処遊楽

人生は泣き笑い。山あり谷あり海もある。愛して憎んで会って別れて我が人生。
力一杯生きよう。
衆生所遊楽。

2008-12-24 21:01:22 | 舌鼓

二人の会。忘年会。

新宿東口駅前の知る人ぞ知る珈琲の専門店。

 

              

 

前回入ったのは20年くらい前か。

かつては、珈琲の専門店も含め、こうした造りのいわゆる喫茶店はどこにでもあったが、今や絶滅種だ。

分厚い一枚板のカウンターのうしろには1000を越すカップが並び、希望を言えば好みを使わせて貰える。

古びてぼろぼろの表面の客テーブル。流れる曲はクラシック。

都会の喧騒から離れた時の止まった空間。

 

一人で入って来、カウンターに座る。「ブレンド」とぼそっと言う。バックパックから文庫本を出して読み始める。書名は「カラマーゾフの兄弟」。曲はマーラー。

この店の私のイメージだ。願望かな。

 

コメント (5)
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