですね~最近の医療は。