goo blog サービス終了のお知らせ 

処遊楽

人生は泣き笑い。山あり谷あり海もある。愛して憎んで会って別れて我が人生。
力一杯生きよう。
衆生所遊楽。

ツリー・オブ・ライフ

2011-09-17 15:41:08 | ジャズ

アメリカ映画

138分

監督 テレンス・マリック  

主演 ブラッド・ピット、ショーン・ペン

 

   

今年のカンヌでパルム・ドールに輝いたが、いまひとつシックリ来なかった。

混沌の宇宙の成り立ちから地球の生成、やがて峻厳な生命の誕生、そしてヒトの現代の生活。壮大な映像と色彩は、さぞやあらんとは思わせるものの、本当に?と思わずにはいられない。

様々のこの映画の各紙映評は、テレンス・マリックの名前負けしてるのではないか。

どんな作品をどのような意図でどう作ろうと、それは製作者や監督などの勝手でいい。観る方も、どこを観て何を感じてどう評価するかも勝手。でも評子は褒めてるのばかり。まあ、「出来がいい作品」とは言いません。当ブログ主は。

いいところは、三つ。ブラピの典型的なアメリカ(舞台は1950年代のテキサス)親父の体現。そのテキサスの町並みの広大でノスタルジックなこと。それに音楽。イメージが結びつかないシーンにモルダウが入ってきたのには驚いた。

監督の作品『シン・レッド・ライン』を観てからもう20年も経ったのか。嗚呼!

オフィシャル・サイト