ぜじろぐ

SAMBATOWN・ゼジの書くブラジル音楽やその他あれこれ

Quatro M, その衝撃と魅力について

2018-09-09 22:21:41 | ライヴ

こんにちは、草野マサムネです。嘘です!
でも最近スピッツに再びどハマりしているのは本当です。僕はきっと旅に出る。
長らく隠居状態の続いているサンバタウン・ゼジですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

さて、今回は来月に控えし極上のライブのご紹介をば。
Quatro Mという、ピアノ&ヴォーカルの女性DUOでございます。
何がどう「4つのM」なのか、ということですが、メンバーはサンバタウンが推して推して推しまくる、我が永遠の歌姫・松田美緒。そして相方を務めるはNYにて活躍中の女丈夫ジャズサンバピアニスト・MIKA。
Mio Matsuda
Mika Mori

というわけなんですね、ハイ。
以上、Quatro Mでした。

まだ話は終わっちゃいねえ!

結論から申しますと、このDUOライブツアー(もちろん名古屋もあるでよ)、サンバタウン的に超リコメンドさせていただく次第です。いやもう、すっげえ良いですから、とにかく見逃さないで、と。見逃したら後は知らん、もう俺は知らん的な。

世界中を飛び回る神出鬼没の「歌う旅人」こと松田美緒は当ブログでも事あるごとに話題に採り上げさせていただきましたが、まあこの人については今さら書き加えるようなことがないほどです。日本人離れしたその圧倒的歌唱力、巫女を思わせるそのオーラ、その全てがワタシを捉えて離さない。彼女の超名言「手に職を、心に愛を、世界に友を」は今もワタシの座右の銘であり続けています。

そしてピアノを担当するMIKA。あっ呼び捨てしちゃった。
彼女に初めてお会いしたのは2007年ですから、もう随分前になりますね。
MIKAの名古屋公演の情報に触れるにあたり、その音を体験しましたが、見事にノックアウトされました。
まごうことなきホンモノです。
※その時の様子をぜじろぐ記事としてアップしておりますので、よろしければ是非ご覧下さいませ

個人的な思い出になりますが、2003年の名古屋・杁中でサンバタウンを始動させた頃、名古屋のクラブシーンはジャズサンバ/ジャズボッサ全盛期。Club BuddhaやCafé Dufi等の名古屋人気スポットで開催された「Bossa Nova de Kiss!」「Crown Cafezinho」などの名イベントでの盛り上がりぶりは今も記憶に新しいです。あの頃DJさん達はホントに素晴らしいブラジル音楽のレコードを沢山プレイしてくれて、店主ゼジ(当時)は年齢差もなんのその、足繁く通って応援させていただいておりました。
あのフロアに響くトム・ジョビンの、ジョアン・ドナートの、ルイス・エサの、セザル・カマルゴ・マリアーノの華麗なるピアノサウンド。左の弾き手から繰り出される強靭なグルーブ、果てしなく軽妙な右手のタッチ。抗い難いダンスの欲求。嗚呼、今宵はどうして飲まずにいられよう。恐れるものなど何もなく、脇目もふらずブラジル音楽に没頭した輝ける日々に乾杯であります。みんな元気かなあ。

MIKAの演奏は、それらを完璧な形で蘇らせてくれます。徹頭徹尾、ジャズ・サンバ。それはあまりに爽快で、泣きたくなるほどに痛快であります。

そんなMIKAがひょんなことから出会った相手が我らが歌姫ミオマツダ。邂逅というやつであります。
この偉大なる二つの才能がタッグを組めば、それはもう只事で済むわけがない。

名古屋は10/11(木)、おなじみCafé Dufiにて。
ワタクシも久々にPAにて参戦させていただきます。
この夜、名古屋に生粋のブラジリアンジャズサンバが復活します。皆さま是非、万障繰り合わせの上ご参集のほど。
一緒に楽しみましょう。

Quatro M
Live at Café Dufi (Nagoya)
10/11(Thu)
■OPEN 18:00 / START 19:00
■予約・当日共に4000円+1drink
 Café Dufi
 愛知県名古屋市中区新栄3-17-11
■予約・問い合わせ
TEL. 052-263-6511 (Café Dufi)
TEL. 052-806-3023 (ピアノハウスエムエムジー)
pianohouse.mmg@gmail.com
※ご予約の際にはお名前と人数、ご連絡先のお電話番号をお知らせくださいませ。チケットはございません。
■協力:CAFE DUFI、ピアノハウスエムエムジー、織音工房、サンバタウン、PaPiTa MuSiCa


ワールドワイドに活躍する二人がお互い会得したブラジル音楽の血肉から湧き出るリズム。最高に波長があうグルーヴで、サンバ・ジャズ黄金期の洗練や古いサンバ・カンソンの情感を、ヴォーカルとピアノだけとは思えない厚みと豊かさで伝えてくれるブラジル音楽100%デュオ。
2016年に結成。世界を舞台に音を奏でてきたシンガーとピアニストが、その音楽のルーツであるブラジルを歌い奏でる。お互いの表現に染み込んだブラジル音楽本来のエッセンスを、息をするように自然に飛翔させる奇跡のユニット。Mio MatsudaとMika Mori。4つの同じイニシャルMがブラジル音楽の素晴らしさと歓びを増幅させる。


松田美緒 オフィシャルサイト

MIKA オフィシャルサイト


クアトロM 新譜&ツアー情報
(各地の公演情報はこちらからどうぞ)
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壁に咲く花

2018-07-23 21:51:24 | 訳詞



ウォールフラワー(Wallflower)


壁から壁 1.8メートル四方
窓にはシャッターが下り 灯りも何もない
床の上も ベッドも湿っている
奴らは君を狂わせようとしている
思考を奪おうとしている
奴らは君にゴミくずを食わせ 君の口に嘘を押し込む
君の守りを弱めるため 一切の容赦なしに
君は何もできない
きっと長い一日だろう
君の心は限界を超える
さほど丈夫な身体でもなかろうに

がんばれ、がんばるんだ

奴らは君を箱に放り込み
君は外界から遮断される
君の精神が壊れずにいてほしい
君が痛めつけられずにいてくれますように
 
がんばれ
君は君自身の命をもって賭けに臨んでいる
君はたった一人で夜に立ち向かう
檻を用意した連中が
弾薬と棍棒と石を傍らに眠っている間に
奴らには 君が歩む自由への道が見えない
君が 自らの肉と骨で敷いた道が

奴らが君を外へ連れ出す-照明が君の目を焼く
談話室へと-別に驚きではない
装填された数々の質問が
きれいな白衣を着た連中から放たれる
奴らの目は ヒポクラテスの誓いのごとく
その真意を隠したままだ
奴らは君に告げる-客人としてのしかるべき振舞い方を
君は奴らに抵抗しようとする 精一杯の抵抗を
奴らは限界まで追い詰める
君が 反応しなくなるまで

君は消し去られてしまうかもしれない
だとしても
ここでは君が忘れ去られることはない
そして君に伝えたい ぼくは出来る限りのことをしよう

君はいなくなってしまうかもしれないが
君のことは忘れない
君に伝えよう ぼくに出来る限りのことをするよ
出来る限りのことをしよう
出来る限りのことをするから


※Wallflower・・・和名ニオイアラセイトウ(学名 Cheiranthus cheiri
アブラナ科の二年草。南ヨーロッパ原産。全体に灰色の毛におおわれ、高さ 30~70cm。葉は披針形で先が尖る。春から初夏の頃、茎の上部に香りのよい3cm径ほどの十字花が総状に集まって咲く。原種は橙色であるが、園芸品種が多く、黄、クリームなどの花色があり、また八重咲きのものもある。通常秋まきとするが、寒さにやや弱い。

花言葉は「愛の絆、逆境にも変わらない愛、逆境にも変わらぬ誠」など。



Peter Gabriel - Wallflower



"Wallflower"

6x6 - from wall to wall
Shutters on the windows, no light at all
Damp on the floor you got damp in the bed
They're trying to get you crazy - get you out of your head
They feed you scraps and they feed you lies
To lower your defences, no compromise
Nothing you can do, the day can be long
Your mind is working overtime, your body's not too strong

Hold on, hold on
They put you in a box so you can't get heard
Let your spirit stay unbroken, may you not be deterred

Hold on, you have gambled with your own life
And you face the night alone
While the builders of the cages
They sleep with bullets, bars and stone
They do not see your road to freedom
That you build with flesh and bone

They take you out - the light burns your eyes
To the talking room - it's no surprise
Loaded questions from clean white coats
Their eyes are all as hidden as their Hippocratic Oath
They tell you - how to behave, behave as their guest
You want to resist them, you do your best
They take you to your limits, they take you beyond
For all that they are doing there's no way to respond

Hold on, hold on
They put you in a box so you can't get heard
Let your spirit stay unbroken, may you not be deterred

Hold on, you have gambled with your own life
And you face the night alone
While the builders of the cages
They sleep with bullets, bars and stone
They do not see your road to freedom
That you build with flesh and bone

Though you may disappear, you're not forgotten here
And I will say to you, I will do what I can do

You may disappear, you're not forgotten here
And I will say to you, I will do what I can do
And I will do what I can do
And I will do what I can do


【作詞/作曲 Peter Gabriel】
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そも、なぜに「ゼジ」?

2018-07-04 22:18:23 | 日記

※この投稿は初代サンバタウンWEBサイト(おお懐かしい)に掲載されていたコラムを加筆訂正したものです。思うところあって、今になって引っ張り出してきました。



「なんで"ゼジ"とか"ゼジーニョ"っていうんですか?」

これかなりよく訊かれる質問です。

さて。

「ゼジ」の由来はひとことでいうと、

ブラジル人につけられたあだ名が日本人の手によって意味なく作り変えられたもの

です。

最初はこうでした。

大学時代、ブラジルからの留学生と会話する機会があり、その際に彼らから言われたのが
「お前はポルトガル語が上手いな。まるでブラジル人みたいだ(もちろんお世辞)。よし、今日からお前は"ジョゼ"だ」

ジョゼ?

ポルトガル語で José 。スペイン語圏だと「ホセ」と発音しますね。

とてもポピュラーな名前です。日本人だとさしずめ

ひろし

的な存在ではないでしょうか。店主の下の名前は「ひろあき」なので、まあ似たようなものです。

しかしほどなくして、留学生たちはこう言い始めました。

「ジョゼだからニックネームは"ゼー"だよな。よし、今からお前は"ゼー"だ」

ゼー?

なんすかそれ?

調べたところ、こういうことがわかりました。

Jo → sé → Zé

つまり「ジョゼ」の発音の後半部をちぎり取って「ゼー」というわけですね。日本人だとさしずめ

ひろし(ひろあき) → ひろ

おおお、まったく一緒ではありませんか。ひどく納得です。

ちなみに大阪にいた時は「なにわのブラジル」ことカイピリーニャにいた常連客の皆さんに「ジョゼ」とか「ゼー」とか呼んでもらってました。良き思い出です。

 

その後名古屋に居を移してから、「ゼー」は奇怪なメタモルフォーゼを遂げることになりました。

当時行きつけだったブラジルレストランバーNOVA URBANAのブラジル人客たちに、なぜか

「ゼジーニョ、ゼジーニョ」

と呼ばれることが多くなったのです。むむむ。これはおそらく、

Zezinho

というやつらしいぞ。これなら知っています。ポルトガル語で頻繁に使われる

縮小形

というやつではありませんか。可愛らしく表現するのですね。人に関していうと、名前に

ちゃん

を付けられたわけです。勝手に。つまり、今まで大事に守り抜いてきた「ゼー」が、

Zé(ひろ) + zinho(ちゃん) = Zezinho(ひろちゃん)

という若干ヘナヘナ感を伴うニックネームにカスタマイズされたわけですね。

まあ、これはこれで実は結構気に入ってるんですけど。

この時点で、大阪の面々からは「ジョゼ or ゼー」、名古屋では「ゼジーニョ」と呼ばれるという

どうでもいいっちゃいいんですけど、まあ、そういった現象が起こっています。

 

凄いのはこれからです。ウルバナの常連客にして当時のウチのサンバチームのトップダンサーだった女の子が、

だしぬけに

「ゼジ~」

とか呼び始めたのです。もうこうなると滅茶苦茶です。文法もへったくれもありません。

が、あえて例えて表現するならば、

(ひろ)+zinho(ちゃん)
Zezi(ひろち/ひろちゃ)


とでもいうのでしょうか。なんて歯切れの悪い終わり方でしょう。とても落ち着かない気持ちです。

 

ちなみに自分の名刺にはブラジル人にも説明しやすいよう、Zezinhoを使っています。



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いよいよ来週末ですよ

2018-06-24 21:29:19 | ライヴ



こんにちは、あまりに久々のぜじろぐ記事アップに、編集画面の操作もすっかり忘れてしまっていたサンバタウン・ゼジです。どうしよう、全然わかんねえよ。それよりも前回の投稿がほぼ1年前だったという事実に慄然としております。
というわけで皆さんお元気ですか。

さてさて、かねてから各方面で告知しておりました通り、いよいよここ名古屋にもペドロ・ミランダとグルーポ・カデンシアがやって来ます。来週です。ていうか7日後です!皆さんご予約の方はもうお済みでしょうか。

7/1(日)、場所は丸の内・長者町通りのオキナワAサインバーKOZAでございます。思えばモレーノ・ヴェローゾもここKOZAで歌ったんですよね(しみじみ)。

サンバファンなら知らぬ方がおかしい、かのテレーザ・クリスチーナ&グルーポ・セメンチの主要メンバーであり、今もなおリオ生粋のオーセンティックサンバへのこだわりを見せるイキでイナセな男、ペドロ・ミランダのパフォーマンスが今から待ち遠しいです。

Um Calo de Estimação - Teresa Cristina e Grupo Semente

(テレーザこそいませんけど、まあおおむねこういう感じッスね)

Samba Original (Elton Medeiros & Zé Keti) - Pedro Miranda

(最近の映像。この雰囲気、もうたまりません)

個人的に期待しているのがバックのグルーポ・カデンシア。
メンバーの宮澤摩周(パーカッション)はリオの老舗エスコーラ・ヂ・サンバ、ヴィラ・イザベル(ノエル・ホーザやマルチーニョ・ダ・ヴィラのホームグラウンドですだよ・・・)での修行時代からペドロとは旧知の間柄。その信頼関係だけを見てもはや今回のツアーの演奏は約束されたようなものです。加えて7弦ギターはサンバタウン店主が初めて会ったとき以来、手放しで激賞し褒めちぎってやまない尾花毅。この人はあのマルセロ木村も最上級の賛辞を惜しまない男なんであります。更にかつて名古屋で活躍していた我が旧友ダリオ・サクモト・ピレスもカヴァキーニョで登場。この人もリオのサンバに造詣の深い男で、実に達者なカヴァコを聴かせてくれます。そこへ凄腕クラリネット奏者・土井徳浩と、ゲストメンバーにトロンボーンの和田充弘が入るとなれば、どれだけ本格派サンバ・カリオカが堪能できるというのでしょう。

Grupo Cadência

(こちらはプラッサ・オンゼでの演奏。カドが立つのを承知で言いますが、日本でここまでやってくれるサンババンドはいないと思います)

名古屋公演は日曜、しかも翌日に優しい早めの開演時間。終電を気にせずお楽しみいただけます。イエー。しかもタイミングの良いことに、折りしもW杯ロシア大会の真っ最中。我らがブラジル代表も現時点で予選リーグ首位を走っており、これは大盛り上がり必至。こんな機会そうそうあるもんじゃないです。みんなで呑んで踊って騒ぎましょう!

2018年の来日大目玉企画、この機会を是非、是非、是非お見逃しなく!くどいようですがご予約はお早めにどうぞ!

【Pedro Miranda with Grupo Cadência Japan Tour 2018】

 ペドロ・ミランダ(vo, pandeiro)from Rio de Janeiro

 グルーポ・カデンシア:
 宮澤 摩周(perc)
 尾花 毅(violão de 7 cordas)
 ダリオ・サクモト(cavaquinho)
 土井 徳浩(clarinet,sax)
 + 和田 充弘(trombone)

 会場:オキナワAサインバーKOZA
 開場 16:30 / 開演 18:00
 Charge 前売(予約) 4,000円 / 当日4,500円(要2オーダー) 

 ライブ特設ページはこちら
 ライブ予約はこちらのフォームへどうぞ
 電話予約 052-221-5244(オキナワAサインバーKOZA)18:00~


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日本かよ

2017-07-02 08:31:46 | 訳詞

輪になって踊ろう(Quadras de Roda)


小鳥が歌った
鳥かごの中で
外にいたなら
もっと上手に歌えたろうに

船乗りは目が覚めて
死ぬほど仰天する他なかった
何者かが誰より早く起きて
空と海を盗んでいったのだ

僕の恋人は何も知らなかった
だって
朝が訪れることは決してなかったから
来る日も来る日も戸口には
見張りの人が張り付いていたってわけですよ


多くの人が私の金髪のことを
ハゲタカと称したけれど
どうも見たところ もうしばらくは
そう呼んでもらうことになりそうですかな

大洪水で人々はてんやわんやになったが
まあこのぶんだと 相も変わらず
てんやわんやのままでいてくれるでしょうな



Passarinho cantou de dentro de uma gaiola
Cantaria melhor se fosse do lado de fora
Passarinho cantou de dentro de uma gaiola
Cantaria melhor se fosse do lado de fora

O marinheiro acordou e tinha que se espantar
Alguém levantou mais cedo e roubou o céu e o mar
O marinheiro acordou e tinha que se espantar
Alguém levantou mais cedo e roubou o céu e o mar

Meu amor não sabia por que nunca amanhecia
É que existia um vigia na porta de cada dia
Existia um vigia na porta de cada dia


Muita gente chamou urubu de meu louro
Pelo que vejo agora lê lê vai chamar de novo

Muita água rolou dos olhos do povo
Pelo que vejo agora lê lê vai rolar de novo



【作詞/作曲 Vitor Martins/Ivan Lins】




(プチ解説)
1977年に発表されたブラジル稀代のシンガーソングライター、イヴァン・リンスの大々々傑作アルバム(確か6枚目)の冒頭を飾る、めくるめくメロディ&コード進行、そしてコーラスワークが魅力の名曲。ワタシはイヴァンの書いた数あまたの作品中この曲が一番好きです。
というのも、こんなにも歓喜が湧き上がってくるような美しい曲でありながら、歌ってる内容が当時の軍事政権に対する痛烈極まりない皮肉で彩られた歌詞だからなんですね。圧政に怯える市井の人々と権力者の視点との対比表現が凄まじいほどに鮮やか。アーティストかくあるべし。これぞ芸術です。
タイトルのQuadras de Rodaは邦題だと「輪になって踊ろう」となっています。Quadraは英語でいうところのCourtに当たる言葉で、人が輪になって集まる場所といった感じの表現になるんですが、これ実は「裁判所」っていう意味もあるんですよね。ホーダ裁判所。井戸端会議っぽい光景が実は当局への密告の現場だった、みたいな想像もできて、なんかコワいです。
あと中盤のMeu amor não sabia(僕の恋人は何も知らなかった)・・・が繰り返しで歌われているあたり、「知らない、知ろうともしない、知らなかったことにする」みたいな大衆心理というか行動原理というか、まあどこぞの国の昔と今にそっくりそのまま当てはめることができそうなくらいですよね。イヴァン・リンスもさることながら、歌詞書いたヴィトール・マルチンスほんまにスゴい。スゴすぎ。

余談ですが、ワタシがもし歌とギターが達者であれば、このイヴァン・リンスにジョアン・ボスコ、シコ・ブアルキそれにゴンザギーニャといった偉大なアーティストらが残した美しいMPB楽曲、その裏に込められた体制批判の魂宿るレパートリーばかりを選んでライブして回り、反骨系MPB伝道師っぽく人生を終えたいもんだと最近つくづく思うようになりました。今やどうしようもなくデタラメな国に堕ちてしまった日本にあって、彼らが産み落とした名曲の数々を、ギターの練習と併せてその歌詞の真意を吟味しながら残りの人生を送ろうかな、などと考えたりする今日この頃であります。
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Brasil Pandeiro

2016-06-28 15:56:03 | パンデイロ

みなさんこんにちは、EU離脱です。嘘です!
いや嘘もなにも、この先どうすんだよイングランド。離脱派どう責任取るんだよ。

さて。

えー、こんにちは、サンバタウンのゼジでございます(もう『店主』は付けない)。

突然といいますか超ご無沙汰と申しますか、いきなり本題でございますが、サンバタウン通販で今なお在庫として残っているパンデイロ群4商品を衝撃処分価格(自分でいうな)にてご提供致します。

【対象商品(価格はいずれも税抜表示です】
 Contemporânea PDG105N ¥8,000→¥4,000!
 Contemporânea PDMV105C ¥14,000→¥10,000!
 Contemporânea PDMV105CT カスタムモデル ¥22,000→¥15,400!(+送料無料)
 GOPE 650LT カスタムモデル ¥27,000→¥19,000!(+送料無料)


いずれも約3割引~半額というディスカウントでのご奉仕。イエー。もちろん通販ですので日本全国のお客さまが対象です。
正直サンバタウン店主が丹精込めて焼き上げた&叩き上げたハンドメイドプラチネラ(要はシンバル部分ね)が仕込まれているカスタムモデル(Contemporânea と GOPE のショーロ向け機種)につきましては、この価格で販売することは過去にも一度としてありませんでしたし、今後もありません。何故かと申しますと、もう作る予定ないから(あっさり)。

さらには耳寄り情報として、まだ通販サイトにアップしておりませんが、あの!幻の!マルメラアダによるオリジナルハンドメイドパンデイロ「阿部音具」1996年モノ(中古)を¥30,000(税抜・本体のみ・送料無料)にて大放出致します。こちらも期間は7/10(日)まで。ま、要はワタシの私物なんですけどね。このモデルを使って演奏することはもうほとんどなくなりましたし、東京・西巣鴨のマルメラアダ店主・アベさん自らが、かのマルコス・スザーノ所有のパンデイロの仕様(注:当時)そのままに製作した伝説の9枚合わせ(9枚っすよ9枚!)プラチネラセット、しかも当時製作のヴィンテージ品を血眼になって探し求めておられた方にお譲りしてもいいかな、とまあこういうわけでございます。
ヘッドはREMOのスキンディープを装着しておりますので、重低音もバッチリ。その日からマルコス・スザーノのサウンドが手に入ります。知らんけど。自作愛好家には自分のお気に入りのボディやヘッドに交換して最高のオリジナルパンデイロを作り上げるというテも。
※「阿部音具」パンデイロにつきましては別途メール(zezi@sambatown.jp)等にてお問い合わせ下さいませ。

7/10(日)までの期間限定、早い者勝ち企画ですので、我こそはという方、お早めにどうぞ!
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おつとめごくろーさまです。

2016-02-21 14:52:54 | 訳詞
ケーサツ(Polícia)


人助けのために
存在してるというけど
市民を守るために
存在してるというけど

制止されるのはたぶん君の方
捕まるのはたぶん君の方

警察!誰のために要るんだ
警察!誰のために必要なんだ

やつらは言う
「従うように!」
やつらは言う
「答えるように!」
やつらは言う
「協力するように!」
やつらは言う
「配慮するように!」

警察!誰のために要るんだ
警察!誰のためにこんなのが必要なんだ



Dizem que ela existe
Prá ajudar!
Dizem que ela existe
Prá proteger!
Eu sei que ela pode
Te parar!
Eu sei que ela pode
Te prender!...

Polícia!
Para quem precisa
Polícia!
Para quem precisa
De polícia...(2x)

Dizem prá você
Obedecer!
Dizem prá você
Responder!
Dizem prá você
Cooperar!
Dizem prá você
Respeitar!...

Polícia!
Para quem precisa
Polícia!
Para quem precisa
De polícia...(2x)


【作詞/作曲 Titãs】


Polícia
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サンバタウン円頓寺本店 一旦休業のお知らせ

2015-12-27 10:46:17 | 連絡事項

皆さんこんにちは、サンバタウン店主・ゼジです。

さて、突然ですがサンバタウンはこのたび、本年限りで円頓寺本店におけるブラジル関連商品販売の営業を終了させていただくことになりました。2011年6月のオープンより四年半、2003年の創業時より数えればまるまる12年、お客さまはじめ弊店を応援下さいましたすべての方々に心より感謝申し上げます。

と申しましても、サンバタウンそのものがなくなるわけではありません(ってこのフレーズこれまで何回使ったっけ・・・)。
円頓寺店舗はほぼそのまま残し、円頓寺という地域コミュニティの活性化に大きく寄与できる事業を新たに立ち上げるべく、ただいま検討の真っ最中であります。こちらは決定次第改めてご案内させていただきますので、どうぞご期待下さいませ。

つまり、要するに、
・ブラジル音楽ショップとしては閉店します(通販も実質的に終了)
・店は残して新たに何かします(ただし別の何か)
・定期的なブラジル音楽イベントを通じて引き続き円頓寺と関わってまいります
という三点が主旨でございます。

なお今後はイベント企画・技術サービス事業等の分野を軸に活動して参りますが、店主自身も、引き続き商店街ホーダ・ヂ・ショーロを中心に、円頓寺でのブラジル音楽イベントを定期的に開催していく所存です。CD/DVD、それに楽器等、ブラジル音楽商品の販売という分野につきましては力及ばず店舗営業を断念せざるを得ない形となってしまいましたが、サンバタウンが円頓寺に貢献できる可能性はまだまだたくさん残されています。知らんけど。

というわけで、皆様方には今後とも変わらぬお付き合い、またご指導・ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。

なお、郵便物等のご送付につきましては、恐れ入りますが下記にお送り下さいますよう併せてお願い致します。

〒470-0162 愛知県愛知郡東郷町春木白土2-207
サンバタウン 上沖央明
※メールアドレスは変更ございません

以上、簡単ではございますが、まずはご連絡まで。
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久々に、パンデイロ(←けっこう定番のやつ)。

2015-09-27 14:53:43 | パンデイロ

こんにちは、パウロ・コエーリョです。嘘です!
出でよ、アルケミースト!!(天にかざした聖剣から紅蓮の炎が吹き出す)

いや、そういうのじゃなかったような・・・。

さて。

細々と再開したサンバタウン通販、今回はわりとスタンダードっぽいパンデイロ商品をアップしてみました。そろそろパンデイロ、いってみよっかなーというチャレンジャブルな方がおられましたらば、是非チェックしてみて下さい。
http://sambatown.shop-pro.jp/?mode=cate&cbid=1985599&csid=0

今回は超定番のメーカーContemporânea(コンテンポラネア)の製品を中心に、エントリータイプからカスタムメイドモデルに至るまであれこれ。いずれも一品モノにつき売り切れ御免ということで、よろしくお願い致します、ハイ。
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ブラジル音楽試聴会、ふたたび。

2015-09-14 13:54:06 | イベント

えーと、取り急ぎイベントの告知でございます。まずは案件のみ簡単に。
店主、なんだかずいぶん余裕がなくなってきたような気がします。アウ。

さて。
もう一週間先のハナシなんですけども。

9/20(日)はお待ちかね(そうか?)のブラジル音楽試聴会「円頓寺サロン」を開催致します。まさかの満員御礼(ていうかぶっちゃけ定員オーバー)となった前回7月の会の勢いは持続できるのか?フード持ち込み・ケータリング歓迎、和やかな円頓寺の夕べを素晴らしきブラジル音楽とともに。前回(7月)の反省をふまえ、今度はドリンクオーダーのインターバルタイムも設け、もう少しじっくりと聴ける構成に致します。

「円頓寺サロン~とことん!ブラジル音楽試聴会」
9/20(SUN)
19:00開場 19:30スタート
22:30頃終了予定(だいたい)
会場:サンバタウン
入場料:1,500yen 15名様限定 要予約
(予約の方は1dr付/当日の方はdrなし、ドリンク以外は持込自由)
フード持込み・ケータリング歓迎(持込み料金はかかりません)
ご予約方法:メール info@sambatown.jp までお申し込み下さい。
(営業時間内11:00~17:00に限り、TEL 052-485-8199でも承ります)


折りしもシルバーウィーク真っ最中の日程で恐縮ですが、グーゼンにもその日なーんも予定がなーいという方は是非遊びにいらして下さい。なるべく沢山の方々のご来場をお待ち申し上げます!
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