ぜじろぐ

SAMBATOWN・ゼジの書くブラジル音楽やその他あれこれ

恐るべき兄弟

2009-01-07 17:19:57 | CD

バケモノ級(当店調べ)のアコースティック系アルバムがリオから2タイトル届きました。これ、現地発売日と同時に取り寄せたのでほぼ間違いなく日本初上陸。ムフ。

Ronaldo do Bandolim/ Ernesto Nazareth por Ronaldo do Bandolim
Rogério Souza/ Violão brasileiro


いやーめちゃくちゃ聴き応えありました。どちらも最高!!
ホナウドはトリオ・マデイラ・ブラジルの残党2名のサポートが中心の、圧倒的演奏力で繰り広げられるナザレーの実質未発表曲集。そしてその弟であるホジェリオのソロは、喩えるのは失礼ながら、ゼー・パウロ・ベッケルのあの伝説の名盤・Lendas brasileirasをよりジャジーに、そしてしなやかな躍動感を持たせたかのような、正に「ブラジリアンギター」と言うべき作品。とここまで書けばショーロ/ギターファンの方なら大体どんなもんかおわかりかと。いいなあ、リオでレコ発ライヴとか観たいなあ。

※年末に予告しておりました楽譜2点、Songbook CHORO Vol.1、それに「ジャコー本」ことTocando com Jacobも無事到着。通販にもアップしましたっ。まだお持ちでないショーロファンの方はこちらもお早めにどうぞ!