老鼠和猫的愉快的日子

中国生まれの鼠(♂)と日本生まれの猫(♀)が出会って・・♪

2008年10月10日

2008-10-22 17:44:31 | 和宝宝在一起編
2008年10月10日、ヤンヤンの誕生日となるこの日は、4時起床で術前のいろんな処置が行われ、8時ちょうどに老鼠に「じゃあ、がんばってくるね。」と言って、手術室に入りました。この時の猫気分は、がんばるのは先生なんだけどね~。猫は麻酔効いてるから横になってるだけだしといった気楽なものでした。
ところが手術室に入って腰椎麻酔と硬膜外麻酔をはじめて事態は一変したのです。背中をえびのように曲げなければいけないのですが、前に突き出たお腹が邪魔して思うように曲げられない、足と頭を看護師さんに押さえつけられ、くっ、ぐるしい~、息が出来ない~ 看護師さんは「体硬いのね。」と容赦がなく、でも声が出ないので「お腹が邪魔だからだろっ!」って反論も出来ず、猫はこの時点ですでに涙目。
先生2人がかりでの手術だったのですが、さらにその先生方の会話が猫を凍らせることに。
先生1「骨に針が当たって麻酔が入らない・・・」
先生2「やっぱりヘルニアが影響したか。」
先生1「じゃあ、他の場所で・・」
麻酔の針を入れたり抜いたりすること3回、結局本来打つべきところよりかなり下の方に打たれたのです。そう、下の方(足)だけかなり麻酔が効いて、お腹はなんだかあまり効いて気がするんですけど・・・
でも先生方は「まったく感じないってことはないからね・・・」と言い放って、「じゃあ、始めましょう!おねがいしま~す。」 え~っ、嘘でしょ~ でもメスを入れられて安心、なんだ痛くない、よかった・・・でもお腹がぐにゅぐにゅ動いてる感じはあり、かなり気持ち悪い。
そして8時44分、宝宝の産声を聞いたのです。猫は感激して涙があふれました。そして宝宝を目で探すものの、胸のところで目隠しされているので見えず、目だけキョロキョロ。しばらくしてきれいに拭かれた宝宝を顔の横に連れてきてもらいました。きゃ~、かわいい!
そんな感動的な宝宝とのご対面のあとに待ち受けていたもの、それは・・・麻酔が切れかかってる中での子宮とお腹の縫合。針をさすごとに「痛い、おえ~っ(お腹空だから吐きはしないけど吐きそう)」と訴える猫の声を、聞こえてるけど無視して作業を続けなければいけない先生も辛かったろうけど、猫もしまいには意識が朦朧としてきて、もう2人目は無理だ、死んでしまうと思いました。
頭を抑えて励ましてくれる看護師さんも「がんばって、もう少しだから!あと5分だから。」って、もちろん5分では済まない「あと5分」を3回繰り返しました。
出血も多量だったらしく、その後猫は思いっきり貧血になりました。
こうして猫の帝王切開は無事終わったのです。