ぜじろぐ

SAMBATOWN・ゼジの書くブラジル音楽やその他あれこれ

ご存知でしたか?

2012-06-25 17:41:26 | イベント

こんにちは、ニール・ヤングです。嘘です!
ああ、ホントだったらいいのに!
この齢にしてこのロケンローラーぶり!barquinhoのヒガシノさんと二人して毎日泣き合っています(どんな二人よ)。

まそれはともかくとして。

名古屋、もしくは名古屋近郊の皆々さま。
中原仁さんのブラジル音楽講座@中日文化センターをご存知だったでしょうか?
詳細はこちらをご覧下さい(画像クリックで拡大表示されます)。

ブラジル音楽の最新情報を知りたければ、迷わずこれをご受講下さい。
今回は2012年度第3期(7月、8月、9月)のご紹介を。
講座終了後の打ち上げもまた楽しからずや。

あとはまあ、サンバタウンも何かのついでに是非ご利用下さいませ(テヘ)。

6月~7月のイベント情報

2012-06-12 00:44:51 | イベント

サンバタウンのメインサイトを更新しました。ご興味のある方は是非ご覧下さい。
まず今週末は6/17(日)に円頓寺本店1周年記念パーティ「Fundo de Quintal! 裏庭大肉食会」が定員まであと2名というところまで迫ってきました。お急ぎ下さい。
次にあの伝説の名店「サルバドール」のシェフ、エルクラーノを講師に迎えたバイーア料理教室も!これは6/23(土)です。
そして7/22(日)、恒例のサンバタウン春夏秋冬ライヴシリーズ「円頓寺で逢いましょう」、比屋定篤子&笹子重治という我ながらなんとも贅沢なデュオをお呼び致しました。限定30席、既にちらほら埋まってきておりますのでご予約はお早めにお申し込み下さい。
というわけで取り急ぎのご連絡でした。

明日は定休日。今週末のシュハスコ用の肉を予約してまいりまーす。

次いってみよう

2012-06-10 15:38:58 | 日記

と、いうわけで。

6/8(金)サンバタウン円頓寺本店オープン1周年記念ライヴ@得三、おかげさまで大盛り上がりの一夜となりました。
なにぶんイベント企画下手の店主、終わってからあーすれば良かったこーすれば良かっただのくよくよすることが多いのですが、今回は充実感ありました。文句なしに楽しかったです。あーよかったよかった!
松田美緒さん、ビスコイット・グローボの御三方、素晴らしいショウをありがとうございました!
そして皆さん本当にありがとうございます。これからも精進します!

松田美緒&ビスコイット・グローボのライヴ、本日6/10(日)豊橋・ハウスオブクレイジーをもちまして東海ツアー編終了、全ツアー千秋楽として6/13(水)東京 青山・月見ル君想フにて豪華ゲストとともにひと花咲かせます。皆さんも是非!

※ライヴの模様は店主のFacebookページでご覧いただけます。

二日前の矜持

2012-06-06 17:43:13 | ライヴ

今日はいきなり本題から。

いよいよサンバタウン円頓寺本店オープン1周年記念ライヴが残すところあと二日となりました。
会場は名古屋が誇る今池のライヴハウス・得三。この以上望むべくもないロケーションです。
そして出演は、店主が心から「この人の歌を一人でも多くの人に聴いて欲しい」と願う歌姫・松田美緒。
さらにその松田美緒が「この三人がいれば何も怖いものはない」とまで言わしめるユニット、ビスコイット・グローボ(以下ビスコ)。
佐野篤(ベース、ギター、パーカッション)、鬼怒無月(ギター)、ヤヒロトモヒロ(パーカッション)という、ちょっと音楽をかじった方ならその場で気をつけの姿勢を取ってしまいそうな鬼の三人衆です。

内輪の話になりますが、このライヴは実に半年以上前から計画されていました。サンバタウンとして、節目となる最初の一年目を迎えるにあたり、イベントを催すならどんな形がいいものかバクゼンと思いを馳せていた頃であります。
そんな時に「水軍どの(ミオマツダはなぜかワタシのことをそう呼ぶ)、来年6月にツアーするんだけど」と松田美緒本人から電話がかかってきた瞬間、天啓キター!と思いましたですよ。
そして半年先のブッキングすらままならぬとまで言われる超人気ライヴハウス・得三に打診してみますと、奇跡的にこの日がぽっかり空いているっちゅうもんですからコレ絶対天啓ー!と固く信じて疑いませんでした、ハイ。
そう、いわゆるひとつの「流れ」というやつであります。
このグループこそ、ワタシがこれまでお世話になった皆さんと共有したい、手放しの愛と感謝と友情で溢れた空間を創り出してくれるに違いない、とライヴの話が持ち上がった段階で瞬時に確信しました。

そもそもサンバタウン店主、イベントでの演出とやらがそんなに得意ではありません。ていうかむしろ苦手です(特に盛り上げ系な)。
この日もイベントと銘打ってはいるものの、要するにライヴ。
そこには無条件で感動できる音楽さえあればいいと、シンプルに考えています。

そして明後日、この恐るべきバンドが遂に名古屋にやってきます。

ベース(他いろいろ)、佐野篤(サノアツシ)!
ワタシは恥ずかしながらまだ佐野さんのプレイを見たことがありませんが、彼の主宰バンド「KING」やビスコのパフォーマンスを見た人はことごとく「あっちゃん凄いで~!」口にします。そして歌姫ミオマツダ自身「あっちゃんこそがこのバンドの柱だよ!」と力説するわけですから、そのインパクトは想像して余りあります。

ギター、鬼怒無月(キドナツキ)!
まずこちらがエモーショナル鬼怒さん。
これ、ハードな鬼怒さん。

もう何て言うんですかね、ギターの申し子としか表現しようがありません。スゴすぎ。

それでは次いきましょう。

パーカッション、ヤヒロトモヒロ(ヤヒロトモヒロ)!
「ヤヒロとモヒロ」というデュオではありません。ヤヒロ・トモヒロです。皆さん勘違いしないように!
かの「スピック&スパン」や「じゃがたら」等の伝説のグループ在籍という輝かしいキャリアを持ち、今も世界各国のミュージシャンから厚い信頼を寄せられる、あらゆる音楽に対応しうる懐の深さを持った、リズムで情景を描くことのできるスケールの大きなパーカッショニストであり、サンバタウン店主も個人的にめちゃめちゃファンです。

そして真打ち・松田美緒!
その歌声には南国果実の清冽、海の女神の母性、大地の包容、それら全てがあります。
彼女の歌の旅はポルトガルより始まり、やがてカーボ・ヴェルデにブラジルと、ポルトガル語圏を辿る旅へと深化して行きましたが、それだけでは飽き足りなかったのか、このラテンの血を持つジプシー気質(推定)の歌姫はとうとう(ていうか案の定)南米全土を股にかけ、ウルグアイやチリをはじめ各国で地方公演をして回るようにまでなりました。
そのへんのくだりはHMVさんのインタビューが大変面白いのでリンクにてご紹介させていただきたいと思います。是非ご一読を!

話変わってサンバタウン店主、最近は音楽のみならず民俗文化の興味対象がブラジルから南米全般へと(ようやく)広がりを見せております。もちろん仕事の上ではプロフェッショナルとしてブラジル道を追求せねばならんわけでありますが、それはまあそれとして、我がココロの琴線というやつはラテンアメリカそのものに震えてきているわけであります。

そんなところへこの歌姫による南米の歌が聴こえてこようものなら奥さん(誰が奥さんや)。
この映像はちょうど1年前の2011年7月に松田美緒が「ウルグアイの至宝」ウーゴ・ファトルーソと共に首都モンテビデオにて行われたライヴ。しかし美緒ちゃんのこのクソ度胸たるや。曲目は「まだお腹の中にいる子供が母に向けて歌う」という、もう設定からして既に反則級なまでに感動的なエドゥアルド・マテオの名曲「Un Canto Para Mamá(ママに贈る歌)」。

ママ 今日はなんていい日だろうね
お願いがあるんだ
人生をちょうだい
美しき人生を
いつも一緒にいたいんだ
ママ、あなたと


・・・すみません、書いてて涙出てきました。しかもかなりの量。

さあこの曲が東海ツアーでも歌われるとか!歌われないとか!(どっちよ)
もちろんブラジル系レパートリーもしっかりご用意していただきましたですよ。
いっちょだけタネ明かししますと、バイーア人間国宝(弊店調べ)ホベルト・メンデスの名曲「Beira Mar」が登場。ちなみマリア・ベターニア版だとこうなります。
もともとイタコ度にかけてはベターニアにもひけを取らない松田美緒、彼女のパフォーマンスに期待は高まる一方です。

この四人から放たれる歌と演奏、その力、今から楽しみでなりません。

6月8日、金曜日。
サンバタウンはこの日、ブラジルはもちろん、オールラテンアメリカパワーでもって得三を、そして名古屋の夜を彼らに彩ってもらおうと思います。

なにぶんよしなに!

前回記事&バンドプロフィールはこちら

【サンバタウン円頓寺本店1周年記念ライヴ】
6/8(金) at 得三(Tokuzo)
名古屋市千種区今池1-6-8 ブルースタービル2F
TEL 052-733-3709
18:00open 19:00start
前売¥3,500 当日¥4,000
出演:松田美緒&ビスコイット・グローボ
■松田美緒(vo)
■鬼怒無月(g)
■佐野篤(b, per)
■ヤヒロトモヒロ(per)
チケットぴあにて前売券発売中(Pコード 169-298)
※得三orサンバタウンでもご予約を承ります。