ぜじろぐ

SAMBATOWN・ゼジの書くブラジル音楽やその他あれこれ

Songbook CHOROシリーズ、いよいよ勢揃い!

2012-05-30 21:20:11 | 楽譜・教則本・書籍

こんにちは、福島県知事の佐藤雄平です。力を込めて、嘘です!
ていうか皆さんに不快な思いをさせてしまってどーもすみません!
でもこの国会事故調委の映像、福島県内各地でパブリックビューイングということで一斉に流してはいかがでしょう。
もうね、どんなバカでも政治家や自治体の長になれるんですよね、この国。今回それがはっきり、実感を伴ってわかりました。
もっともバカを首長にいただく自治体の住民はそれこそたまったもんではないでしょうけど。

そんな福島在住でないサンバタウン店主の外野意見はどうでもいいとして(どうでもよくはないんだけどね、毎回言うけどさ)、本日ブラジルより重たーい荷物がドカッと到着致しましたですよ。
しかしてその正体は楽譜。スコアです。パルチトゥーラです。

モノはLumiar社のSongbookシリーズ。しかもショーロばっかし!第1集から第3集まで勢揃いですよ。
もう、何て言うんでしょうかね、ヒーローアニメものでヒロイン絶体絶命のピンチ・危機一髪の瞬間に颯爽と現れ「待たせたな!」とどや顔で迫る、まああんな感じと思って下さい、今のワタシの表情。

というわけで早速通販にもアップ。気になる内容(レパートリー)ですが、サンバタウンは今日一日をかけてシリーズ3冊全曲を文字起こししてやりましたわい!その数全300曲!いやあ疲れました。つかマジ疲れたっす。もうパねーって感じ。たぶん世界初じゃね?(←どこの与太者だ?)。読みづらくて申し訳ありませんが、是非ご参考になすって下さい。
新着のVol.2およびVol.3ともに、1作目同様7弦ギターのベースパートがついております。ギンガやパゴーヂ・ジャズ・サルヂーニャ・クラブ等のレパートリーも配するなど、モダンショーロへの意識も感じさせる編集は、ゴチゴチのトラッドショーロファンのみならず、気軽にブラジリアンインストを楽しみたい向きにも大変親しみ易い配慮がなされているようにワタシ個人としては感じました。

となると課題は音源。このSongbook CHOROシリーズ3作分、全ての音源をカバーした300曲ショーロ大全・CDボックスセットっちゅうのを是非Lumiarさんには製作していただきたい!著作権クリアできるかわからんけども!売れるかどうかわからんけども!監修メンバーのマリオ・セーヴィ、ホジェーリオ・ソウザ、ヂニーニョの三人に会う(もしくはメールする)機会があれば、そのへん是非強硬かつ執拗にリクエストしておきたいと思います。

あとはご参考情報ですが、Songbook Bossa Novaシリーズ(全5巻)も1セットのみですが通販に出しております。お得なセット価格でどうぞ。ちなみにこちらの5冊分・約300曲の文字起こしもかなりの重労働でした・・・。


(バラ買いご希望の方は次回7月入荷まで今しばらくお待ち下さいませ)

6月8日は何の日だ

2012-05-23 19:40:17 | ライヴ

こんにちは、関西電力です。嘘です!
そんなもん嘘に決まってるじゃないですか、ええ、当たり前でしょう?!(←自分で書いて自分で逆上)
国民の節電意識の変化も考慮に入れず、デタラメかつ不誠実極まりない数字を突きつけ、やれ再稼働だやれ料金値上げだと脅しをかけてくるポーハな電力会社に怒髪天を衝く今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

さて。
気を取り直して本題に戻りましょう。

タイトルの件ですが、今年6月8日はサンバタウン円頓寺本店のちょうどオープン1年目にあたる日なんであります。
まあ、これまでなんだかんだありましたけども、それを書き始めたら徹夜になるか、途中でうっかりしてそれまで書いた文章が全て消えてしまうか、そのどちらかになると思うので割愛させていただきます。
そんなわけで(どんなわけでだ?)こんなライヴを記念イベントとして企画させていただきましたっ。

「手に職を、心に愛を、世界に友を」(松田美緒名言集より)
その才能・実力・オーラにサンバタウン店主もKOされた、世界を駆け巡る歌姫・松田美緒が最強のバックバンドを擁し久々に名古屋に登場します!
このシンガーの前には「ブラジル音楽」という範疇で物事を語ることがアホらしく思えてきます。歌い手として彼女の歩んできた道はそのまま世界のあらゆる音楽へとつながっており、聴き手や観る者を一瞬にしてそこへ連れて行ってくれるのです。その解放感!その共鳴する感覚!
長きに渡る南米の旅から帰還し、ますますの充実ぶりを見せる松田美緒、ラテンアメリカのみならず、彼女がこの数年のうち再発見した「日本のうた」も交え、6月8日はお世話になった皆様とその感動を分かち合いたいと思っています。

【サンバタウン円頓寺本店1周年記念ライヴ】
6/8(金) at 得三(Tokuzo)
名古屋市千種区今池1-6-8 ブルースタービル2F
TEL 052-733-3709
18:00open 19:00start
前売¥3,500 当日¥4,000
出演:松田美緒&ビスコイット・グローボ
■松田美緒(vo)
■鬼怒無月(g)
■佐野篤(b,per)
■ヤヒロトモヒロ(per)
チケットぴあにて前売券発売中(Pコード 169-298)
※得三orサンバタウンでもご予約を承ります。


【松田美緒(まつだみお)】
言葉、ジャンルを悠々と越えて、ポルトガル語圏、スペイン語圏、日本の音楽をグローバルなスケール感で表現する注目すべき新世代の歌手。その旅は、ファドの本場、ポルトガルの首都リスボンから始まり、大西洋の島カーボ・ヴェルデ、そしてブラジルへ。大西洋の音楽地図を描いた「アトランティカ」で2005年にビクターよりデビュー。2010年、ウーゴ・ファトルーソ、ヤヒロトモヒロとつくりあげたソロ4枚目のアルバム「クレオールの花」でスペイン語圏までその世界を見事に広げ、南米3国ツアー&帰国公演を開催。2011年10月には、ウルグアイ、アルゼンチンで録音した5thアルバム『コンパス・デル・スル』をリリース。日本、ブラジル、ウルグアイ、アルゼンチン、ベネズエラ、チリ、ペルーなど南米の国々で、心を通わすアーティストとのコラボレーションを重ねる。国内でも、ソロ活動や、バンド「ビスコイット・グローボ」のヴォーカルとして活動。2012年から、本格的に日本各地の伝承曲に焦点をあてた「日本のうた」のライブを開始。南米音楽のみならずジャズや民謡など様々なミュージシャン達とセッションを重ねている。土地と人々に息づく音楽ルーツをその身体で吸収し、うたう吟遊詩人。
その声には彼女が旅した様々な地域の魂が宿り、聴く人の心をあたたかく包みこむ。




【ビスコイット・グローボ(Biscoito Globo)】
ポルトガル(スペイン)語で「地球(風船)ビスケット」という意味を持つ、ちょっと年季の入った音楽ファンならその名を聞けば思わず唸る超個性&実力派の三人からなるユニット。佐野篤の地を這うベース、鬼怒無月の七色ギター、ヤヒロトモヒロの繰り出す白熱のグルーヴは、ロック、ジャズ、ワールドミュージックの彼岸を超越した演奏となって観る者聴く者の襟首をひょいと一掴みし、一瞬にして世界のどこかへと放り投げてくれる。無限にして無常、奔放にして豊穣。
まさに松田美緒の歌を昇華させ解き放つために生まれたバンドである。


折りしもサンバタウンオープン記念イベントをこの顔ぶれによるライヴで飾れることを心から誇りに思います。企画者が自分で言うのもアレですが、マジ凄いっすよ。当日は沢山のお友達と得三でお会いできればこの上ない喜びです。
是非にっ!!


(6月8日は、きっとこんな夜になるでしょう)

いよいよ今週です、パンデイロワークショップ!

2012-05-13 22:25:57 | イベント

こんにちは、イル・ディーヴォです。ア~~~~~。
嘘です!

さて、サボりもサボったりぜじろぐ、5月になってようやくこれが一つ目の記事とは、何たるっ。なーんたるっ。ていう口癖のキャラが確か「ムーミン」の中でいましたよね。
そんな脈絡のない昔話に突如走る店主の迷走ぶりはどうでもいいとして、来たる5/17(木)はここ名古屋、しかも円頓寺にてパンデイロワークショップがあります。
主催はサンバタウン、お招きするはこの人、日本パンデイロ界にあってその名を知らずんば「それはアカンやろ」とひと言でダメ出しされる、人呼んでパンデイロッカー・小澤敏也。そして彼の所属するpikaia pandeiro specialのメンバーもみんな連れてきちゃいました。

初心者もOK、見学もOK、パンデイロのレンタルも用意してますし、おざーさんならではの実践的なプログラムで、何より「叩いて合わせる」という楽器演奏本来の楽しみ方を教えてくれます。
まだ定員には空きがございますので、この日ご都合が合いそうな方はご遠慮なくサンバタウンまでお問い合わせ下さいませ!