ぜじろぐ

SAMBATOWN・ゼジの書くブラジル音楽やその他あれこれ

CoolGuy(冷奴)、そのポテンシャルについて (2)

2013-11-13 22:03:45 | CoolGuy(冷奴)

みなさんこんばんは、小泉純一郎です。嘘です!
さすがにこの人が一弁ぶち上げると反響ありますねえ。
この影響力、安倍晋三の比ではありません。

さて。

気がつけば外気温も10℃を切るか切らないかってところまで冷え込んでまいりました。もうすっかり冬の気配ですね。
我がサンバタウンが乾坤一擲の覚悟でリリースした発泡スチロール製品につき取扱注意スチロール製缶飲料保冷ホルダー「CoolGuy(冷奴)」も、結局のところ覚悟だけに終わってしまい、セールスチャンスを逸したままシーズンオフに突入か・・・と思いきや、いえいえそんな滅相もない。

冬は冬とて、案外ビール商戦は依然として盛んなわけであります。
ていうかビールの年間消費量が最も多いのは12月なのを皆さんご存知でしたか?
まあお歳暮だとか忘年会だとか家で鍋大会だとかやってたらそりゃビールも売れますわな。

で、あるならば。
弊店自慢のCoolGuyも、売れて然るべきではないかと。

え?
「冬なんだし、寒い時期に保冷ホルダーなんて必要ないんじゃないの」って?

ヌーヌー、それは違います。

冬だからこそ、というシチュエーションが確かに存在するのです。
それは屋内でなどを囲むとき。
カセットコンロなんぞテーブルにでんと構えようもんなら、その周りの温度はいかほどあったまることか、ご想像下さい。
特にガスファンヒーター等の暖房パワーの強い機器をお使いのご家庭では、真冬でもヘタすりゃ室内気温が25℃を超えることもしばしば(あ、名古屋基準で書いてます)。ましてやそんな中で鍋でもつつけば、テーブル周りはヘタすりゃ30℃いっちゃいます。真夏同様のレベルですね。
そんなところへ缶ビールをそのまま置いておけば、あっという間にぬるくなっちゃうというのは自明の理と言えましょう。

そこでこのCoolGuy。

冬であろうと、室内飲みである限り、ビールがいつまでたっても冷たいという快感は季節を問いません。
ちなみにこの夏、サンバタウン店内のうだる空間で、冷房もつけず汗だくになりながら、室内気温33℃というタフな条件下でのビール温度変化比較実験っつうのをやってみました。
以下はそのテスト結果をグラフで表したもの。


(・・・見えます?)

いかがでしょう。33℃でこの数字。
これが外気温20~25℃あたりの楽勝な条件で計測したら、果たしてどれくらいの数値で推移するのか・・・(←まだ測ってないやつ)。

仮に野外で飲む場合も、まあさすがにこのクソ寒い中での保冷効果などは求められもしないでしょうが、そのまま素手で持ってると凍りつきそうなくらい冷てえ!って時でも、このCoolGuyをカポッと嵌めればアラ不思議、持ち手もぜんぜん冷たくありません(いや不思議でもなんでもないんだけどね)。とまあそういう意外な快適性をもたらしてくれます。

でもやはり店主的に一番オススメしたい冬場のシチュエーションは、やはり鍋をつついたりする場面ですね。ぐつぐつ煮立った鍋の具をはふはふ言いながら頬張り、長時間にわたりキンキンに冷えたビールをいただく・・・。チゲ鍋とか、もう最高ですね。え、そうでもない?そうですか、はあ。

親しい方への意表を衝いたクリスマスプレゼントとして是非どうぞ。

メマーリさんがやってくる(2013バージョン)

2013-11-08 01:31:33 | ライヴ

こんにちは、天野祐吉です。嘘です!
心情的には嘘じゃなくても全然いいんですけども。しかし。
良い人から先に死んでいく世の中でございます。合掌。

さて。

2011年、あの忌まわしい震災&原発事故の直後にもかかわらず来日を敢行し、素晴らしく印象的な演奏を我々に披露してくれたブラジルの天才ピアニスト、アンドレ・メマーリが再び日本の地を踏むことになりました。

「私は自分よりも日本の人の事を信じました」
(JJazzNetのインタビューでの『震災後なぜ、日本に来る事を決心できたのですか?』という質問に対するアンドレの回答)

あの時、日本と言う国で実際には何が起こっていたのか、また我々には何が知らされ、何が隠されていたのか、それを思い返すと暗澹たる気持ちになってまいりますが、それでも今年、アンドレがまた来日してくれるという報せを聞いてワタシは本当に嬉しく思います。

まずは11/30(土)と12/1(日)の二日間にわたって開催される"THE PIANO ERA 2013"、これがまた世界中から7人のピアニストが一堂に会するというとてつもなく贅沢な企画のコンサート。東京・めぐろパーシモンホールにて。詳しくはこちらを。

地方公演もあります。

12月2日(月) 福岡 日本福音ルーテル博多教会

12月3日(火) 名古屋 広小路ヤマハホール

12月4日(水) 神戸 旧グッゲンハイム邸

12月7日(土) 山形 山寺風雅の国「馳走舎」


我らが地元(12/3な)につきましては、名古屋公演招聘担当のpianohouse.mmgさんの手配で、日本に数台、いや十数台だったっけ、まあいいや、とにかくヤマハ最上級機種のフルグランドピアノ・CFX(アンドレもこれを弾くことを心待ちにしているのだとか)を用意してある広小路ヤマハホールが会場となりました。これはもうピアノファンにはたまらないお膳立てと言えるでしょう。一昨年の電気文化会館(側面総大理石仕上げ&スタインウェイDの組み合わせが放った音色はいまだに忘れることができません)も涙が涸れるほど素晴らしかったですが、今回も更に期待が高まります。

名古屋公演に関する情報につきましては、こちらのまとめページが便利です(コンサートのお申し込みも一緒にできちゃいます!)。リンク動画のピアノ演奏をご覧になるだけでも十分シアワセな気持ちになれるでしょう。もちろん実際に現場で彼のプレイを体感することに勝る感動はないと思いますので、ご都合のつく方は、是非。

何よりこの日がサンバタウン定休日というこの幸運を、ああ神様、誰に感謝すればいいの?

名古屋の方々はもちろんのこと、福岡・神戸・山形近辺の皆さん、絶対にお見逃しなきよう!